anone ハズレの由来と意味 主人公ハリカのもう一つの名前

坂元裕二さん脚本、広瀬すずさん主演ドラマ「anone」がついに放送開始しました!
坂元裕二さんといえば、「Woman」や「Mother」で知られる脚本家で、今回「anone」も放送前から話題となっていました。
ドラマ「anone」1話から見た辻沢ハリカ(広瀬すずさん)を大解剖しちゃいます!
ドラマ「anone」主人公
辻沢ハリカ(広瀬すずさん)
通称ハズレこと、ハリカは清掃のアルバイトをしながらインターネットカフェで暮らす少女です。
カノン(清水尋也さん)とチャットをすることが日々の楽しみで、同じくインターネットカフェで暮らす少女達と仲良く暮らしていました。
しかし大金を目の前にした少女達は争い、結果ハリカは友人を失ってしまいます。ハリカには家族もおらず、他の友人もいないようです…。
ハリカは幼少期、祖母と二人で柘という街にある森で暮らしていました。学校にも行かず、毎日がおとぎ話のようにキラキラしていた日々…その思い出をカノンにも伝え、自身も大切にしていました。しかし…。
ハリカが祖母と暮らした森を再び訪れると、そこで衝撃の事実を知ってしまいます。実はハリカの記憶は間違っていて、その森は親に見捨てられたハリカが預けられた施設でした。
自由奔放なハリカは両親に愛想を尽かされ、弟だけを残しハリカを施設に入れました。
祖母だと思っていたのは施設の責任者である為貝真砂子(倍賞美津子さん)で、為貝から「お前はハズレだ」と言われ続けますがハリカは決して屈することはありませんでした。しかし…。
ハリカと同様にお仕置き部屋に入れられた施設の子供が体調を崩し苦しんでいました。鍵がかかっていてどうすることもできずにいると、やっと為貝がやって来ました。
その子を助けるにはハリカが自分のことを「ハズレ」だと言わなければならず、ついにハリカは「私の名前はハズレです!」と言ってしまったのでした。
その後、ハリカの弟は交通事故で亡くなってしまい、その後を追うようにご両親も亡くなり…ハリカは児童養護施設で一人生きていくことになりました。
カノンとの関係
実はカノンは同じ施設にいた子供で、チャットでハズレという名前を見た時にすぐにハリカのことかもしれないと気付きます。
やり取りをしていく中で、やはりハリカに間違いないと気付きました。しかしハリカが施設の思い出を素敵な思い出だと語っていたため言い出せずにいたのでした。
カノンは紙野彦星という名前でした。病気で入院しており、治療には大金が必要なため諦めているようです。
カノンの入院している病院をなんとか探し当てたハリカですが、カノンはハリカに会うことを拒みます。ハリカに会うと生きたくなるから…と告げられるとハリカは了承するしかありませんでした。
これまで通りの関係でいると約束した二人でしたが、ハリカが「あのね」と話し掛けようすると、カノンはチャットから退室してしまいました…。
第2話以降、ハリカはカノンを助けるために何とかお金を用意しようとするようです。ハリカにはカノンしかいないのでなんとかカノンには生きてほしいですね。
ハリカだけでなく、林田亜乃音(田中裕子さん)、持本舵(阿部サダヲさん)、青羽るい子(小林聡美さん)、中世古理市(瑛太さん)ら豪華出演者達が複雑に絡み合い見応え抜群のヒューマンドラマです!
水曜ドラマ「anone」第2話もお見逃しなく!