明日の約束 最終回視聴率5.9% 低迷の理由を考察!

明日の約束

ドラマ「明日の約束」最終回の視聴率が5.9%と発表されました。残念ながら2ケタには届かず、視聴率的には成功したとは言い難い数字です。

ではなぜこのような結果となってしまったのでしょうか。その理由を探っていきたいと思います。

明日の約束 最終回視聴率低迷の理由

最終回の視聴率が低迷した理由を探っていきたいと思います。

最終回視聴率低迷の理由①序盤で凄惨な事件が重なり、視聴者が引いてしまった

このドラマはそもそも生徒が自殺してしまうところから、すべてが始まります。

それだけでも充分重く見ているのが辛い展開でありながら、さらに追い打ちをかけるように、バスケ部顧問の先生、そしてバスケ部キャプテン、と次々と襲撃され重傷。

そして同時進行で毒親のネグレクトや過干渉な描写も行われており、その時点で多くの視聴者が視聴するのを断念してしまったのではないかと推察します。

そしてやはり始めから見ていなければ、吉岡君の死の謎を登場人物たちとともに追うことはできませんから、1度見なくなると再度見ようとする人は少なくなってしまうのではないでしょうか。

そこは1話完結の「ドクターX」「コウノドリ」や冒頭にナレーションがつく「陸王」などとは違い、ミステリーというカテゴリーの弱点なのかもしれません。

最終回視聴率低迷の理由②重い問題を盛り込みすぎた

上記のことと重なるのですが、個人的にはあの香澄の復讐のための襲撃事件や、うさぎや水槽の魚を“殺した”疑惑、いじめっ子突き落とし事件、といった暴力沙汰関連の事件はこのドラマに必要だったのか、かなり疑問です。

そうした凄惨な事件を省いて、“マスコミによる社会的制裁の恐怖”と“毒親の愛情という名の支配”のふたつで十分だったのではないでしょうか。

見る方もキツいですし、描く方も中途半端になってしまうので、やはりテーマは重く繊細な問題だからこそ、広げすぎず、本当に描きたいことだけに集約すべきではなかったかと。

ただマスコミの問題と毒親の問題では、すべて精神的圧力に関する問題ばかりなので、地味すぎて盛り上げにくい、というまた別のエンターテイメント性の問題が生じてきそうなので、どう判断するかはなかなか難しいところですが…。

最終回視聴率低迷の理由③現代人はストレスを抱え、忙しい

このドラマはチェインストーリーも制作・配信され、HPにも頻繁に記事がアップされており、本編のみならず細部にわたって丁寧に作られている作品です。

しかし残念ながらその細やかな作りを味わい尽くせるほどの、精神的・時間的余裕が視聴者にはなかった、というのが現状なのではないかと思われます。

当たっているドラマは、”1話完結で見やすい“”見ていて爽快感がある(スカっとする)“”萌えパートが存在“といった要素が見受けられるのに対し、残念ながら「明日の約束」はどれにもハマりませんでした。

ただ婚約者・本庄の豹変展開を失くして、日向をただただ温かく守ってくれるナイト的存在で固定すれば、工藤阿須加さんなら萌えパートとして十分成立したような気もします。

明日の約束 最終回視聴率低迷の理由まとめ

以上、「明日の約束」の低視聴率の原因について考察してきましたが、やはりこのドラマも惜しいな、もったいないな、という感が否めませんでした。

ただ最終回で“死ぬくらいなら逃げなさい”という強いメッセージを訴えかけてくれたのは、非常に良かったと思います。ちょっとした救いの展開が序盤から少しでも挟まれていれば、と思わずにはいられません。

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