モンテクリスト伯 すみれが暖の母のお墓参り。「いい報告」とは!?

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「モンテ・クリスト伯」6話では大きく話が動き、とうとう復讐劇初の死者が出てしまいました。
その殺し方も、真海が直接手を下したものではなく、真海はあくまで“仕上げ”に土をかけただけ、という極めてクレバーな手法。しかしほぼ生き埋めのような形で最初の復讐を果たしました。
そんなグロい展開のなか、心が洗われるようなシーンも。それは景色の良い丘での、すみれの墓参りのシーン。一体すみれは誰の墓参りに行ったのでしょうか。
モンテクリスト伯 すみれが暖の母のお墓参りに!
すみれが参った墓、それはなんと亡くなった暖の母親のものでした。
暖の母のお墓の前で懺悔するすみれ
“助けるべき人だったのに助けられなかった”と懺悔の言葉を口にするすみれ。地上げ屋に家を奪われ、孤独のなか餓死という無残な形で死を迎えた暖の母親の葬儀を、ひとりで執り行ったのはすみれだったようです。
この事実を暖こと真海は知っているのでしょうか。そして母親の墓があることを知っているのでしょうか。
墓参りに連れ添ったのは皮肉にも・・・
しかも、よりにもよって南条のマネージャーの愛梨を伴っての墓参り。愛梨の感情を逆なでしないといいのですが。
愛梨は真海のすみれへの愛を疑っていますから、ここにきてすみれも暖への思いを捨てきれないでいた、となれば、また愛梨は暴走するかもしれません。
モンテクリスト伯 すみれの暖の母への「いい報告」とは?
すみれは暖の母親への懺悔の言葉を口にしつつ、さらに意味深な「いい報告ができた」という言葉も発しています。
「いい報告」とは何でしょうか。
これはおそらく、“暖が生きていた”ということだと思われます。すみれだけはやはり真海=暖ということをなんとなく疑っていたのでしょう。
すみれは暖が真海だと確信している!?
そして前回の夕食会での直接対峙で、ようやくその確信が持てた。なので“暖が生きていた”ということを暖の母の墓前に報告したかった、というのが今回のすみれの墓参りの目的だったと言えるでしょう。
すみれも今や一児の母親。子を持つ母親の気持ちが痛いほどわかるはず。だからこそ、暖の母親に一人息子の無事を一刻も早く伝えたかった。すみれはやはり素敵な女性ですね。
真海が復讐をやめるとすれば・・・
しかし、すみれは真海の「幸せです」という言葉を本当に本心だと感じたのでしょうか。暖は“生きて”いて、それは喜ばしいことですが、こんな復讐の鬼と化しているとわかったら、暖の母親はどれほど悲しむでしょう。
真海に復讐をやめさせられるのは、それはきっとすみれやこの母親のお墓の存在ではないでしょうか。
モンテクリスト伯 すみれの暖の母のお墓参りまとめ
以上「モンテ・クリスト伯」6話で描かれたすみれのお墓参りのシーンについてみてきました。
暖の母親が息子のみならず、家も取られて悲しい亡くなり方をしたことは、本当に残念でなりません。
この件についての真相ものちに明かされるのでしょうか。どういう経緯でそうなってしまったのか非常に気になりますね。