ブラックペアン レントゲンの意味するものとは?レントゲン写真の真相!

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「ブラックペアン」5話では最新手術支援ロボット・ダーウィンまで登場し、大掛かりな手術となりましたが、予想通りハプニングが発生。
結局、渡海とねこちゃんの登場で、なんとか小春ちゃんの命を救いました。これで小春ちゃんが亡くなっていたら、おそらく視聴者から苦情が来て炎上していたかもしれません。
そんななか、5話では渡海が見ていたレントゲン写真と同じものを、佐伯教授も眺めていたシーンも流れていました。佐伯教授もどうやら渡海と同じように、この患者の件についてずっと長年引っかかっているようです。
そこで、そのレントゲンの意味について詳しく見ていくことにしましょう。
レントゲンの意味!患者名は飯沼達治
あの胸部にペアンが残っているレントゲン写真の患者名は「飯沼達治」です。そして担当医は渡海一郎。渡海の亡くなった外科医の父親です。
飯沼達治とは!?
原作によると飯沼達治はもともと佐伯が担当していた患者です。佐伯が学会でスペインに行っている間に飯沼達治は急患で搬送されてきました。
そして、渡海一郎は佐伯の代わりに彼を担当。レントゲンを撮ってみてびっくり。なんと胸部にペアンが残っていたのです。
そのことについて佐伯に即座に連絡をとった渡海一郎でしたが、「ペアン摘出を行うべからず」という電報が届くのみでした。
レントゲンの意味!ペアン摘出を主張する渡海一郎
しかし、渡海の父・渡海一郎は“ペアンを摘出すべき”と主張。ほかの教授に掛け合いますが、大学内での地位が佐伯よりも低かった渡海一郎の主張に、誰も耳を傾けません。
そして佐伯からの電報の意味を“(佐伯にとって不都合だから、)ペアン摘出をしてはならない”という意味にとった、大学上層部により、渡海一郎は佐伯の帰国を待たずして、離島へ左遷されることになったようです。
レントゲンの意味!渡海の父・渡海一郎の結末
帰国した佐伯は、大学側が真相を解釈し間違えていることを知り、渡海一郎を訪ね、再度大学へ戻ってくれるよう懇願したようですが、渡海一郎はそれを拒否。
結局、渡海一郎は左遷されたまま外科医としての人生を終えたのでした。つまり、あのレントゲンの意味は盟友だった佐伯と渡海一郎の運命を大きく変えた症例だった、といえます。
しかし、佐伯もあんな短い電報ではなく、なぜもっと詳細を電話などできっちりと報告しなかったのでしょうか。ネットなどの普及していない時代とはいえ、ほかにもっとやりようがあったように思えてなりません。
また大学側も佐伯の帰国を待たずして左遷を決定する、などあまりにも浅はかすぎます。医師たちの連係ミスが生んだ悲劇、と言えるのではないでしょうか。
ブラックペアン レントゲンの意味まとめ
以上「ブラックペアン」でのレントゲンの意味について、詳しくみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
レントゲンは動かぬ証拠。このレントゲンがある限り、過去は風化されることはないでしょう。その真相がどのようにドラマの中で明かされていくのか、非常に楽しみですね!