片想いの敵 民衆の敵のスピンオフドラマ

片想いの敵

月9「民衆の敵」のスピンオフドラマ「片思いの敵」が先日完結しました。前田敦子さんが演じる市議会議員・小出未亜が主人公の約7分間のショートドラマですが、歌あり笑いありでかなり楽しめます。

そこでこのスピンオフドラマの見どころを紐解いてみようと思います。

ドラマラストで前田敦子さん熱唱!

「片思いの敵」ではドラマラストに必ず前田敦子さんが懐メロをカバーしてくれます。ちなみに最終の第5話では、松本伊代さんの名曲「センチメンタルジャーニー」でした。

個人的にはちょっとハスキーな声色が松本伊代さんと前田敦子さんで似ているのか、今までで一番ハマっていたように感じました。

1話では「ルージュの伝言」、2話では「年下の男の子」、3話では「赤いスイトピー」、4話では「木綿のハンカチーフ」と数々の往年の名曲が歌われますので、もし聴きたい方がいれば必見です。

アイドル時代を彷彿とさせる振りつけもキレがあってさすがです。

幼馴染・山中さやか役・伊藤沙莉さんが好演!

小出未亜の幼馴染・さやか役の伊藤沙莉さんがとにかくテンポよく、未亜のちょっとズレた話にツッコミを入れてくれるのが気持ちよいです。

今まで「トランジットガールズ」、「そのおこだわり、私にもくれよ!!」、朝ドラ「ひよっこ」と彼女の出演作を見てきましたが、今までのキャリアで培った抜群の安定感で、スピンオフドラマをしっかりと切り盛りしています。

彼女がいなかったらグダグダすぎて見ていられなかったでしょう。小気味よくて早くて的を得たツッコミは必見です。

このドラマを見ればもっと伊藤沙莉さんのファンは増えるのではないかと想像します。スカジャンとハスキーボイスが似合っています。こんな友人、私も欲しいです。未亜がうらやましい!

で、結局“片思いの敵”って誰?!

第5話でも予想通りグダグダの過去のマネージャーさんへの片思いが語られ、一向に前に進んでいない未亜。そんな様子を見かねた幼馴染のさやかは、とうとう未亜に喝を入れます。

未亜がなぜいつも片思い止まりなのか、それは未亜が“自分から好きと言わないから”“自分とも相手ともちゃんと向き合おうとしないから”とズバリと指摘。これにはさすがの兄のまさしも異論なしのようです。

つまり、片思いの敵、とは他の誰でもなく未亜自身だった、というのがオチでした。極めて真っ当な指南です。

なんだかんだいって、ずっと片思いなのは自分から勇気を持って告白しないことが大きな要因であることは否めません。未亜ほどのビジュアルでも、やはり恋愛は自分から動かないと何も変わらないようです。

 

第5話でスピンオフドラマは終わってしまいましたが、本編の月9「民衆の敵」のタイトルは何を指しているのでしょうか?

“民衆の敵”も結局一見政治家たちのようでいて、実際は自ら変えようとしない、自ら動こうとしない、民衆自身なのかもしれませんね。

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