隣の家族は青く見える6話は現在の社会問題が盛りだくさん

隣の家族は青く見える

各家庭に重い問題がのしかかり、見ているのも辛くなるドラマ「隣の家族は青く見える」。そんな中唯一の救いは、奈々が義家族に恵まれていること。あんなに温かい義家族はいい意味でファンタジーです。

しかし他の場面ではシビアな現実でいっぱい。そこでそんなドラマのなかに描かれていた社会問題にスポットを当てていきたいと思います。

ちひろの方が在宅ワークに切り替え

元妻の急死というやむを得ない事情があったにせよ、亮司の事情で亮司のこどもを引き取ったというのに、仕事を調整したのはちひろのほう、というのになんだかすごくモヤモヤしました。

ちひろはもともと子どもを望まない女性だったにもかかわらず、亮太を受け入れただけでも物凄く折れてあげた側なのに、その上仕事まで調整させるのは、フェアじゃないような気がするのですが…。

そういう考えは冷たいのでしょうか。ちひろがいい人過ぎて少し気の毒になってしまいます。亮太との関係もかなり複雑ですし。

亮司(男性)のほうが仕事を調整し、育児に積極的になるという選択肢が、社会の中で自然に受け入れられればいいのに、と思いました。

育児休暇のフォローを要請される、不妊治療中の奈々

今までは温かないい職場なのかと思われた奈々の職場でしたが、奈々の不妊治療が長引き、急なシフト変更が重なると、やる気がないなら辞めていい、と言われるように。

その上育休を取る同僚を“お互い様だからフォローしてやって”、なんて、事情を知らないとはいえあんまりです。育児休暇と同じように不妊治療でも堂々と仕事を休める社会に早くなって欲しいと願わずにはいられません。

奈々も思い切って上司に不妊治療について告白してみてはどうなのでしょうか。理解のある上司なのかどうか…そこがわからないとなかなか相談する勇気も出てこないのかもしれませんが…。

孫の顔が見たい、”普通“を望む親世代

渉の母親の“孫の顔が見たい”はまさに親の常套句。そして親世代は特にどうしても“王道”を好むものです。なので渉の“カミングアウトしないことがせめてもの親孝行”というのもわからなくはありません。

しかし朔の言い分も至極真っ当。期待を持たせ続けていくのも残酷なことともいえます。渉と朔のカップル。

ラブラブの時は見ていてかなり微笑ましいのですが、実は一番根深い問題を抱えているのはこのカップルなのかもしれません。早く同棲婚が社会に広く認められ、人目を気にせずに生活できる日が来るといいのですが。

ただその意識を渉の母親世代の人がすぐに持てるか、となるとなかなか厳しいものがありそうです。

 

以上「隣の家族は青く見える」6話から、今の日本における社会問題を拾いだしてきましたが、本当に問題山積です。なぜこんなに生きづらい世の中になってしまったのでしょうか。

このドラマがいい問題提起のきっかけになってくれるといいのですが…。願わくばこうしたドラマをもっと多くの方が興味を持って視聴してくれるといいなと思います。

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