ブラックペアンに最新医療ロボット・ダビンチがダーウィンとして登場!

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ブラックペアンに最新医療ロボット・ダビンチがダーウィンとして登場!
「ブラックペアン」では終始、大学病院内でインパクトファクターや論文にのみに執着し、肝心の医療技術が伴っていない外科医がごろごろと現れ、オペ室での血液噴水を見るにつけ、震えあがっている視聴者も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。(治験コーディネーターのみならず、こうした描写も大学病院などからクレームが来ないことを祈ります)
そんな外科医の腕に心配な方々に朗報!なんと最近では手術支援ロボットなるものが開発されているようなのです。
そこで「ブラックペアン」5話に登場するダーウィンこと実在する手術支援ロボット・ダビンチについてみていきたいと思います。
ダビンチとは?
ダビンチとは胸腔、腹腔の内視鏡下手術ロボットとして初めて開発されたもの、とのことで、高精度な3D 内視鏡を備え、超精密な手術ができる手術支援ロボットだそうです。
大きく切開して手術するのではなく小さな穴から手術を行うため、患者の負担が少ないのが特徴です。
また、この4月から保険適用範囲も広がったため、今後ますます多くの患者さんを救い、その負担を軽減していくと期待されている医療機器なのだそうです。
なんだか複雑でよくわかりませんが、こうした医療面でのテクノロジーがどんどん進歩していってくれるのは、非常に夢がありますね。
またこの機械、患者さんの負担軽減のみならず、術者の負担も軽減されるのだとか。お医者様も激務で大変なので、その点も素晴らしいです。
臨床実験も年間28万例ほど行われており、日本でもアジアで初めて2000年に導入。こうしたロボットが一般的に普及する日もそう遠くはないかもしれません。
ダビンチの欠点とは?
これほどの素晴らしい機器ですが、スナイプのように弱点などはないのでしょうか。
実は触感を感知する機能がない、という欠点があるとのこと。なので縫合が不完全になるなどといったトラブルも多く、また精密機器であるがゆえにメカニカルなトラブルも発生してしまうようです。
やはりこうした最新テクノロジーも欠点はつきもののよう。人間が完ぺきではないのと同じように、機械も完璧なものはないのかもしれません。
ブラックペアンではダビンチ改めダーウィンとして登場
「ブラックペアン」5話ではダビンチの名称をダーウィンと変えて登場。
心臓のダビンチ手術のパイオニアであるニューハート・ワタナベ国際病院の協力により、ダビンチを特別に借りてロケを敢行したとのこと。
本物をドラマ撮影に使用するとは、TBSさんの制作費の潤沢さゆえでしょうか。
本物のダビンチをテレビで見られるのは貴重かもしれません。音尾琢真さんのおっしゃるとおり、まさに“一見の価値アリ”と言えそうです。
ブラックペアンに最新医療ロボット・ダビンチについてまとめ
以上「ブラックペアン」5話に登場する医療ロボット・ダビンチについてみてきましたが、医療技術は目に見えないところでどんどん進歩しているのだなあ、と感服します。
いつか私もダビンチにお世話になる日が来るのかも!?