トドメの接吻 6話感想 長谷部とエイトが死す?宰子の恋は?

「トドメの接吻」もとうとう6話目に突入しました。宰子の気持ちと美尊の気持ちが揺れ動くなか、冒頭から「酒には溺れても、女に溺れたことはない」との名言を吐くエイト。
エイトは無事に父親の冤罪を証明することができるのでしょうか。以下6話の感想です。
美尊の気持ちの動きがわからない
あれほどお兄ちゃん子で、「お兄ちゃんが好き」と告白までしていた美尊ですが、ここにきて急速に尊氏から気持ちが離れてしまっているのは、なぜなのでしょうか。
たしかに尊氏は闇落ちしましたが、美尊の前ではそんなにあからさまにブラック化してはいませんし、どうしてこうも気持ちが変わってしまったのか、わかりません。
美尊はそんなに心の機微に敏感なタイプには見えないのですが…。
長谷部の死
どうやらあのクルーズ船の事故原因の隠蔽には、並樹乗馬倶楽部のメンバーの親たちがそれぞれ関わっているような様相を呈してきました。
もしかしたら探偵にマーキングされているのは、長谷部家だけではないかもしれません。
セレブがセレブのままでいるために、エイトの家族が犠牲になったと思うと、なんともやりきれない気持ちになります。
しかしあのビデオテープ、よくコピーが残っていました!あの映像を残しておくメリットがよくわかりません。そして長谷部が死んでしまうという展開は、かなり意外でした。
どんどん人間らしくなる宰子
宰子がエイトを好きになり、キスに平常心でいられなくなってくる感じは、なんだかとてもかわいらしかったです。唇がガサガサだと言われて思わず気にし始めてしまったり。
感情の読めないキス女だったなんて今となっては信じられません。エイトが来る前に口紅を引く乙女心。宰子がどんどん人間らしくなっていくのは嬉しい限りです。
ただエイトはまだ頼もしい相棒としか思っていないようですが…。
とうとう宰子とエイトがお互いの関係を知ることに
冤罪で罪を被せられた家族の顛末は、「99.9」でも描かれていましたが、見るに堪えない生き地獄です。世間の白い目にさらされ、多額の賠償金要求。
やってもいない罪のせいで家族全員の人生が崩壊してしまう。ある意味エイトの言う通り「死んでいたほうがよっぽどマシ」だったのかもしれません。
でもこうしてふたりは奇跡的に出会えたのだから、ふたりでタッグを組んで、ここから巻き返していって欲しい!です。
宰子とエイトのキスがどんどんお互いの感情を載せていくようになっているのが、痛々しく切ないです。
春海が今回から「さよならエレジー」を解禁。そしてラストにはエイトが死ぬ、というまさにターニングポイントになりそうな第6話。
次回は宰子が大活躍してエイトをもう一度蘇らせてくれると信じています!それにしても尊氏のブラック化の勢いは凄いですね。
どんどん手段を択ばなくなっていくのに、外観は相変わらずの爽やか王子。今後の展開にますます目が離せません。