陸王 半腱様筋とはどんな怪我?

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陸王のダイワ食品の茂木裕人の怪我は半腱様筋の損傷で、再発のリスクが高いという。豊橋国際マラソンで、宮沢紘一と息子、大地の前で、茂木選手は倒れてしまいます。無理をして走った為に半腱様筋を負傷してしまいます。
陸王 茂木の怪我「半腱様筋の損傷」は致命的
陸王では、茂木裕人がレース中に怪我を負ってしまいます。その怪我とは半腱様筋の損傷でした。半腱様筋の故障は、1度負傷してしまうと再発のリスクが高い為に、茂木選手は、フォームの改造を求められています。
「半腱様筋の損傷」でクビ!?
スポンサーのアトランティス社では、半腱様筋の負傷はマラソン選手には致命的な故障の為に、サポートは続けられないと茂木に伝えて、陸上ではなく違う部署で頑張って欲しいと実質クビを言い渡します。
1度、半腱様筋の故障を、起こしてしまった選手の統計を見ると30年の間、半腱様筋の故障した選手は62人で、レースで完全復活できた選手はいないといいます。
それほど、半腱様筋の負傷というのは、スポーツ選手にとって致命的なダメージのようです。かなり時間を掛けてきちんとケアをしないと克服できない症状のようです。
「半腱様筋の損傷」で焦る茂木
茂木選手は、結果が出せればまたサポートしてもらえると思っていました。足の調子が思うように良くならず焦っていたように見えます。
ライバルが良い成績を残しているのを見て、やはり、焦りからオーバーワークになって、会社にも追い詰められていたので、精神的なプレッシャーもあり、筋肉が緊張している状況だったので、思うように回復出来なかったのでしょう。
陸王 茂木が負傷した半腱様筋とは?
茂木選手が、レースでケガをした時、太腿をおさえていました。
半腱様筋は 、太腿の後ろにあるようです。半腱様筋は陸上選手だけではなくスポーツをしている人に多い故障場所になるようです。半腱様筋は、ハムストリングス(大腿二頭筋)と一緒に動きます。
ヒザを曲げたり、股関節を伸ばすときに働く筋肉になります。半腱様筋は、坐骨と脛骨にくっついています。半腱様筋はヒザの内側の筋肉で、ハムストリングスはヒザの外側の筋肉です。
半腱様筋をなぜ負傷する?
ランナーの場合、通常よりも後ろ脚が伸びた状態で、股関節が反り返る姿勢になってしまうために、筋疲労を起こしやすくなっているといいます。
そして、踵から着地をする走り方なので、ヒザにかかる衝撃と重心移動の時に、上体が後方にあるので、太腿後ろの筋肉をさらに動かさなければならなくなり、故障につながるといいます。
走る時に荷重移動をスムーズに行う事が故障を防ぐ第一歩です。
半腱様筋の負傷を克服するにはミッドフット着地を身につける
今はソールが厚いものが主流で、自然にヒール着地になってしまうといいます。足の故障を少なくするには、ミッドフット着地が有効で、ソールの薄い、はだし感覚に近い、足袋のようなシューズが必要だといいます。
茂木選手には、陸王でミットフット着地を身につけてもらいたいですね。笑顔で走る茂木選手を見たいと思います。