ファイナルカット 藤木直人さん演じるミスター・メディア百々瀬の謎を徹底検証

ドラマの中でミスター・メディアとして君臨する百々瀬塁。「ファイナルカット」第3話では“百々瀬会”なるものを開催し、やや微妙な手つきでローストビーフをスタッフにサーブ。
さらに終盤スクープが流れたときに、“アルゴリズム”を連呼し書類を散乱させスタッフを罵倒。彼はなかなか興味深い人物です。その狂気と謎に満ちたキャスター百々瀬について徹底検証していきたいと思います。
藤木直人、メディアの影響力を語る<FINAL CUT> #藤木直人 #FINALCUT @finalcut_drama 【ほか写真あり】https://t.co/VXMpgXDNtr
— モデルプレス (@modelpress) 2018年2月13日
百々瀬の今までの略歴
チェインストーリーの情報によると、百々瀬は学生時代、社会風刺をテーマにした劇団に所属。
その端正なルックスからワイドショーのコメンテーターとしても出演、そして15年前にザ・プレミアワイドのキャスターに大抜擢された、とのこと。
そこから主婦層をターゲットにした柔らかいネタを武器に、当時のワンマンプロデューサー井出を押さえ頭角を現し、現在のように立場が逆転したようです。
また私生活はほとんど見せず、きれいな奥様と息子がいる、ということだけがわかっています。
百々瀬に対する疑惑
そして12年前の事件で、番組に対し絶対的な権力を持つ百々瀬が、小池の取材を退け、第2報からすでに犯人を早川恭子に絞り報道していたこと、が現時点での百々瀬に対する疑惑になります。
あれだけ嘘を嫌い、裏を取ることを徹底している百々瀬が、かなり早い段階で早川恭子を犯人扱いしている、というのはかなり不自然です。なので裏で警察から情報をもらっていた、というのは間違いないでしょう。
そして当初から怪しいやり取りのあった高田がその情報源であることはほぼ確実ではないでしょうか。
百々瀬は黒幕ではない?
ただ個人的には百々瀬はもっと重要な黒幕なのではないか、と予想していたため、5話ですでに慶介と対峙するような展開はかなり予想外でした。
百々瀬のキテレツな振舞いはただのミスリードだったのかもしれません。百々瀬は単に操られていただけであって、黒幕のコマにすぎなかった、としたら…本物の黒幕は別にいるということになります。
百々瀬にファイナルカットを突きつけられるのか?
次回の慶介のターゲットは百々瀬のようですが、今までのキャラよりもはるかに手ごわそうな相手だけに、本当にファイナルカットを突きつけられるのか、少し不安になります。
隠しカメラで追うぐらいではなかなか百々瀬の後ろ暗い証拠はつかめないのではないでしょうか。
慶介がどこから攻めていくのかわかりませんが、奥さんと子どもがいる、というところから百々瀬の弱みを握っていくのかもしれません。
以上、「ファイナルカット」の百々瀬について詳しくみてきましたが、百々瀬にはもっともっとハジけて欲しいなと思っているので、慶介にファイナルカットを突きつけられ、5話以降人が変わったようにおとなしくなるのは少し寂しい気もします。
慶介がどのような映像を入手し、その後百々瀬がどうなるのか、5話の二人の対決が非常に楽しみです。