anone ネタバレまとめ(1話〜最終回)

ドラマ名別

目次

新ドラマ「anone」が1月10日にスタートしました。世の中の端っこでいろんなことを諦めながら生きる少女には本人すら記憶から消していた過去がありました。

ここでは、そんなドラマ「anone」のネタバレ(1話〜最終回)をしていきます。

anone ネタバレ 1話

第1話ではそんな主人公・辻沢ハリカ(広瀨すず)の過去と別の場所で生きてきた人たちが出会うストーリーです。どのような内容だったのか、anone第1話を徹底的にネタバレしていきます!

余命宣告を受けた男と自殺志願者の女の出会い

検査結果が芳しくない患者には深いポエムを語ると評判の医者から使い古された言い回しの一言を告げられた持本舵(阿部サダヲ)。

多額の借金を残しこの世を去った父が残したカレー屋を営んでいましたが余命半年と告げられ、店をたたむことにします。

閑古鳥が鳴く店内で父の写真に話しかける店最後の日に一人の女・青羽るい子(小林聡美)が来店しました。るい子はカレー屋で焼きうどんを頼み会計すらしないという少し変わった女。

ぎこちないながらも話に花の咲く2人ですが、るい子は偶然目に入った催告状の山をみて舵も自殺志願者なのではないかと仲間意識を感じ共に死のうと計画します。

ネットカフェで生活する少女たちと携帯越しの友人

周りから「ハズレ」と呼ばれこの日は孤独死があった部屋の後始末の仕事をしていたハリカは一晩1200円のネットカフェで生活をしていました。

そこにはハリカと同じくここを生活拠点とする二人の少女、有紗(磯井玲菜)と美空(北村優衣)がいました。

ハリカが本音を漏らすのは携帯越しでしか連絡を取り合うことのないカノンという男の子。

病気のため入院生活を送っているカノンの状態はいいものではなく、カノンはハリカに外の世界の話を聞かせてほしいと言います。

星の形の屋根があるおばあちゃんの家の記憶

ハリカはカノンに昔の話をしました。8才から12才まで森の中のおばあちゃんの家で暮らしていたということ。

おばあちゃんの家の屋根は星の形をしていて、おばあちゃんが自分に語るメルヘンな物語を信じ込んでいたこと。周りと違うのはハズレではなくアタリであること。

だから少し変わっているハリカはアタリなのよというおばあちゃんの言葉などを話しました。

海の大金と流れ星

ハリカの友人の有紗が興奮気味に帰ってきます。友人といった海に大金が隠されていたと言い、その場所は「柘」という場所。柘はハリカが育った森がある場所でもありました。

一方、カレー屋の舵はるい子が女性であるがゆえに会社で弾かれていたということと、その会社に火をつけたため刑務所で5年間を過ごしたという事実を聞かされます。

その時それぞれの場所で流れた流れ星、カノンは地球も流れ星になればいいのにとハリカに言いました。

使ってはいけない大金

ハリカ達は大金を探しに海を訪れ大金を発見。しかし友人の美空が裏切り金を持って逃げだします。それを終始見ていた林田(田中裕子)は美空から金を奪い返します。

次に全ての一万円札を回収しようとする林田とその金を偶然に拾った舵らで金の取り合いになり、そこを通りがかったハリカがその金を拾って逃げました。林田はその金を使ってはいけない金だと呟きます。

思い出の森と思い出した真実

逃げてきたハリカの目の前には思い出の風力発電がありました。記憶を辿り森の中へと足を進めるとそこには懐かしいお城のような造りの建物が。

建物の中から出てきたのはこの建物を管理する業者で、ここは昔どのような施設であったかを話し始めました。

ここは昔、問題がある子供の更生施設だったこと。しかし実態は何らかの問題で親に捨てられた子供が集められ、ここで虐待されていたということ。

最終的には一人の子供が死にそうになったことで閉鎖されたということでした。

ハリカの記憶は全て正反対でした。ハリカは親に捨てられこの施設に閉じ込められていました。ハズレと名付けられ記憶とは程遠い生活を過ごしていました。

そんな最中、両親のもとで育てられていたハリカの弟が亡くなり両親が後を追って亡くなったことをきっかけにハリカはこの施設を出て児童養護施設で暮らすことになります。

カノンの正体

事実を知ったハリカの目に入ったのはカノンから送られていた看板でした。そこには病院があり窓からは男の子が見えました。

カノンは全てを知っていました。ハズレがハリカだということも。共に森の中の施設で育った一人だったのです。

カノンはハリカに二人で脱走した日の事を話します。逃げるのに必死になっていた自分とは違いハリカは「あのね、」といろんな話をしてくれたと。

燃やされた金の秘密

林田は取り返した金を燃やしていました。しかしハリカのポケットには林田に渡さなかった2枚の一万円札がありました。取り出した金に違和感を感じよく見ると、2枚の一万円札は番号が同じ偽札だったのです。

anone ネタバレ 2話

初回放送から衝撃のシーンが飛び出したこのドラマですが、第2話はどのような内容だったのでしょうか?

カレー屋の今後

海で大量の一万円札を燃やしている亜乃音(田中裕子)を目撃した持本(阿部サダヲ)とるい子(小林聡美は)持本が営むカレー屋へと戻ってきました。

持本のカレー屋は近隣にできたカレー屋に客を取られ経営が悪化、元々担保にしていた店の土地を本社に返さなければならないと言います。

後日本社の人間であり持本の元同級生という男が書類を持ち訪れ、書類への押印を急かしますが、居合わせたるい子は書類を破り店から去ります。

追いかける持本にカレー屋存続の方法があるといい、それは大金を燃やしていた亜乃音の金を奪うというものでした。

林田亜乃音の過去

林田印刷所へと向かっていたのはハリカ(広瀨すず)でした。亜乃音に一万円札二枚を差し出し、偽札なのではないかと問いただします。このお金は先立った旦那がやっていたことで自分には身に覚えがないと説明する亜乃音。

お金が必要でお金を使った後は警察に捕まっても構わないというハリカを亜乃音は追い出そうとしますが、ハリカは偽札が隠されていた床下を調べはじめ、そこからデジタルカメラを見つけました。

そのカメラの中に写っていたのは亜乃音の夫である京介と、19歳の時に失踪した娘の姿でした。長年娘を探し続けていた亜乃音は写真を食い入るように見つめます。

写真に写っていたラーメン屋に見覚えがあったハリカは亜乃音を連れてラーメン屋へと向かいました。

店主は娘の事をよく知っているようで、娘は現在シングルマザーであり、京介とは孫を連れてよくあっていたと教えてくれました。

印刷所へと戻った二人、ハリカがネットカフェで生活をしていることを知った亜乃音の行為でハリカは泊まっていくことになりました。

夜パソコン越しに娘の写真を見る亜乃音が語ったのは娘が自分の子供ではないということでした。

印刷された一万円札

パソコンを閉じようとしたとき、偽札を印刷するためのデータを見つけます。印刷してみることにした二人でしたが、出来上がったのは片面しか印刷のされていない手触りも全く違うもの。

次の日亜乃音はハリカに掃除のバイトを取りたいとわざとらしく伝えました。ハリカは大喜びで掃除に取り掛かります。

忍び込む2人

亜乃音が仕事へ向かい、ハリカが残っていた林田印刷所に持本とるい子が到着しました。猫のえさを買うためハリカが印刷所を出たのを確認し忍び込んだ2人は、金目の物を探すため家中を引っ掻き回して捜索します。

帰宅したハリカと鉢合わせた二人は勢いで誤魔化し急いで外に出ますが、家の異変に気付いたハリカは2人を追いかけ逃がさないように噛みつく暴挙に。

帰宅した亜乃音の目に飛び込んできたのは荒らされた室内とハリカが脱ぎ捨てたパジャマでした。

トイレの中から聞こえたノック

ハリカをそのまま拉致しカレー屋まで連れてきた持本とるい子。暴れるハリカをなだめようとしている時カレー屋のトイレの中からノックが聞こえました。

トイレから出てきたのは置いてきぼりにされていた本社の男。そのポケットから落ちたのは拳銃でした。

弁当屋で働く謎の男

弁当屋で勤務する男は客が支払った一万円札を意味ありげに触りながら眺めていました。

anone ネタバレ 3話

前回放送の第2話では林田亜乃音(田中裕子)の元でアルバイトを始めたハリカ(広瀨すず)が、金目的で林田印刷所へと忍び込んだ持本(阿部サダヲ)とるい子(小林聡美)に連れ去られてしまいました。

連れ込まれたカレー屋のトイレからは拳銃を持った持本の友人の姿が。そして放送された第3話。どのような内容だったのでしょうか?完全ネタバレしていきましょう!

弁当屋で働く男

弁当屋で働く中世古(瑛太)は弁当屋の店主から偽装されないクーポン券の制作を任されました。仕事から帰宅した中世古の部屋は電子機器が部屋のほとんどを占めていてものものしい雰囲気。

開いている少しのスペースで夕飯の弁当を広げ電話をかけた相手に中世古はパパだよと話しかけます。

翌日中世古が店主に見せた新しいクーポン券は完成度はいいもののコストがかかりすぎるということで却下されてしまいました。

後日亜乃音の元に中世古が現れました。以前林田印刷所で勤務していた中世古が現れたことに亜乃音は喜びます。

林田印刷所まで来た中世古は亜乃音が席をはずしている瞬間を狙って工場の引き出しから何かの機械を取り出し自分のポケットに隠しました。

警察に追われていた友人

持本のカレー屋で持本の友人である西海(川瀬陽太)によって軟禁されているハリカ、持本、るい子の3人。

ハリカと亜乃音が親子だと勘違いしている二人は西海にハリカの母の裏金を盗もうとしたと話します。口をテープでふさがれているハリカは否定することが出来ません。

西海は亜乃音にハリカを誘拐している証拠を見せ身代金の要求をするという案を出しますが、るい子は西海の浅はかさに無謀だと指摘。しかし西海はるい子の息子を巻き込むと脅迫しるい子は協力せざるを得なくなりました。

西海が持っている銃はモデルガンを改造したものであり、ここに来るまでに職場の上司を撃ったことで警察に追われていました。

西海の言う通りハリカに銃口を向けている写真を亜乃音に見せるべくるい子は亜乃音の元へと向かいます。

ハリカのために亜乃音は身代金を払うのか

るい子から事情を聞いた亜乃音はるい子が娘だと言い張る人物が自身の娘ではないことに気付きます。

るい子から写真を見せられ危険な目にあっているのがハリカだとわかった亜乃音は夫が死亡した際に入った保険金1000万をためらいなく差し出しました。

るい子ははじめは探りながら話していたものの、金のニオイを感じ次第に多額の金を要求し始めます。るい子の言葉に騙された亜乃音は偽札のからくりをるい子に話し、片面だけ印刷された一万円札を見せました。

すり替えられた1000万

西海に身代金を渡すため亜乃音はるい子の誘導で橋までやってきました。橋の下にいる西海に金を渡し、ハリカの無事を確認すると安堵の表情を浮かべます。

持本に車を運転させその場から逃走した西海が袋に入っている金を確認すると、それは片面だけが印刷された偽札でした。騙されたと西海が気付いたとき、亜乃音とハリカも落ちている偽札を発見。

橋の上にいたはずのるい子の姿はもうそこにはありませんでした。

撃てる保証のないモデルガン

西海は自暴自棄になり一人海へ姿を消します。海へ向かう西海の手には身代金が入っていた林田印刷所の紙袋。それを偶然みていたのは中世古でした。

たまたまその先で不審車両を調べていた警察官が西海の腰に差し込まれていた銃を発見し西海に声をかけます。これはモデルガンだと主張した西海は自分のこめかみに銃口を当てます。

持本がいなくなったため一人になった車に戻った持本の耳に聞こえてきたのは一発の銃声でした。自分の頭を撃ち抜いた西海に驚いた警察は応援を呼ぶためその場から走り去ります。

一部始終を見ていた中世古は倒れた西海のそばに落ちていた林田印刷所の袋を回収、中の偽札を見つけました。るい子は一人バスに乗っていました。そのかばんには林田印刷所の封筒が入っていました。

anone ネタバレ 4話

一千万と一緒に行方が分からなくなった青羽るい子は一体どこに消えたのでしょうか?第4話の内容を徹底ネタバレしていきます!

青羽るい子の過去と幽霊

質素なつくりのアパートにるい子は住んでいました。そこに寄り添うように一緒にいるのは一人の少女の姿。るい子は昔から望んだことが叶わないというふしがありました。

野球選手に憧れ門を叩いた野球部では選手ではなくマネージャーを勧められ、バンドを組めば同じバンドマンに強姦まがいの行為をされるといった過去を持っていました。

その時にるい子は妊娠をしましたが、子供は生まれてくる前に死んでしまいます。

死んでしまった子供が女の子だったという情報を聞いてしまったるい子にはその日から自分と同じ年くらいの女の子が見えるようになりました。

自分の娘になるはずだった一人の女の子の幽霊。この幽霊にるい子は「あおば」という名前をつけ、いつも一緒に暮らしていたのです。

しかしある日るい子にはあおばが見えなくなりました。そのきっかけとなったのがるい子に本当の息子が生まれたこと。本当の母親になったるい子の前にあおばは姿を現さなくなったのです。

一千万を追うハリカと持本

ハリカは亜乃音に一千万を取り返そうと打診しますが、亜乃音はもういいの一点張りでした。どうせ使う気などなかったという一千万。ハリカは取り戻したら自分にそのお金をくれるのかと聞きます。

入院している友人のひこぼし君に先進医療を受けさせたいと考えているハリカにはお金が必要でした。金の行方を追うハリカは持本を訪ねます。持本はるい子の息子と連絡をとり自宅へ会いに行くことにしました。

そこは高級マンションで、息子は父と父方の祖母と暮らしていました。自分の事も人にやってもらって当然のような息子にハリカ達は驚きます。

るい子の行方は祖母も息子も知らず、それに加えてるい子が名乗っていた「青羽」という名字が偽名であることがわかりました。

るい子はある日、幽霊が見えると言い家から出たと言います。マンションを後にしようとしたハリカ達の前にタイミングよくるい子が現れ、二人は事情を聞くことにしました。

るい子が味わっていた苦痛な生活

るい子は息子を出産してから姑の家での暮らしを始めました。孫をかわいがる姑の行動は異常な面があり、散々祖母に甘やかされた息子は次第に常識外れの面が目立ち始めるようになったのです。

ある日体調を崩していたるい子に罵声を浴びせた息子、床に倒れこんだるい子を息子と姑はまたいで出かけてしまいました。病院に運ばれたるい子についていたのはあおばでした。

るい子は家を出ることを決意、金が用意出来次第息子をむかえに行くと啖呵を切ってしまっていたため一千万を奪ってしまったのです。しかしるい子が隠していた一千万は盗まれてしまい振り出しに。

家に戻るというるい子に持本は、るい子のことが好きだから戻らないでくれと言いました。るい子は家に戻り、息子と共に最後の晩御飯を作ります。

そして最後一人きりで食べる夕食、あおばは寄り添うように一緒にいました。離婚届けにサインをしてるい子は家を出ました。

亜乃音と孫と娘

亜乃音は娘が働くガソリンスタンドに来ていました。そこで孫が探し物をしているところに遭遇し一緒に探し物を始めます。自宅まで送っていったとき、娘に遭遇。

夜娘と話をする約束をしました。呼び出された亜乃音は遅れてきた娘から二度と自分たちの前に現れるなという約束をさせられます。

春に再婚をする約束をしている人がいるという情報を聞いた亜乃音はそんな言葉をかけられても、おめでとうと笑いました。

不審な男、中世古

中世古には小さな娘と家で中世古を待つ嫁がいました。お金を持っていた過去があり、そこに戻ることを目標に質素な生活を送りながら働く毎日でしたが、亜乃音が偽札を印刷しているのではと考え亜乃音に近寄り始めます。

以前林田印刷所で勤務していた中世古を亜乃音は疑いもしませんでした。亜乃音の娘が帰った自宅、息子と共に留守を任されていた再婚予定の相手、それは中世古でした。

anone ネタバレ 5話

前回はるい子の半生と亜乃音と娘の関係が描かれましたが、5話ではどのような展開になったのでしょうか?anone第5話の内容を完全ネタバレしていきます!

意味のない偽装家族

るい子は持本とハリカに促され、1000万を持ち逃げしてしまった事を亜乃音に謝りに行きました。

警察に自首させてくれと言うるい子に終始ハリカを通して会話をする亜乃音は明らかに二人と関わりを持つことを嫌がっていました。

持本が半ば無理矢理に作った昼食の焼きうどんは食べるけれど会話という会話もない状態。

その日は亜乃音が働く弁護士事務所の花房が、釣った魚を調理しにきてくれるという予定でしたが亜乃音はすっかり忘れていました。花房が訪問しうろたえる三人。

るい子と持本は亜乃音の妹夫婦であり、ハリカはるい子と持本の娘ということにしようと3人は決めたのです。

しかし亜乃音は花房に3人は他人だということをすべて説明済みで、各々の気持ちを察した花房はるい子ら3人のなりすましに乗ることにしました。

5人でご飯を食べ大人たちは酒を飲み、亜乃音とるい子たちの間に流れていた不穏な空気もいつの間にかなくなっており、その日るい子と持本は亜乃音の好意で泊まっていくことになりました。

次の日も、その次の日もるい子と持本は亜乃音宅に泊まりますが、それをハリカも亜乃音も咎めることはしません。いつの間にか4人は、自分たちでも気付かないほど自然に家族のような関係になっていきました。

ひこぼし君のいつか

ハリカはチャットで毎日の出来事をひこぼし君に報告していました。ハリカが話す少し先の未来にひこぼし君は自分の余命を考え卑屈になってしまうと正直な心の内を話しました。

ある日いつものようにその日に起きたハリカの出来事をチャット内で報告していると、いつもはすぐに返ってくる返事が返ってこなくなったのです。

心配で病院まで行ったハリカですがひこぼし君は集中治療室に移動しており会えない状況に。帰ってこないハリカを心配して亜乃音は連絡をとりますが、ハリカはいたって気丈な態度をとりました。

しかし亜乃音はハリカの異変を察知し、ハリカがいる場所へと急いで向かいます。

かつての友人が大変な時に自分は普通の生活をしていたと自分を責めるハリカに、その人を思って外で見守ろうと亜乃音は提案し、ひこぼし君の病室が見える場所で一夜を明かします。

翌朝、ひこぼし君の病状が安定したことを知ったハリカは亜乃音と抱き合い涙を流しました。

中世古のもくろみ

持本は林田印刷所にある数々の印刷機器をみて、印刷の仕事をしたいと思うようになりました。

その気持ちを聞いた亜乃音は過去に林田印刷所で勤務していた中世古から印刷のノウハウを学ぼうと連絡をとり、中世古が林田家に来ることになりました。

ハリカが人生初だと言った鍋を用意して中世古を待ちます。しかし訪れた中世古は鍋の誘いを断り、先に印刷の話がしたいと言い出したのです。

鍋をよけたテーブルの上に中世古は数枚の一万円札を出しました。止める亜乃音の声もきかずに説明し続ける中世古。日本のお札の偽造の難しさと、なぜ難しいのかというお札の仕組みを口早に説明。

そして持参した自動販売機のお札認証機器を取り出し、自分が作り出した機械を騙すお金を通してみせたのです。

中世古が作っていたのは、かつて亜乃音の夫が製造していた人の目を騙す偽札ではなく、機械を騙す偽札だったのです。その言葉の通り、機械に認証された中世古の偽札は一件ただの紙切れのようなものでした。

中世古はこの偽札の製造を亜乃音やハリカ、持本らに手伝ってほしいと言い出します。

anone ネタバレ 6話

第5話では瑛太さん演じる中世古がハリカ達に偽札の製造を手伝ってほしいと言い出し、少しずつ物語が動き始めました。

第6話ではどういった展開になったのでしょうか?徹底的にネタバレしていきます!

完璧な偽札

林田印刷所を訪れた中世古は、亜乃音やハリカ、持本やるい子に偽札の製造を手伝ってほしいと頼み込みます。そして中世古は過去に完璧な偽札に出会った話を語りだしました。

ある日中世古が働く弁当屋に来た一人の男性客。その男性客は数百円の弁当を一つ買い1万円で会計をしました。中世古はその1万円札を受け取りお釣りを渡します。

顔が見えないその客は風貌は少し変わっていたものの、中世古にとってはなんの変哲もない客でした。

しかしその男は10分後もう一度弁当屋を訪れ、10分前と同じ弁当を購入したのです。そして支払いも10分前と同じ1万円札での会計。

中世古はさきほどと同じようにお釣りを手渡し帰っていく客を見送ります。客が帰ったあと少しの違和感を感じた中世古は男が払った1万円札をレジから取り出し確認。

おかしな点などなにもない普通のお札に見えたその2枚の1万円札は製造番号が同じだったのです。それから中世古は偽札製造を計画するようになり林田印刷所へ入社したのです。

陽人とハリカ

いつものようにひこぼし君との連絡をとったあと、ハリカは中世古が働く弁当屋の前を通りがかりました。

そこにもう一人中世古を訪ねてきた小学生の男の子。学校をサボっていたその男の子は亜乃音の孫の陽人だったのです。

陽人は周りの子供と同じようにできないことから学校で浮いた存在になっていて、学校へ行くことが嫌になったと話しました。

ハリカが林田印刷所へ陽人を連れ帰ると仕事から帰宅した亜乃音は戸惑いますが、孫の陽人を前にして少しだけと陽人と遊び始めます。

自分が変わっていることで周りから受け入れいられない事実を亜乃音に話す陽人の姿に、ハリカは幼い頃を思い出しました。

偽札製造に興味を持った持本

るい子の買い物待ちをしていた持本の前を偶然中世古が通りかかります。これから偽札製造にむかうという中世古に誘われ、持本は中世古が作業部屋として借りている部屋へとやってきました。

そこで中世古と偽札製造の話を具体的にしているうち、持本は偽札を作ることへ前向きに考え始めるようになります。

中世古の元から持ち帰った偽札に使う容姿を見つけたるい子とハリカは持本を止めるため処分することにしました。

中世古が知る火事の真相

陽人を自宅へ送り届けた亜乃音は娘に会い、中世古と別れるように説得します。娘は中世古が結婚していることは知っているとして聞く耳を持ちませんでした。

亜乃音は中世古を呼び出し直接話をつけようとします。そんな亜乃音に中世古が語ったのは数年前に起きた火事の真相でした。

陽人がまだ小さい頃、母子家庭である娘を助けるため、亜乃音の夫と陽人の面倒を毎日のようにみていた中世古。

ある日亜乃音が書いた手紙を夫は娘に渡しました。それを燃やし処分した娘、それを陽人はみていたのです。陽人は就学前から変わっており、いよいよ通っていた幼稚園から退園をすすめる手紙が渡されました。

その日幼稚園へ迎えに行った中世古はその手紙を陽人と一緒に読み、陽人はおかあさんが悲しむと落ち込んだ様子を見せていましたが、そのまま中世古は仕事に戻りました。

その日に起きた火事で陽人と娘は無事だったものの、陽人を助けようとした男一人が死亡。中世古は陽人にその日に会ったことを聞き、その時の様子を動画撮影していたのです。

そこには幼い頃の陽人が映っており、幼稚園からの手紙をどうしたかと聞く中世古の質問にライターで燃やしたというような返答をしていました。

そのあとに燃やした手紙をゴミ箱に捨てたという陽人の言葉で、家事が陽人によって引き起こされたものだと亜乃音は気づきます。

生前の夫もまた中世古からこの動画を見せられ、陽人を守るために中世古から打診された偽札製造をすることになったのでした。

亜乃音が帰宅してすぐ、持本が持ち帰った段ボールを処分しに行っていたハリカが戻ってきました。処分するはずだった段ボールを抱えたままのハリカは亜乃音に向かって、偽札を作りたいと言い出します。

anone ネタバレ 7話

中世古に協力し偽札をつくることになった亜乃音、持本、るい子の3人はハリカを巻き込まないということを心に決め、ハリカに隠しながら偽札の製造を始めました。

家族としての想い

偽札を製造することにした亜乃音ら3人でしたが、まだ19歳という年齢のハリカを巻き込まないためハリカが不在時を狙って作業をすることにしました。

ハリカは陽人と仲良くなったことからよく陽人を家へ招いていましたが、時給の高いバイトを見つけ朝晩バイト三昧。なかなか家へ帰ってくることがなくなってしまいます。

中世古はまず識別のゆるい千円札から製造をしようといい、当面の目標は人気のない自販機へ偽造千円札を通すことと決め日々完璧な偽札をつくるため作業を続けます。

亜乃音はるい子と買い物に出た際、ハリカに対する思いを語っていました。自分の幸せを考えたことのないハリカに、普通の幸せを送ってあげたいとオシャレな洋服を購入した亜乃音。

しかしそれは自分からは渡せないとるい子に預けました。そんななかハリカが帰宅。寝る間を惜しんでバイトをしていたハリカは晩御飯も早々に寝入ってしまいます。

翌日中世古が印刷所へ訪れますが、亜乃音は仕事へるい子は買い物へ出ており、知られてはいけないハリカがまだ寝ている状態です。出迎えた持本はハリカが起きることはないと踏んで中世古と作業を始めました。

持本の予想を裏切って起きてきたハリカ。中世古と持本が作業する光景を目撃してしまします。帰宅した亜乃音らが見たのは偽札の製造を手伝うハリカの姿でした。

亜乃音はハリカに何も見ていなかったと言えと必死に説得しますが、ハリカは自ら望んでしたことだとそれを拒みます。そして亜乃音が訴える19歳としての普通の幸せをハリカはいらないと断言しました。

間違えて渡してしまった千円札

亜乃音が務める弁護士事務所の花房がカニを届けにきました。そのついでに以前から亜乃音が頼んでいたお茶も持って生きていた花房に亜乃音は代金を支払います。

しかし花房が帰宅したあとに渡した千円札は自分らが偽造した千円札だったと気付いたのです。翌日花房にそれとなく帰宅後の行動を探ると花房は金を使っていない様子でした。

昼寝をすると目を閉じた花房の財布が机の上にあることを確認し亜乃音は本物の千円札と昨夜支払った千円札をすり替えました。

一件落着と亜乃音はため息をつきましたが、寝ていたはずの花房は実は起きていて、亜乃音の行動すべてを見ていました。

亜乃音が偽札をつくるようになったのは

ハリカは中世古の事務所を訪れました。中世古は自分が亜乃音にハリカを製造に加わらせろと打診すると言い、自分が説得すれば亜乃音は断れないと言います。

ハリカはその言葉で中世古が亜乃音を脅していると察し、何をしたのかを問いました。中世古は例の陽人の動画をハリカに見せ、火事の事実も話します。

偽札偽装に気付いた人物とは

ハリカも加わって4人で偽札を製造し始めた亜乃音らは例の自販機にそれぞれの千円札を持って向かいました。るい子の千円札は通らず、持本のものも弾かれます。

一方、中世古の妻結季は子供を連れ外出していました。そこで見かけたのは夫である中世古の姿。結季はそのあとを追いかけます…

anone ネタバレ 8話

穏やかだった亜乃音の家での疑似家族の生活も、ニセ札づくりを契機に崩壊していきそうな気配の「anone」。

それぞれが過酷な過去を背負っているだけに、もうただ穏やかに4人で幸せに暮らしてくれ!と願わずにはいられないのですが、理市の導きによりどんどん悪の方向へと引きずられていく様に目を覆いたくなってしまいます。

「お金ってそんなに大事?」の問いの答えとは

お金がすべてではないけれど、お金はなくてはならないもの。「anone」を見ているとお金って何なのだろう、と答えのない問いを突き付けられているような気がしてきます。

理市の妻も「お金ってそんなに大事?」と尋ねていましたね。各登場人物のお金の向き合い方もそれぞれ。

ざっくりとまとめてみると、

・亜乃音―働いているため、そもそもお金に執着はなし。ハリカのために1千万円も差し出した。孫・陽人を守りたい一心でニセ札づくりに参加。

・舵―末期がんで余命が短いこともあり、お金に執着はなし。ただ純粋にニセ札づくりの作業そのものが面白く、ニセ札づくりに参加。ニセ札づくりに一番熱意がある。

・るい子―以前は息子と家を出るために、亜乃音の大金1千万円を持ち逃げしたが、今はそんなにお金に執着している様子はなし。亜乃音への義理でニセ札づくりに参加。

・ハリカ―彦星の高額な治療費を賄うために大金が必要。そのためにニセ札づくりに参加。

・理市―以前の富を取り返すべくニセ札づくりに没頭。娘の教育費のためでもある?

つまり、ハリカと理市以外は大金の具体的な使い道があるわけではなく、お金にそれほどの執着がないことがわかります。

たしかに医療費・教育費、などお金がないと十分に得られないものもありますが、「anone」ではむしろニセ札づくりを通して、“お金では買えないもの”の価値について描いているような気もします。

「お母さんの願いは大抵叶わない」

“お母さんの願いは大抵叶わない”これは若くして流産したるい子の娘・アオバの言葉。この言葉がまたしても現実味を帯びてきているようです。

るい子は舵とずっと一緒に生きていきたい気持ちがあるようですが、舵は末期がん。おそらくるい子と暮らせる日々もそう長くはないでしょう。

息子との縁も切れ、舵にも先立たれてしまったら、とるい子のことを思うと胸が痛んで仕方がないです。ハリカや亜乃音が彼女の支えになればいいのですが。

「anone」を見ていて思うのは、やはりあっという間に幸せというものは手から零れ落ちてしまうものなのだな、ということです。

ニセ札づくりを始めた途端に、あれよあれよという間にどんどん悪い方向へ流れてしまう感じは、とてもリアルな気がしました。

荒唐無稽な設定のなかにあるリアルが非常に刺さってくるこのドラマ。疑似家族を形成した皆が幸せになって欲しいのですが、これから先、どうなってしまうのでしょうか。

anone ネタバレ 9話

「anone」9話は大きく話が動いていきました。日常のささやかな幸せがあっという間に壊れていく様子は、残酷かつリアル。

しかも誰も悪意に満ちているわけではないのに、嘘のように悪い方向へ転がっていく様子は見ていて辛いものがありました。ではその内容から気になる点をピックアップしていきたいと思います。

隠蔽しない理市の妻の“正しさ”

理市のクレイジーさには震撼しましたが、自分の身内が何か罪を犯した時、どういう対処をしたらよいのか、非常に考えさせられました。おそらく隠蔽せずに理市の妻のように、通報するのがベストなのでしょう。

彼女は非常に“正しい”人だと言えます。「お金ってそんなに大事?」と理市に尋ねているシーンもありましたし。ただ人間そうそういつも“正しく”はいられないもの。

あの弁護士の花房でさえ、愛する亜乃音のニセ札づくりの罪を“見なかったことに”してしまったのですから。

それにしても、理市の幸せは“しっかり者のちゃんとした妻とかわいい子を持っている”ことだったはずなのに、どうして彼はそこに気づけなかったのでしょうか。

なぜあれほどまでにお金に執着してしまっているのでしょうか。なんとも歯がゆいです。

ハリカの幸せと彦星の幸せの決別

予想はついていたのですが、ハリカは悲しい嘘をついて彦星を傷つけ、彦星の前から去る選択をしました。

それはドラマ「トドメの接吻」でも描かれていましたが、“隣にいれなくても、愛する人が生きてさえいてくれればそれでいい”というハリカの思いからでしょう。

しかし、苦しそうに慟哭する彦星の姿を見るにつけ、愛する人が生きていること=一番の幸せ がすべてではないような気もしてきました。

彦星の立場からすれば、“愛する人と一緒に過ごせないのなら、生きていても仕方がない”残りの人生を愛する人と過ごしたい=一番の幸せだったはずです。

一見彦星の願いは自分本位のように見えますが、ハリカの、ただ彦星に生きていて欲しい、といのも、彦星の意思を排除した、充分自分本位な願いではないでしょうか?

結局“愛”というものは自分本位なもの、なのかもしれません。難しいです。

るい子の幸せと舵の幸せの歩み寄り

一方、舵とるい子の愛は、ハリカと彦星とは違う形になりました。るい子の願いは叶わない、かに見えたのですが、冷静に考えれば“愛する人とずっと一緒にいる”ことは誰にも絶対に叶わない願いです。

必ずなんらかの形で別れはやって来ます。そこでるい子は“舵を自分で看取る”という願いに書き換えました。そしてそれを受け入れた舵。二人は歩み寄り最後まで一緒にいる選択をしたのです。

おそらく彦星もきっとハリカに看取って欲しい、というのが一番の願いだったのではないでしょうか。舵の本心はやや見えづらかったのですが、るい子に看取ってもらえるというのは、舵にとっても幸せな選択だったと思います。

ただ、ふたりの期間限定の幸せも、ニセ札づくりの罪を逃れたうえで成り立っているもの。そこがかなり心配ではありますが…個人的にはそっとふたりを逃がしてやりたい気持ちでいっぱいです。

anone ネタバレ 10話(最終回)

とうとう疑似家族としての幸せな時間も終わり、それぞれが離散し、罪を問われるようになってしまった「anone」。ハリカたちはその後どうなってしまったのでしょうか?

結局最後までよくわからなかった理市の目的

HPでは理市のニセ札づくりの動機が判明する、といったようなことが示唆されていたように思うのですが、正直最後まで彼の目的はわかりませんでした。

ただおそらく幼いころに父親から虐待を受けており、弟が殺されてしまい、自分は逃げた、という重く辛い過去があるのだろうということはわかりました。

「アンナチュラル」「きみが心に棲みついた」に続いてこの「anone」でも、親に酷い仕打ちをされた子ども時代を持つ人間が、その後どのようにその経験を昇華していくのか、ということが最後の最後で問われていましたね。

このテーマ、今期のドラマで多かったのですが、結局自分が不幸だから、理不尽だからといって周囲の人間を攻撃することで鬱憤を晴らしていると、余計に負の連鎖が続いてしまう、ということなのでしょう。

「アンナチュラル」のミコトのように、自分の仕事をまっとうし、絶望する前にうまいものを食って寝る、そうやってやりすごしていくしかないのかもしれません。

理市の場合にはすでにしっかり者の妻とかわいい娘がいたのに…そこでなぜ満たされなかったのでしょうか。彼の存在は謎のまま終わり、彼の出所後の人生も謎のまま終わってしまいました。

ハリカの独り立ちの真意

ハリカは最後に亜乃音のもとを離れる決意をしますが、これはおそらく玲と陽人が帰ってきて一緒に暮らすことへの遠慮だと思われます。

母性に溢れた亜乃音はハリカを追い出すなんてことはできないだろうし、玲との関係への遠慮や気まずさもあることから、自ら身を引いた、というところではないでしょうか。

ハリカはひとりになることを選びましたが、実際は完全にひとりではなく、きっと今後も亜乃音やるい子との交流は続いていくでしょう。そうであってほしいと思います。

妄想も立派な処世術

るい子は娘・アオバに続き、舵まで亡くしてしまいましたが、るい子が“見える人”であって本当に良かったと思いました。

幻だろうと妄想だろうと、なんだろうと、それでなんとか生きていく支えになるのであれば、それは立派な処世術のひとつです。

るい子に限らず、ハリカも最愛の人との妄想を支えにしているようですが、いつかまたこのふたりにも素敵な出会いがあることを願ってやみません。

 

ホンモノとニセモノとは?という問いをずっと問いかけ続けたこのドラマ。結局その真偽が明確に問われるのは犯罪に関することだけ、ということでしょうか。

それくらい世の中には曖昧なものが溢れており、そこに白黒つけることに囚われるのは不毛なことなのかもしれませんね。

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