ブラックペアン 二宮和也が左利きとは思えない超絶スピードオペを披露!

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「ブラックペアン」二宮和也が左利きとは思えない超絶スピードオペを披露!
手術シーンも容赦なく内臓を見せる「ブラックペアン」。慣れていない人は思わず直視できないような映像が続出し、ここは好き嫌いがぱっくり分かれることでしょう。
個人的には内臓系のグロい映像は大の苦手でしたが、「ドクターX」でいくらか鍛えられたようで、今回の「ブラックペアン」では比較的大丈夫でした。
そしてその生々しい内臓の映像よりも注目を浴びたのが、主演二宮和也さんの華麗なオペの手さばきです。主人公・渡海は右利きですが、実際の二宮さんはなんと左利き。
その利き腕を変えてまでの熱演に称賛の嵐が巻き起こっています。そこで、その手術シーンについて、詳しくみていきたいと思います。
二宮和也は左利き!?右利きに変えられるもの?
二宮さんは一見天才肌に見えますし、実際天才的な才能も持っているのでしょうけれど、実際にはインタビューなどによると、とにかくオペの手さばきを日々練習しているようです。
これに関しては米倉涼子さんも同じことを言っていました。たった数分のオペのシーンを約10時間もかけて撮影する、という過酷な撮影現場。
そしてそこでリアリティを出すために、帰宅後も家で必死に練習を重ねているとのこと。天才でも努力(前準備)を怠らない姿勢は、まさに渡海そのもの。二宮さんと渡海がシンクロしてしまいますね。
二宮和也のオペシーンの手の動きが速すぎる!
そしてまるで患部をバイオリンを早弾きしているかのような、俊敏な速さで縫い付ける二宮さん。しかし現場の外科医さんによると、“腕の良い外科医は手を早く動かさない”ものなのだそう。
つまり、動きが遅くても手術が早く終わる→無駄な動きが一切ない、のだとか。確かにあれほど高速に大きく腕を動かしていたら、腱鞘炎にでもなってしまいそうですし、長丁場での手術では体力を消耗してしまいそうです。
あのオペの仕方はある意味ドラマならではのサービスなので、致し方ありませんが、本来のうまい外科医はゆっくりとスーっとオペを行うもののようです。
シロクロの使い分けが見事な二宮和也
そして二宮さんは、オペ室での無敵感と、普段の怠惰な感じの使い分けが秀逸です。ちゃんと見せ場を心得ている、というか、押さえるところは期待を遥かに超える力量を見せてくれるような印象を持ちました。
「母ちゃん~」と母と電話で話す若干マザコンっぽい素の時と、高階相手に「お前死ね!」と言い放つ時の、あの落差。まさに白と黒です。
内野聖陽さんもかなり迫力のある俳優さんですが、全く負けていないのが凄い。あの華奢な体から、ここぞという時に放出されるオーラがハンパなく、見ていて目が離せません。本当に素晴らしいの一言です。
以上「ブラックペアン」での二宮さんのオペシーンや演技などについてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。今後も二宮さんの努力の賜物であるオペのシーンを、目をそらさずにしっかりと見届けたいと思います。