コンフィデンスマンJP 冒頭で朗読されたフィンリー・ダンとは?実在の人?

コンフィデンスマンJPの1話の冒頭で、ダー子(長澤まさみ)が本を読み上げるシーンが映し出されました。フィンリー・ダンとありましたが、フィンリー・ダンについて調べていきます。詐欺の話なのでお金にまつわる言葉でした。
コンフィデンスマンJPの冒頭に読み上げた文面は
「君に金がない理由を教えてやろうか。
君に金がないのは、
君がひたすら金だけを愛さないからさ。
金というものはね、
浮気者には身を任せないものだよ。」
by.フィンリー・ダン
唐突にダー子が物語の初めに読んでいたのは文面です。この文はフィンリー・ダンの名言と言われているようです。
ドラマの冒頭にフィンリー・ダンのお金にまつわる名言が出てきたりして、このドラマを見ると、お金に対する考え方が大きく変わるかも知れません
冒頭に出てきた文面のフィンリー・ダンとは?
フィンリー・ダンとは、1867年7月10日生まれのアメリカのジャーナリストで、ユーモア作家と呼ばれていました。シカゴ出身です。
1898年「平時と戦時のズゥリ」で文壇デビューをしていて、この後酒場の主人ズゥリ氏を主人公に、社会、時事問題を風刺した一連の作品を発表しています。1936年に68歳の時に亡くなっています。
冒頭の名言が今後も出てくる?
コンフィデンスマンJPの脚本を担当しているのが古沢良太さんです。
杏さん主演の「デート~恋とはどんなものかしら~」も古沢良太さんの脚本で、「高等遊民」という作中に出てきた言葉や、夏目漱石の「月がキレイですね」などがSNSを中心に話題になりました。
今回はアメリカのユーモア作家の名言を使って話題になっています。これからどんな名言が飛び出すのでしょうか。
冒頭からコンフィデンスマンJPが面白い
仕掛ける詐欺の規模が桁外れで、予想外で引き込まれてしまいました。
裏カジノの店の従業員や客だけでなく、警察もすべて仕込みでターゲットから大金を巻き上げたり、ターゲットを罠にハメるために、本当に1から勉強して航空会社に就職してしまい、
飛行機まで丸ごとチャーターしてしまったり、また偽空港を作り上げて、空港職員から客まですべて仕込みなんて奇想天外過ぎて最後の最後まで騙されてしまいました。
赤星栄介を陥れた理由に、ダー子は赤星に潰された団子屋のファンで、老舗の団子屋に匿名でお金を送り、倒産しなくてすみました。団子屋を守る為というのも良かったです。
どこまでが嘘でどこまでが本当で仲間内でも騙し合いがあって目が離せないドラマでした。
赤星栄介役の江口洋介さんは、裏の顔の迫力ある演技やお金に対するいやらしさや表の顔の胡散臭ささなど完璧に日本のゴッドファーザーを演じていました。流石ですね。
古沢良太さんのシナリオは本当に引き込まれます。1話の視聴率は9.4%という事でしたが、ネットでは絶賛する声が多かったです。
いかがでしたか。あまりにも爽快な詐欺で次がとても楽しみです。ゲストも毎回豪華で、演出もおしゃれです。