ブラックペアン レントゲン写真は重要な証拠!?ブラックペアンとの関連性

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レントゲン写真にペアンの影!
ドラマ「ブラックペアン」が視聴率が13.7%と好スタートを切りました。二宮和也さんのダークヒーローを演じて話題になりましたが、ラストにさらに気になる映像が映し出されました。
胸部レントゲン写真の中にペアンの影が。いったい何を意味しているのか謎に迫ります。
渡海が見ていたレントゲン写真
1話のラストに、佐伯教授(内野聖陽)との会話の後に、部屋に1人になった渡海征司郎(二宮和也)が鋭い表情で1枚のレントゲン写真を見ていました。そこにはペアンらしきものが写っていました。
レントゲン写真は誰のもの!?
レントゲン写真は飯沼達次という男性患者のもので担当医には渡海一郎とあります。渡海一郎は渡海征司郎の父親で医内科医をしていましたがすでに亡くなっています。
渡海一郎とは!?
渡海一郎と佐伯清剛は、東城大学附属病院で若い頃に一緒に勤務していました。佐伯清剛が国際学会で病院を留守にする時などフォローを渡海一郎に頼む程二人は公私共に仲が良く信頼関係がありました。
本来、飯沼達次は佐伯清剛の患者です。佐伯清剛がフランスの学会に行っていた時に、身体の不調を訴えて来院した飯沼達次を診察したのが渡海一郎だったのです。
患者のレントゲン写真には、手術中に出血を止めるために使われる「ペアン」が写りこんでいました。佐伯からの指示はペアンを取るなというもとでした。
渡海の父親は外科に摘出手術をして欲しいと頼みますが断られます。渡海の父親は離島の病院に左遷されていました。
レントゲン写真のペアンに隠された真実
ペアンを外すと・・・
佐伯清剛の真意を何も知らない渡海征司郎は佐伯清剛を追い込んでいきます。
佐伯清剛の留守に渡海征司郎は、飯沼達次に体内のペアンの存在の真実を伝えてしまいます。そして、急患と偽って手術を東城大学附属病院で行います。
佐伯清剛のフォローを頼まれていたのが高階権太(小泉孝太郎)で、渡海征司郎は佐伯清剛がペアンを体内に置き忘れている医療ミスを犯している事を伝えます。2人で手術を始めます。
患者の体内にあったペアンを外します。しかしその途端に大出血して術部は見えなくなってしまいます。3リットルくらいの出血がありましたが佐伯清剛が駆けつけて再びペアンで止血します。
カーボン製でできている特注のブラックペアンはレントゲンに写る事がなく、火葬されれば一緒に燃えて残らないようになっていました。再び同じ事が起こった時に考えられたものでした。
ペアンが体内に残っていた理由
佐伯清剛は飯沼達次の直腸穿孔を手術をした時に仙骨前面の静脈からの出血をペアンでしか止める事ができなかった為に仕方なくペアンを患者の体内に留置したまま閉腹したのでした。
ペアンを外すことが不可能だったというのが真実です。すぐに家族や患者に言わなかったのは、そんなことを信じるとは思えなかったので、佐伯清剛はその時は何も言わず後できちんとフォローするつもりだったようです。
急患で運ばれた時に、今は手術をしないで欲しいとだけ伝えたかった佐伯清剛ですが別な意味で解釈されてしまいました。
渡海親子と佐伯清剛の関係
病院関係者が佐伯清剛に忖度する形でペアンの置忘れを指摘した渡海一郎を佐伯清剛には内緒で大学病院から追い出していたのです。
佐伯清剛は渡海一郎に大学病院に戻ってきてほしいと頼みますが離島の医者になっていた渡海一郎は断ります。罪滅ぼしをしたいと言った佐伯清剛に渡海一郎は息子渡海征司郎を一人前の外科医に育ててほしいと頼みます。
レントゲン写真についてのまとめ
いかがでしたか。何も知らなければ佐伯清剛は嫌な奴ですが、レントゲン写真に隠された真実を知ると見方が変わります。