アンナチュラル ヒロイン・三澄ミコトにまつわる秘密とは?

石原さとみ出演ドラマ

「アンナチュラル」では主演の石原さとみさんが、押さえた、終始受け身の役を好演していました。

今までの石原さとみさんの演じたキャラでは、「失恋ショコラティエ」のサエコさんが一番ハマっていたと思っていたのですが、今回はほぼ真逆のキャラ。

つかみどころがなく、闇を抱えているところは同じですが、そのトラウマの扱い方が、サエコさんは外へ発散、ミコトはぐっと内に堪えている感じでしょうか。

そこでヒロイン・三澄ミコトにまつわる秘密について掘り下げていきたいと思います。

ミコトの意味深発言

まずは1話でのミコトの意味深発言を取り上げていくと…

「私の家はここだけ」

サバサバしていて、仕事ができて、優しい彼氏もいて、プロポーズらしきものもされて、リア充万歳の女性か!?と思われた矢先、実家に立ち寄ったミコトと弟との会話で突如微妙な不協和音が生じます。

大喜びする母親とは対照的に、なぜだか神妙な面持ちの弟・秋彦。そして「その男は姉ちゃんのことを本当に知ってるの?」との言葉に、一瞬固まるミコトでしたが、そこで返した言葉が「私の家はここだけ」でした。

このシーン、弟がシスコンなだけか?と思われたのですが、ラスト近く婚約が破談になったとき、「姉ちゃんは自分の寝顔を見せられないんだよ」との言葉も含め、この後本当の意味が判明することになります。

「寝られるよ!」

六郎が婚約者・馬場に対して「恋人なのに、普通は恋人の亡くなった部屋で寝られない」というようなことを言ったときの、ミコトの即答した「寝られるよ!」の言葉。

いつも冷静なミコトが少し感情的になっているようにも見えます。この何気ない一言も実はものすごい説得力を持っていたことが後々わかります。

「そんな気分じゃないから食べるんです」

婚約者を突然亡くし、しかもMERS感染を拡大させた“犯人”として世間で扱われ、憔悴しきった馬場に言ったミコトの言葉。こういう時だからこそ、何か口に入れよう、と甘いものを勧めるミコト。

ミコトのさりげない優しさが垣間見られるいいシーンでしたが、この言葉も上記と同様、ものすごい説得力で発せられた言葉だったことがわかります。

衝撃のラスト!三澄ミコトの過去が判明

そしてドラマの最後の最後で六郎の言葉から、

・三澄ミコトは本名ではない→本名は雨宮ミコト→ミコトは養子?

・浦和市一家無理心中事件→ミコトはこの事件の唯一の生き残り?

というミコトが抱えている過去が垣間見えてきます。そしてこの言葉どおりだとしたら、ミコトの意味深な言動のすべてに納得がいくのです。

・「私の家はここだけ」→つまり恋人にはもう一つの本当の家族のことは話していない。そしてそのことに対して弟・秋彦は「姉ちゃんは寝顔が見せられない」、つまり心を許してはいない、と指摘。

・「寝られるよ」→自分以外の3人の家族が亡くなった現場で、ひとり寝ていた経験がある。大切な人を突然亡くした、遺された側の気持ちがわかる。

・「そんな気分じゃないから食べるんです」→大切な家族をすべて失くして絶望し、そしてそんなときでも食べることで乗り越えて生きてきた、ミコトの実体験からの言葉。

なのでおそらく、ミコトは過去に起きた一家心中の生き残りで、その後三澄家に養子に入り、今でもその無理心中に対して思うところがあるため、“不条理な死”が許せない、のは間違いないでしょう。

そしてこの真相の詳細が少しずつ今後明かされていくはずです。

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