シグナル チェインストーリー8.5話 兄の事件に関わる3人の青春の1ページ

目次
「シグナル」もいよいよ三枝の兄・加藤亮太の関わった事件に入ってきました。
しかし、なんという痛ましい事件。たったひとりの女子高生を10人ものクズが暴行するとは。そして、そのクズはさらに金とコネを後ろ盾に、鬼畜の所業を隠蔽。
金とコネのない三枝の兄・加藤亮太が生贄として身代わりにされてしまいました。腐りきった大人とその大人に守られるクズ。久しぶりにドラマを見ながら怒りに震えてしまいました。
そんな汚い大人たちにズタボロにされた、兄・亮太、被害者の井口奈々、そしてその友人の斉藤裕也の、甘酸っぱい青春の1ページを切り取ったのが、今回のチェインストーリーです。
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— シグナル 長期未解決事件捜査班 (@signal_ktv) 2018年5月29日
シグナル チェインストーリー8.5話 初々しい3人の姿に泣ける
なんかこう、こそばゆいような初々しさがたまらない8.5話ですが、こうしたキラキラした高校生活が一瞬にして地獄と化したかと思うと、もう3人が無邪気に話しているだけで泣けてきてしまいます。
チェインストーリー8.5話 奈々はなぜ亮太を裏切った?
奈々はなぜ加藤亮太を裏切ってしまったのか。そこに至るまでの大人たちの汚い圧力(おそらく金の力でしょう)と、家の経済事情と亮太の人生を天秤にかけられ、ただでさえ痛ましい事件の被害者なのに、そのうえ恐ろしい十字架まで背負わされてしまった奈々と思うと、言葉もありません。
彼女はきっと一生自分の選択を後悔し続けるでしょうし、抱えきれない罪悪感で押しつぶされそうになりながら生きているのではないでしょうか。
シグナル チェインストーリー8.5話 “勉強、教えてあげる”はキラーワード!?
私も学生時代赤点を取っていましたが、ただひたすらもう一度自分で勉強するしかありませんでした。
奈々はその点、赤点をとったことで、亮太に勉強を教えて貰えるという、ある意味恵まれた環境にいました。
チェインストーリー8.5話 亮太は奈々に対して・・・
亮太の本当の胸の内はわかりませんが、ついつい“勉強を教えてあげる”ことが恋の口実になっていたのかな、とゲスの勘繰りも。
もちろん彼の持つ往来の優しさや面倒見の良さと、奈々の成績の惨状を見るに見かねての、完全にピュアホワイトな動機だったのかもしれませんが、そうした甘い妄想を脳内で繰り広げながら見ていると、この3人の幸せだったころの続きがもっともっと見たかった…と思わずにはいられません。
シグナル チェインストーリー8.5話 弟思い・家族思いの亮太の夢とは!?
そしてさらに泣かせるのが後半に語られる亮太の夢。
チェインストーリー8.5話 亮太の夢が泣ける!
ドラマ本編でも、居酒屋で好きな食べ物を聞かれ、「オムライス」とイメージとは真逆のメニューを答える三枝に、長期未解決事件捜査班全員が凍り付いたシーンがありましたが、ここでも亮太によってオムライスの好きな弟について語られています。
そんな弟のためにも、家族全員で笑ってくらせる家を建てたいと夢を語る亮太。亮太は本当に頭も良くて性格も良くて、言うことなしの青年だったのですね。
シグナル チェインストーリー8.5話まとめ
以上、「シグナル」のチェインストーリー8.5話についてみてきましたが、見れば見るほど悲しくなる、それでいてかなり秀逸なミニドラマだと思います。
汚い大人の犠牲になった若者たちのきらめきが詰まったいい作品なので、「シグナル」ファンのかたはぜひ見てみてください。