海月姫ドラマ版の感想まとめ(1話〜最終回)

目次
芳根京子さん主演月9ドラマ「海月姫」第1話の感想です。大人気コミックのドラマ化ということもあり早くも話題となっています!
すでに映画化されているほど人気の海月姫ですので、やはり内容はとても面白く見どころ満載でした!
ここでは、ドラマ版海月姫の感想(1話〜最終回)をまとめました。
海月姫ドラマ版の感想 1話
主人公であるクラゲオタクの倉下月海を芳根京子さん、女装男子である鯉淵蔵之介を瀬戸康史さん、月海に恋をする蔵之介の弟の鯉淵修を工藤亜須加さん、月海が住む天水館の管理人の娘である和物オタクの千絵子を富山えり子さん、
レクサスを愛する鯉淵家の運転手の花森よしおを要潤さん、政治家である鯉淵慶一郎を北大路欣也さん…と、ここまではイメージにも合いますし納得の豪華なキャスティングでした。
キャスティングに納得とビックリ!
主人公であるクラゲオタクの倉下月海を芳根京子さん、女装男子である鯉淵蔵之介を瀬戸康史さん、月海に恋をする蔵之介の弟の鯉淵修を工藤亜須加さん、月海が住む天水館の管理人の娘である和物オタクの千絵子を富山えり子さん、
レクサスを愛する鯉淵家の運転手の花森よしおを要潤さん、政治家である鯉淵慶一郎を北大路欣也さん…と、ここまではイメージにも合いますし納得の豪華なキャスティングでした。
ビックリしたのは、天水館に住む尼~ずのメンバーです!
存在感の薄い枯れ専のジジ様役に木南晴夏さん、鉄道オタクのばんばさん役に松井玲奈さん、三国志オタクのまやや役に内田理央さん…美女達がオタク役を熱演していることにビックリしました!
特にばんばさん、まややはパッと見ただけでは全く誰だか分からないのですが、声を聞いても分からないほどの熱演っぷりです。
また、修を狙う稲荷翔子役の泉里香さんのハジけまくった悪女役も最高です。初回から豪華キャスト達の熱演で笑い転げました!
瀬戸康史さんの女装がすごい!
最初見たときは、可愛いけどやはり男性だなと思ってしまったのですが見ているうちに引き込まれてしまい、終わる頃にはとても可愛い女性にしか見えなくなりました!
うっすら見える髭の跡がちょっとリアルな感じもしてそれもまた良かったです。第1話から蔵之介の派手な衣装が気になったので第2話以降も注目していきます!
原作との違う!
原作コミックでは修が兄、蔵之介が弟でしたが今回のドラマ「海月姫」では全く逆の蔵之介が兄、修が弟という設定でした。この設定がどう影響してくるのかも気になります!
また第1話が思ったよりも早い展開でしたので、原作や映画を見ていた方は少し驚いたのではないかなと思います。第2話以降が原作と全く同じなのか、それとも少し変わってくるのかも気になりますね!
女の子は誰でもお姫様になれる!
月海は亡くなったお母さんに「女の子は大きくなったら誰でもお姫様になれる」と言われましたが、大人になった月海はいつも「私なんか…」と思い込んでいました。
蔵之介や修と関わることによってオタクの月海が人間として女性として成長していくストーリーです。
どんな女の子でもお姫様になれるということを伝えたい「海月姫」ですので、女性の方には特に見てもらいたい作品だと思います!
海月姫ドラマ版の感想 2話
コミック、映画でもキャラクターの濃さが人気の理由でもありましたが、やはりドラマもすごいです!
今回2話では、早くも転機の時がやって来ました!
尼~ず大変身がスゴすぎた!
尼~ずが暮らす天水館が無くなってしまうかもしれないという緊急事態となりました!
説明会に行けと鯉淵蔵之介(瀬戸康史)に言われ尼~ず皆で向かいますが何の意見も言えず途中退席をして帰って来てしまいました。
しかも月海(芳根鏡子)はいつもの冴えない格好だったため意中の相手、蔵之介の弟の修(工藤阿須加)に気付かれもせず、さらに超肉食系の悪女、稲荷(泉里香)が修を狙っています!
蔵之介は尼~ずに渇を入れるために尼~ずを大変身させます!まやや(内田理央)は普段のジャージ姿からは想像のつかないモデルのような美女に!アフロのばんばさん(松井玲奈)は金髪ボブに!
月海は清楚系美女に!ジジ様(木南晴夏)はきらびやかなゴージャスな女性に!千絵子(富山えり子)は…いつも通り着物でしたが、皆でもとの姿が分からないほどの大変身を遂げました!
その後いつも通りの服装に戻ってしまいましたが、またキラキラな尼~ずが見たいですね。
花森(要潤)の口の軽さが酷い!
修は女性が苦手なのですが、蔵之介は運転手である花森に何か知っていないかを聞きます。
最初は教えられないと言っていた花森でしたが、愛車のレクサスに手形をベタベタ付けるよ?と脅されると簡単に口を割りました。
修が幼い頃、父親の慶一郎(北大路欣也)と蔵之介の本当の母親である愛人の元へ訪れると…慶一郎と愛人の行為真っ最中を見てしまいました!それがトラウマとなっていたのです。
以降初めて恋したのが蔵之介が変身させた月海だったのですが初めての恋故に不器用すぎる修が可愛いです!しかし修は稲荷の策略により眠らされ、朝起きると修と稲荷はベッドの中…。
ショックを受けた修は花森に相談をするのですが、花森は自身の経験から大丈夫だという謎のアドバイスをしました。花森はきっと蔵之介にこのことを話すでしょう!
お互いに惹かれ合っている月海と修ですが、花森という口の軽い男に振り回されないことを願います!
恋の三角関係はどうなる…?
修に恋する月海ですが、まだそれが恋だとは気付いていません。自分なんかが恋なんてと思っていますが、母の言葉を思い出しドレスに身を包む月海はとても可愛いかったです!
その姿を見た蔵之介はクラゲのドレスを作ってそれを売り天水館を買い取るお金にしようと提案します!
少なからず月海にドキドキさせられている蔵之介ですが、蔵之介自身恋愛経験は豊富なため月海に恋をするとは思ってもいません。
修は月海に夢中ですが、普段の月海の姿を見てもやはり気付きません。しかも稲荷と関係を持ってしまったかもしれず、どうすれば良いのかと悩んでいます。
不器用な3人が見せる恋の三角関係が今後どうなっていくのか気になります!
海月姫ドラマ版の感想 3話
初回から豪華キャストと瀬戸康史さんの女装姿が可愛すぎると話題になっています。
今回第3話では月海(芳根京子)は傷付き、蔵之介(瀬戸康史)はピンチに…!
ドレスも蔵之介も可愛すぎる!
蔵之介の提案でドレスを作ることになりましたが、仕上がったドレスが可愛すぎました!
クラゲの触手イメージでパールが垂れ下がっていたり、フワフワなスカート、レース使いとかなり可愛い仕上がりで、それを着た蔵之介もめちゃくちゃ可愛すぎます!
しいて言うならハイヒールで歩き方が少しだけ残念な気もしましたが、そんなことも気にならないような可愛さでした!
月海の恋が切ない
蔵之介の弟の修(工藤阿須加)に自分でも気付かないうちに恋をしている月海ですが、今回ついに二人っきりでデートをします!
修は蔵之介の手によって綺麗に大変身した月海に恋をしているのですが、デートでやっと眼鏡のオタク姿の女の子が月海だということに気が付きショックを受けます。
稲荷(泉里香)と修が付き合っていると思っている月海でしたがデートは楽しかったようです。女性が苦手な修は稲荷の誘惑に屈することはなかったのですが、稲荷の策略によって月海は傷付けられてしまいました。
やけ酒をするほど落ち込んだ月海ですが、翌日修は天水館を訪れ月海のことを守りたいと思ったと叫びます!二人の恋はどうなるのか?蔵之介、稲荷も巻き込んだ恋の行方がとても気になります!
蔵之介の正体がバレた!
ドレス製作のためにジジ様(木南晴夏)と千絵子(冨山えり子)は月海を連れ、蔵之介の家を訪れます。ジジ様は枯れ専のため、鯉淵家の歴代当主の写真を見ることが目的でした。
ドレスが出来上がると、ジジ様と千絵子はリビングで写真を見ているのですが、そこへ蔵之介の父である鯉淵慶一郎(北大路欣也)が帰ってきます。
慶一郎は二人をもてなすとジジ様は大喜びしていましが、慶一郎が「息子の友達?」と言ったことに千絵子は違和感を感じます。
再度確認すると、二人の後ろには女装をしていないスーツ姿の蔵之介が写った家族写真が飾られていました!
二人は月海や蔵之介に何も言わずに天水館へと帰り、翌朝二人は蔵之介を呼び出します。そこで二人は蔵之介に二度と天水館へ来るなと言います…。
まやや(内田理央)、ばんばさん(松井玲奈)も蔵之介が男であることを知り、蔵之介は大ピンチを迎えます!
せっかく可愛いドレスを作ることができ、月海もやる気になってきたのに、これからどうなってしまうのでしょうか…?第4話の予告ではまた皆一緒にいる所が見られましたが、まだまだ波瀾の予感です!
海月姫ドラマ版の感想 4話
天水館が再開発によって取り壊されるという緊急事態に、尼~ずはどう立ち向かっていくのでしょうか。本当にドレス作りで利益をあげていくことができるのでしょうか。
今回は尼~ずたちがとうとう初仕事を成し遂げます!
失礼極まりないオシャレ女子たち
いつもオシャレ女子の描写を見ると気分が悪くなってしまうのですが、初対面の他人に向かって「キモい」「アンタ誰?」とか言えるものなのでしょうか。
ドラマの世界だからデフォルメされている、と思いたいのですが、実際はどうなのでしょう。これだとせっかくの美しい外見も台無しです。あからさまに他人の容姿を悪く言える人間の気が知れません。
修の恋路を邪魔する慶一郎に幻滅
前回、千絵子とジジ様を蔵之介の友人として手厚くもてなしていた慶一郎。いいお父さんだと思っていたのですが、ここにきてまさかの修のピュアな恋を妨害。
花森を使って稲荷とステディな関係に、と企んでいるのには幻滅しました。…しかし、よくよく考えてみると修が本当に将来政治家となるのなら、政治家の妻としては稲荷が断然適任です。
月海では絶対に務まりません。なので修の恋路はどちらにせよ前途多難であるのは間違いないでしょう。なんだか修がかわいそうになってきました…。
尼~ずの変身シーンがあっさりしすぎている
このドラマで残念なのは、せっかく尼~ずがオシャレ女子に変身しても、あまり盛り上がらないことです。なんというか唐突でさらーっと流れてしまうのであまりカタルシスが感じられません。
月9なのでもう少し変身シーンのときにはキラキラ感みたいなものを出してくれるといいな、と思います。劇伴の影響もたしょうあるのかな、とも思います。
三角関係が本格化する日も近い?
ラストで蔵之介が月海にかわいい、と思わず言ってしまい、自分でいたたまれなくなり帰宅する、というシーンがありました。
蔵之介はどうしても自分の月海への気持ちを認めたくないようですが、いつ素直に認めるのでしょうか。しかし認めた段階で番宣通りの奇妙な三角関係がとうとう成立してしまいます。
兄弟間で同じ人を好きになるというのは、なかなかしんどそうです。
鯉淵兄弟は双方性格がいいので問題ないのかもしれませんが、少し心配になりますね。
海月姫ドラマ版の感想 5話
今回第5話で第1章が完結し、次回からは第2章が始まるため第5話では色々と急展開が起こりました!
展開が早すぎ!
冒頭にファッションショーを行うことを決めて、そこから猛スピードでドレスを仕上げてなんとかファッションショーを成功することができましたがあまりに急ピッチで事が進むので驚きました!
実際にファッションショーを行うには何ヵ月も前から綿密な打ち合わせが必要ですよ言いたくなります。けれどファッションショーを成功させたことで、これまで後ろ向きだった尼~ずにも変化がありました。
まやや(内田理央)はコンプレックスだった目を出してモデルとして活躍し、花森(要潤)をメロメロにしてやりました!
ジジ様(木南晴夏)や千絵子(冨山えり子)は積極的にドレス作りに参加し、ばんばさん(松井玲奈)はまややと同様にご褒美のために頑張りました!
誰よりも努力した月海は達成感でいっぱいで、ショーの後ドレスを眺めていると蔵之介(瀬戸康史)からキスをされます!そしてそれを修(工藤阿須加)が見てしまいました!
恋の三角関係もついに動き出しそうです!色々と急展開がありましたが、第2章が気になります!
新キャラ、ノムさんも強烈!
千絵子の友人のノムさん(安達祐実)にドレス作りの協力を頼むのですが、予想を裏切らない強烈な個性のキャラクターでした!
ブライス人形オタクのノムさんはブライス人形のためにドレスを手作りしているためドレス作りの腕はプロ並みです!
語尾には「でしゅ」を必ずつける早口の独特の話し方で、さらに色々な人に「虫ケラ」と毒を吐きます!
強烈なキャラクターのノムさんを演じる安達祐実さんですが、36歳とは思えないあまりの可愛さに驚きました!
蔵之介の女装の精度がどんどん高まってる!
初回の蔵之介の女装と比べると、格段に綺麗になっていると思います!慣れとも言うのかもしれませんが、どんどん綺麗になっているなと感心してしまいました。
見た目ももちろんなのですが、歩き方なども女性らしく、ハイヒールを履いてランウェイを歩く蔵之介は脚も歩き方も本当に美しく女性にしか見えませんでした!
海月姫ドラマ版の感想 6話
第5話ではファッションショーを無事に成功させましたがここからはまた違う流れになっていきそうです。
月海(芳根京子)、蔵之介(瀬戸康史)、修(工藤阿須加)の三角関係にもついに変化がありました!
ついに告白…!
第5話の終わりに蔵之介は月海にキスをしたため月海はパニックに陥っていましたが、翌日蔵之介は何食わぬ顔で天水館に現れあのキスは挨拶みたいなものだと言いごまかしました 。
しかし月海と修が一緒にいるところを見ると胸が傷む様子ですのでやはり蔵之介は月海に惹かれています!
一方、修は蔵之介が月海にキスをするところを見てしまっていましたがどちらにも何も言わず平静を装っていました。修はこれまでとは違い月海の力になりたい、協力したいと様々な手助けをしてくれました。
そんな修の姿に月海も惹かれていますが月海は相変わらず自分なんかが…と積極的になれずにいますが、そんな月海に修がやっと告白をしました!
明らかに惹かれ合っている二人ですが恋愛初心者の二人ですのですぐにどうこうなるわけではなさそうです。なんだかんだで月海と蔵之介がくっつく気もしています。恋の三角関係から目が離せません!
分裂…しなくて良かった!
ファッションショーの成功でより強い絆がうまれた尼~ずでしたが、ほぼニートの尼~ずが急に忙しく働くことになったためまやや(内田理央)とばんばさん(松井玲奈)は納得いかずに蔵之介に反発してしまいます。
事の発端は、稲荷(泉里香)が天水館に電話をし、電話に出た月海に対してファッションショーなんかしてもなんの意味もないと言い、それを尼~ずに伝えたところあんなに頑張ったことが無意味だったと思ってしまったからでした。
一時はバラバラになりかけた尼~ずでしたが、修の発言にヒントをもらった月海がデモをする!と皆に声をかけると皆賛成し再び絆を深めていきました。
一時は本当にどうなることかと思いましたが、月海の熱意や修のファインプレーで事なきを得ました。蔵之介は昔から暴走ぎみなのですが、少し色々と考えるようにする良いきっかけになったのかなと思います。
ジェリーフィッシュの今後はドレス…?
蔵之介の発案で立ち上げたブランド「ジェリーフィッシュ」ですが、今回第6話でドレスにとらわれなくても良いのでは?ということに蔵之介は気が付きます。
尼~ずが着たい服を作ったとき、着たい服を着たときの尼~ずはとてもイキイキとしていました。これを踏まえて蔵之介と月海がどんな服を作っていくのか気になります!
海月姫ドラマ版の感想 7話
第7話では主人公の月海(芳根京子)がまさかの結婚…?!そして謎の男の登場で月海が…!
結婚?!
月海に告白した修(工藤阿須加)ですが、月海はキャパオーバーで考えられずにいました。そこへ修は追い打ちをかけるように結婚を前提に付き合ってほしいと再度告白し、月海はそれに対して首を縦に振りました。
まだまだ付き合い始めたばかりの二人ですが天~ずは目白先生の言う通りに二人を早く結婚させようと急かします!
蔵之介(瀬戸康史)は付き合い始めた二人に対し祝福しきれずにいて、蔵之介自身は自分の気持ちにちゃんと気付いていないようですが修は勘づいています。
修は蔵之介の気持ちに勘づいていながらも初めてちゃんと人を好きになったようなので諦めません!
このまま二人は結婚するのか?兄弟で月海を取り合うことになるのか?修を好きなことに気付いた稲荷(泉里香)もいるため、波乱の予感しかしません!
謎の男にドキドキ!
第7話から登場の、アパレル業界の異端児こと実業家のカイ・フィッシュ(賀来賢人)がさらに月海達を翻弄します。
たまたま出会ったカイと月海でしたがジェリーフィッシュのドレスを見てドレス、ドレスのデザイン、そして月海自身を3億円で買い取りたいと言ってきました!
月海のデザインを見て月海のデザイナーとしての実力を買いたいということだと思いますが、もしや恋愛要素も…?と思わせられドキドキしてしまいす。
久し振りに連ドラに登場の賀来賢人さんですので今後どんな展開を見せてくれるのか楽しみです。
千絵子と千代子がついに顔を合わせた!
千絵子(富山えり子)が土地の権利書を隠しなんとか時間稼ぎをしていましたが稲荷達によって権利書を見付けられてしまったためついに天水館売却の手続きが進んでしまいそうです!
千絵子の母の千代子(富山えり子)は韓国から帰国し、天水館を売ることを決めて手続きを進めようとしていますが、なんとか思い止まることになるか?それともこのまま手続きが進んでしまうのか?
千絵子と千代子が久し振りに顔を合わせるシーンでしたが富山えり子さんが1人2役を演じていますので天~ずの翻弄される様が面白かったです。
千代子はしばらく登場することになりそうなので、富山えり子さんの1人2役が見ものです!
海月姫ドラマ版の感想 8話
天水館の大ピンチに訪れた大きな起死回生のチャンス。月海はカイ・フィッシュの提案をうけいれるのでしょうか。そして天水館は一体どうなってしまうのでしょうか。
みんないい人・鯉淵家
ドラマ界で毒親が蔓延しているなかで、鯉淵家の健全なことといったら!皆明るく基本的に人のいい人間ばかり。見ていてとても和みます。
とくに容子さん。夫に愛人を作られても、その子ども・蔵之介を引き取り、平等に愛し育てるなんて、そんなことができる人はそうそういません。そしてあのからっとした明るさ。本当に素敵な女性です。
まさかの尼~ずの裏切り
ひとり天水館を守ろうと奔走した結果、自己犠牲を払い自らシンガポールへ行く道を決めた月海。そんな月海を全く引き留めもせず、大金に目がくらんでいる尼~ずには、蔵之介同様驚きました。
今までの温かな尼~ずの交流は何だったのでしょうか。全く理解できません。引き留めてもらえなかった月海、そして母親に続き月海にまで去られた蔵之介の心中を思うといたたまれません。
しかも月海を生贄にして天水館を奪還してパーティー、とかありえないのですが。尼~ずの好感度が一気に急降下しました。
ラスト近くでは、月海のデザイナーとしての才能が花開くことを祈って、はなむけをしたつもりで送り出した、というのが真相と明かされますが、ちょっと流れが不自然だったような気もします。
蔵之介の渾身の叫び
蔵之介の「行くな!」は良かったですね。
弟のためにそして奥手で純粋な月海のために、あからさまに自分の思いをぶつけることはしてこなかった蔵之介ですが、月海が遠くへ行ってしまう、となるとやはりタガが外れてしまったようです。
でも“たけ散歩乱入計画”に修も誘うあたりが蔵之介の優しいところ。キスしたりハグしたり、月海への思いがダダ漏れになってしまうことがあっても、必ず修のために軌道修正するのが、彼の優しさであり弱さなのかもしれません。
あと、セリフ付きで中原丈雄さんががっつり出演してくださったのも良かったです。“たけ散歩”はジジ様だけでなく、本当に番組が存在したら視聴者が和みそうないい番組ではありませんか!
ぜひ中原さんに“たけ散歩”で名曲喫茶巡りをしていただきたいと思います。
海月姫ドラマ版の感想 9話
月海がひとりで奮闘しているのを見ると胸が痛むのですが、早く天水館に戻れるといいですね。
ジジ様の見ていた求人サイト、その名もWindeed!
さすがジジ様、尼~ずに自立を提案するとは。そしてPC画面の求人サイトの名前がWindeed!これ、Indeedのパクリで、稲荷役・泉里香さん繋がりですよね?こういう遊び心、楽しいです。
モデル事務所、OINARI はさすがに強引すぎですが、稲荷さんのハジケっぷりは清々しいです。
伊藤ゆみの浮世離れした存在感
伊藤ゆみさん演じるファヨンの、浮世離れした存在感は魅力です。透明感とスタイルの良さが人間臭さをいい意味で排除しているような気がします。
しかしファヨンは車を横向きに乗っても酔わないのでしょうか。最後の最後の月海への粋な計らいも良かったです。
尼~ずのバイトのチョイスが悪すぎる
尼~ずの頑張りには拍手を送りたいのですが、どう見ても仕事のチョイスが悪すぎ!です。
ジジ様は“たけ散歩”は録画しておけばOKですし、まややもギリ合っているとしても、ばんばさんが受付嬢、とか千絵子さんがおしゃれなカフェの店員とか、あまりにも適性がゼロな職場を選びすぎです。
なぜ採用されたのかも謎ですが、それほどまで日本の労働力不足は深刻だということでしょうか。
ばんばさんがMVP
ここでまさかのばんばさんの美貌がお披露目されました。そして時刻表を暗記しているスキルも生かされ、大活躍です。アフロが火事、以外にもばんばさんの見せ場があって本当に何より。本日のMVPも納得です。
修のプロポーズ
修のここぞという時の瞬発力は凄いです。奥手で純粋な男性でもあれほどの行動力が出せるものなのでしょうか。
相手が優しい月海だからこそ、ガンガン行けるのかもしれませんが、修の一直線なところは目を見張るものがあります。
月海が気に入るようにクラゲの指輪を用意するなんて、ダサいという評価が多いですが、個人的には好印象です。
でも一見チャラ男に見える蔵之介のほうが、月海に対しては遠慮してしまうのは、好対照で面白いです。蔵之介にも幸せになって欲しいのはやまやまですが…。
尼~ずはあのバイトでどうやって食べていけるのか、かなり疑問ですが、とうとう天水館から退去することに。目白先生もアシスタントが急にいなくなって大丈夫なのでしょうか。
海月姫ドラマ版の感想 10話(最終回)
とうとうかわいい月海や尼~ずとのお別れの時が来てしまいました。天水館は本当に取り壊されてしまうのでしょうか。そしてそこに未だ住んでいる目白先生の正体は?
プロポーズを断る月海
月海は結局“守られているだけではダメだ”という理由で、修からのプロポーズを断ってしまいます。あのかわいいクラゲリングが…と悲しくなりますが、やはり時期尚早だったのは否めません。
月海がもっともっと成長して強くなってしまうと、あの最大の魅力のピュアさが失われてしまう危惧もありますが、残念な反面、予想通りの結果になったという印象でした。
でもこれからもなんだかんだで良い友人関係は続くのではないでしょうか。
3人で暮らすというナイスアイディア
月海と蔵之介と修の3人で疑似家族っぽく一緒に暮らす、という案、なかなかいいのではないかと思いました。世間での家族のあるべき姿とは違っていても、その構成員が合意し、幸せならオールOKでしょう。
3人が揉めることさえなければ、試してみてもいいような気がします。恋仲でも家族でも兄妹でもない、名称のない不思議な関係もアリです!
ノムさん、ニーシャ再び参上!
キャラの濃いノムさんとニーシャが再び天水館へ来てくれました!芸達者な役者さんの個性の強い役は抜群の安定感がありますね。ニーシャのカレー、私も食べたかったです…。
革ジャン姿も抜群にキマっていました。ファストファッションを嫌うニーシャですから、一点ものでしょうか。
最後のショーは水族館で
修の人助けが功を奏し、ショーの会場はなんと水族館に。そこには蔵之介の母・リナも現れ、現場はちょっとした混乱に。しかし強くなった尼~ずは、自らステージに立ちランウェイを歩きます。
皆美しいビジュアルを解禁。見事にショーを成功させました。
目白先生は滝藤賢一!
最後の皆の円陣にしれーっと入っていた長髪の男性。そう、最後の最後で目白先生も登場です。ネット上では又吉直樹さんではないか、との声が多数でしたが、正解は滝藤賢一さん。
滝藤さんにしては抑え目のビジュアルと演技で少し残念でしたが、原作の寄せたキャラだったのでしょう。千絵子さんがずっと好きだったなんて、一途な人だったのですね。
エンドロールのおまけ
そしてラストのラストに稲荷が月海と同じく、クラゲおたくだったことが判明?します…ていうか、これ、修を落とすためのフェイクですよね?
稲荷の月海風ビジュアルもなかなかかわいらしかったのですが、やっぱり個人的には芳根京子さんの月海のほうがいいですね。きっと修もそうだと思います…。
「海月姫」は終わってしまいましたが、カイ・フィッシュが天水館の大家さんになり、ドラマオリジナルの結末で大団円。月海から蔵之介へのキスは、ちょっと蛇足だったかも?ですが、またスペシャルドラマなどで尼~ずに会えたらいいですね!