明日の約束 原作となった事件がある!?

明日の約束

ドラマ「明日の約束」は完全オリジナル脚本ではあるのですが、そのベースとなった事件が実際にあるようです。その事件について詳しくみていきたいと思います。

明日の約束 原作となった事件!?2005年:丸子実業・いじめ自殺事件

ドラマ「明日の約束」では、主人公・日向と母親の問題、日向の婚約者・本庄と家族(兄?)の問題、香澄のいじめの問題、香澄の復讐の事件の問題、霧島の前任校での生徒との恋愛がらみの問題、吉岡君の父親の不倫問題など数多くの問題が入り組んでおり、かなり話が複雑なのですが、そのなかでも、自殺した吉岡君にまつわるパートだけは、どうやら実際に長野県で起こった丸子実業の事件を多く踏襲しているようです。

新潮社から、「モンスターマザー長野・丸子実業いじめ自殺事件 教師たちの闘い」というノンフィクションの本が出版されており、そこに出てくる母親が、吉岡君の母親・真紀子の描写と酷似しています。

明日の約束 原作となった事件!?具体的な類似点

その実際の事件の内容とドラマの内容の類似点をあげてみると、母親は息子が亡くなったのは学校のせいだと主張し、弁護士を支援者とし、校長を殺人罪と名誉棄損で訴える等の訴訟をおこします。

母親は息子になりすまし、息子の所属していたバレー部員に、いじめをしていたことを認めさせるようなメールを送ります。

明日の約束 原作となった事件!?ドラマと比較すると・・・

吉岡君の母・真紀子は、圭ちゃんは学校に殺された、と激しく主張。マスコミと弁護士を味方につけ、学校やスクールカウンセラーの日向を訴えようと画策。

真紀子はバスケ部の長谷部キャプテンへ、吉岡君になりすまし、「先輩のせいで死にます」とのメールを送る。

などの点が挙げられます。さすがにドラマの真紀子の盗聴などは脚色されていますが、エピソードの根幹は実際の事件をベースにしていると言えるでしょう。

明日の約束 原作となった事件まとめ

実際の事件では、マスコミなどの真実とは異なる過熱報道のために、全国から非難が殺到。放火といった嫌がらせの事件まで発生したようです。

また名門であったバレー部にも世間の風当たりが強まり、大会への出場断念にまで追い込まれることになったとのこと。

事実は小説より奇なり、と言いますが、現実もドラマに匹敵するほどの負の連鎖が起こり、多くの人間が巻き込まれ苦しんだことが伺えます。

こうした事件が二度と起きないよう、「明日の約束」を見ながら、自省しさまざまな問題に思いを馳せていくことが、亡くなった生徒さんへの弔いになるのかもしれません。

せめてドラマでは、少しでも救いや前向きな未来が想像されるようなラストであってほしいと願うばかりです。

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