アンナチュラル 4話で描かれたさまざまな謎とその真相を大胆予想!

中堂の衝撃の過去が少し垣間見えた「アンナチュラル」第4話。しかしその他にも少しずつさまざまな謎が散りばめられていました。
そこでこのドラマに関する謎について整理し、現時点での真相を予想していきたいと思います。
脅迫文の犯人は誰?
この脅迫文の犯人、皆がそれぞれ心当たりがあったというくだりはとても面白かったのですが、全員の予想はおそらくハズれているのではないか、と予想します。
ズバリ、この脅迫文の犯人は“関係者ではないか”ということから、辞めた臨床検査技師・坂本による仕業ではないでしょうか。
坂本は訴訟を起こそうとするほど中堂に恨みを持っていました。その彼ならやりかねません。
そして終盤、中堂の秘密に関する情報を持って、再びUDIラボに戻ってきそうな気がします。終盤のキーパーソンは坂本かもしれません。
“夢のない”六郎の将来
“ニセ医学を斬る”というブログ記事が注目されたことで、週刊ジャーナルでのバイトが決まり、UDIラボの内部事情を探るためにネズミとして送り込まれた、という裏事情が明らかになった六郎。
彼はどうやら家業の医者という職業に興味がわかず、今は報道に興味を持っているものと思われます。しかし、ここにきてマスコミの真実ではないゲスな記事に対し、ジレンマを感じ始めているのではないでしょうか。
それと同時に同じ真相究明を解剖を切り口に行っている法医学の世界への興味が膨らんでおり、最終的には同じ真相究明なら、本当の真実がわかる法医学の道を選ぶのではないでしょうか。
おそらくマスコミの報道を巡り終盤で大きな事件が起こり、それを機に六郎は本格的な軌道修正を迫られることになるのでしょう。
彼はきっとラストに“ミコトに認められたい”から解剖医を目指す、と宣言しそうな気がします。
中堂が殺人容疑にかけられた8年前の事件の真相
この事件の真相は本当に先が読めません。
ただ遺体に“赤い金魚”なる症状があったということはわかっていますので、一番恐ろしい予想としては、8年前の事件の真犯人はまだ野放しで、同じ手口で犯行を繰り返している、ということが考えられます。
初回のサブタイトルにもあった“名もなき毒”により、粛々と“完全犯罪”によって殺人が行われ続けている、そして中堂は恋人を殺した犯人を必死に追い続けている、のではないでしょうか。
もしくは人ではなくまだ認知されていない新種のウイルスかもしれません。中堂自身が真犯人ということはさすがにあり得ないと思われるので、中堂の罪の意識は別のところにあるのでしょう。
恋人を守ってやれなかったこと、もしくは解剖の際に決定的なミスを犯してしまった、あたりではないでしょうか。
以上が独断と偏見での現時点での謎の真相の予想です。いよいよドラマも中盤に差し掛かり、ますます面白くなってきました。
脚本家・野木亜紀子さんのストーリーテリングの秀逸さが光るこのドラマ、どのような結末を迎えるのか、非常に楽しみです!