先に生まれただけの僕 感想まとめ(1話〜最終回)

ドラマ名別

目次

毎週土曜夜10時から放送の櫻井翔さん主演の「先に生まれただけの僕」。総合商社樫松物産に務める鳴海涼介(櫻井翔)が左遷されてしまいます。

会社が経営する私立京明館高校が毎年赤字で、校長として、京明館高校を立て直すという話なんですが、主人公が校長の学園ドラマって珍しいですよね。

今回はその「先に生まれただけの僕」の感想(1話〜最終回)を書いていきたいと思います。

先に生まれただけの僕 感想 1話

このドラマは高校が舞台の教育問題を扱った少し硬めの社会派ドラマなのかと思っていましたが、公式HPを見るとどうやら生徒と教師の交流が中心の学園ドラマではなく、教師中心の人間ドラマのようです。

また個人的には演出に近年好きだったドラマ「ゆとりですがなにか」や映画「あやしい彼女」など、コメディタッチの作品も手掛けている水田伸生さんが携わっている点にも興味が湧き、ドラマを視聴してみることにしました。

タイトル「先に生まれただけの僕」がいい!

まずこのドラマでいいなと思ったのはこの「先に生まれただけの僕」というタイトルです。そして実際の表記では“先”と“生”の文字が大きくデフォルメされています。

教師に焦点を当てたドラマということで、教師=先生 に掛けたものだと思われますが、”先生“という存在を一段上に見るのではなく生徒と同じ目線で謙虚に教育というものを考えていこうよ、というメッセージなのではないか、と思うとその傲りのない姿勢にとても共感できました。

先生とは生徒よりも優れているのではなく、単に”先に生まれただけ“なのかもしれません。そしてそれは先生のみならず、”大人“とカテゴライズされている人すべてに言えることかもしれません。

総合商社・樫松物産は超・ブラック企業?

第一話を見終わって一番に思ったのは、「この会社、大丈夫なの!?」ということでした。学校がメインの舞台なはずなのに、高嶋政伸さんの怪演のインパクトが凄すぎて、そちらばかりが頭の隅で気になってしまい、肝心の生徒の「学費が足りなくて大学進学できない」という問題が霞んでしまう始末・・・。

正直大学進学費用に悩む生徒の未来よりも、あんなパワハラ、モラハラ全開の専務のいる会社に勤務している鳴海さん自身の未来の方を案じてしまいました。

鳴海さんは子会社の赤字経営を立て直したとのことですから、おそらく仕事のできる人だと思うので、彼女共々一刻も早く転職したほうが良いと思われます。

まあ、それではドラマになりませんが、おそらくこうしたブラック体質な会社が学校の経営母体だと思うとこの先が思いやられます。そうした問題も徐々に明るみになってくるに違いありません。

職員室での味方となるか?真柴先生

想像通りでしたが、教師経験もない若いビジネスマンが急に校長になるということで学校ではまさに針の筵状態の鳴海さん。そんな中、おそらく彼に良い影響を受けて、彼の一番の味方になってくれるであろう存在が真柴先生だと思われます。

演技力のある蒼井優さんが演じているので抜群の安定感があるのですが、このポジションに若手の女優さんを起用してあげてもよかったのではないかな、と思ったりもしました。が、学校では素人の鳴海さんのお世話を焼く指南役的役割もありそうなので、そういう意味では同年代の女優さんではないと務まらないのかなと思います。

真柴先生の鳴海さんに対する「ああ、もう、しようがないなあ~」的な感情がうまく表現されていてよかったです。

癒しの井川遥さん健在!

ドラマにはよく登場人物の憩いの場として、バーもしくは居酒屋のような場が用意されていることが多く、そこには人の好い、時にはアドバイスもくれるような、優しいマスターもしくはママが存在します。

このドラマは舞台が学校ということで、そうした場を保健室に置き換えたのでしょうか。2児の母になりますます美しさと包容力を増した井川遥さんが保健室の先生ということで、ここで鳴海さんをはじめ多くの先生・生徒たちが本音で愚痴を言い、癒されていくのだろうと思います。

こんな保健室があったら自分も入り浸ってしまいそうです。

感想 1話まとめ

第1話なので、まだまだ物語が本格的には動き出しておらず未知数ですが、恋人役に多部未華子さんが起用されているので、鳴海さんの仕事関係のみならず恋愛事情も少し気になります。

今後学校の教師たちがどう鳴海さんによって感化されていくのか、教育現場の問題にをどこまで切り込んで描いていけるのか、そちらにも期待したいと思います。

先に生まれただけの僕 感想 2話

生徒の予想外の絶叫と反応で終わった第1話。これからも鳴海校長の悪戦苦闘は続いていきそうです。

ニックネームは“なるみん”

市村先生の発案でなぜかニックネームだけが決定しました。“なるみん”たしかにかわいい呼び名です。威厳はありませんが親しみは持たれてそうなニックネームですが、実際はまだまだ教師たちとの間には厚い壁が立ちはだかっています…。でもナイスニックネームです。

新米教師・矢部先生のダメっぷりを森川葵が好演

1年目の新米教師・矢部先生のダメっぷりをかわいらしく演じている森川葵さん。若いのに本当にいろんな役柄をこなせる芸達者な女優さんだと思います。

進路指導の仕方がわからず号泣したり、串から外した焼き鳥の肉をもう一度刺し直したら種類がばらばらだったり…。イラっともしますが職員室のマスコット的存在でおもしろいです。

笑うに笑えない先生の研修…

鳴海校長の発案で先生が授業の仕方についての研修を受けるのですが、中途半端にキテレツな講師が来て、なんだか笑うに笑えない微妙なシーンになってしまっていました。

エンターテイメント型授業って・・・。試してみた真柴先生の生真面目さにはほっこりしましたが。

女ごころに疎い?鳴海校長の恋愛にも暗雲?

個人的にはこのドラマに恋愛要素が加わるのはどうかと思いますが、やはり同僚の後藤田さんは、仕事上のみならず恋愛においても鳴海校長のライバルになりそうな気配です。

後藤田さんは「3年は長い」と言っていましたが、適齢期の女性を「5年」も待たせている鳴海先生は、ロンドン出張を契機に恋愛においても大ピンチを迎えてしまうかもしれません。

仕事がゴタついているときこそ、恋人だけでも結婚してしっかりキープしておいたほうが良かったのかもしれません・・・。

“先生”と“講師”の違いって?

鳴海校長のセリフで思わず目から鱗の発見をさせてもらいました。どうして学校は“先生”で予備校は“講師”なのでしょう?

鳴海先生の見解も一理ありますが、映画「ビリギャル」の“講師”はまさに“先生”顔負けで勉強以外のことも十二分に生徒に教え、メンタル面もケアしていました。人による、といえばそれまでなのでしょうけれど、どうして名称が違うのか。

ぜひ誰かに本当のところをご教授いただきたいところです。

予想外の決断!及川先生解雇

鳴海先生はあの悪代官キャラ専務に「校長の権限はどこまであるのか」を確認し、生徒に興味がないと断言した及川先生をすっぱり解雇する決断を下しました。鳴海校長は意外とメンタルの強い人なのかもしれません。

予想外の展開でしたがほんの少しカタルシスを感じました。まるでちょっとした“スカッとジャパン”のようでした。

感想 2話まとめ

以上、いろいろと考察してきましたが、予告で煽っていたスクールカーストについて、ほとんど掘り下げず、さらーっと触れた程度にしか扱わなかったのには拍子抜けでした。

コミカルで見やすいといえば見やすいですが、やや各方面で中途半端なのが残念です。

先に生まれただけの僕 感想 3話

数学教師をひとりクビにした鳴海校長はとうとう自身が教壇に立つことに…。

鳴海校長の代理の数学の授業やいかに…

鳴海校長は数学の授業を担当すると宣言してしまいました。あの高田純次風キャラの副校長にまで「思い付きで動いてはいけない」と釘をさされるほど、その発案は周囲には無謀と見られています。

風間杜夫さんの「ほんとにい~?」がかわいらしい。余談ですが、ちょこっとあの悪代官専務も登場していました。が、彼はもはやこのドラマのギャグパートにしか見えなくなってきました。お茶の飲み方もまるでコントです。

生徒にデジタル万引き勃発

そんななか、生徒がコンビニでデジタル万引きをしていると連絡が入ります。鳴海校長に次々と問題がのしかかってきます。ただ問題山積なため、副校長との連携はしっくりしてきました。なんだか、時代劇の“若と爺”のようなバディ感です。

アクティブラーニングを実践!

アクティブラーニングという言葉を初めて知りました。こうした生徒主導の教授法があったのですね。鳴海校長は苦肉の策でこのアクティブラーニングを数学の授業で施行することにしました。30分で全員正解を目指しますが…残念ながらうまくいきませんでした。

地味に1話で泣いていた加瀬くんが見事に難問をすばやく解いたのは、良かったです。奨学金を得るために彼はかなり努力しているようですね。

“何のために勉強するのか?将来社会で役に立つのか?”

余った授業時間で生徒に質問がないか尋ねたところ、「何のために数学を学ぶのか?将来役に立つのか?」という核心をついた質問が投げかけられ、鳴海校長はしどろもどろ。グダグダのまま授業が終わってしまいます。

その後、デジタル万引きの件は真柴先生の尽力により意外と穏便に解決します。

瀬戸康史熱演!!アクティブラーニングのお手本を見せる

一見おとなしく影の薄かった英語の島津先生が校長に直訴し、アクティブラーニングができることが判明。鳴海校長はぜひ実践してほしいと彼に頼みます。今までの校長には実施することを禁じられていたのだとか。そこで島津先生は英語で英語の授業を行う、というアクティブラーニング型授業を披露します。

でもこれ、実際に海外では当たり前です。“English only!”と言ってるわりにはかなり日本語が混じってるよね?というツッコミはさておき、島津先生は授業も「なぜ英語を学ぶのか?」の問いへの回答も完璧にこなしました。

島津先生、かなり実力のある先生のようです。そして鳴海校長の力に今後はなってくれそうな雰囲気です。島津先生のポテンシャル、恐るべし!です。

鳴海校長のありがたいお話で締めくくり

鳴海校長は生徒たちに「数学は正しい判断力を身に着けるために勉強をする」「デジタル万引きは立派な犯罪」と語りかけます。その時目ざとい市村先生が「なるみん、バッジ外してる…」と鳴海校長の変化に気づきます。

樫松物産の社員バッジを外した鳴海校長。何か心境の変化があったのでしょうか。

感想 3話まとめ

次回は本格的に授業内容の改革が進められていくようですし、弓道部で何か問題が起きるのかもしれません。あとは鳴海校長と聡子さんの恋路も気になります。

先に生まれただけの僕 感想 4話

島津の熱意にちひろ(蒼井優)も、アクティブラーニングの勉強会に参加をすることに。結果、アクティブラーニングを導入した授業は生徒たちに好評でした。

が、思わぬ方向に進んでしまいます。果たして、授業改革はどうなってしまうのでしょうか?

感想 4話 前半

アクティブラーニングの勉強会に、最初は参加するのを渋っていたちひろ(蒼井優)に対して、島津(瀬戸康史)が意を決して電話で島津「真柴先生もで火いらしてください…勉強会。」

島津「一緒にやりましょう!新しい授業!」ちひろ「わかりました。」島津「じゃあまた明日、失礼します。」と、ホッとしながらニヤついている島津先生はなんだか純粋で可愛らしくって、ほっこりしました。

「アクティブラーニングの授業がうまくいったらいいね。」という思いと、「ここの2人くっついてくれたらいいなぁ。」と思うシーンでした。

1、2年生がアクティブラーニングの授業でぐんぐんと意欲を出す生徒が増える中、3年生にはアクティブラーニングの導入がないことに不満が続出していきます。

生徒の気持ちもわかるし、先生も大変なんだなぁと思いました。今までのやり方を急に変えろと言われて、やることが多くて、生徒からは面白くない授業だと文句を言われて…。

反発する先生方が悪者に見えてしまいますけど、いきなり教師経験のない校長と、自分たちより経験の浅い先生に、新しいことをやれと言われたら、そりゃあ嫌ですよね。

鳴海校長はすぐに浮かれてすぐにつまずきますが、まっすぐな感じがなんだか憎めないです。正直に謝って、頼ることのできる大人って偉いしすごい。なかなかできないですよね。

感想 4話 後半

それにしても、加賀谷(高嶋政伸)は本当に悪役を形にしたような嫌なやつですね。加賀谷(高嶋政伸)はそんな剣幕で怒らなくてもというくらい鳴海校長を怒ります。

その叱咤に感化されてか、体育館に3年生を集めて、就職組、専門学校組、大学組、一人一人に向かって気持ちを伝えるシーンは鳴海校長のまっすぐで真剣な言葉が印象的でした。

最後あたりに加賀谷(高嶋政伸)が静かに話を後ろで聞いて無言で立ち去るシーン怖かったですね…。どう思ってたんですかね。

先に生まれただけの僕 感想 5話

予告で、白目を向いて歩く加賀谷専務の姿に、恐怖を通り越してなんだか笑えてきてしまいました。加賀谷専務は一体学校に来て何をやらかすのでしょうか?

鳴海校長の鈍感力炸裂

「僕は加賀谷専務を怒らせてしまった…。このままではやられる…」と冒頭、急に恐怖におののく鳴海。ええ!?今までもずっと怒られていたのに、今さらかい!?とちょっとツッコミを入れてしまいました。鳴海校長、やっぱりちょっと鈍すぎます。

その後、樫松物産の社長にオープンキャンパスについて直訴。この手が使えるなら、あんな話もろくに聞かない専務を飛び越えて、なんでも社長に直で報告すればよかったのでは?

…どうして今までこの戦法を使ってこなかったのでしょう?少し会社パートに違和感を感じてしまいました。

また恋人・聡子に対しても、結婚に期待を持たせる言葉をかけておきながら、オープンキャンパスのことで頭が一杯でフォローゼロ。エンゲージリングのショーケースの前で足を止める聡子が切ない…。

その行為にすら気が付かない鳴海。鳴海校長のこの鈍感力が吉とでるか凶とでるか。少し今後の展開が心配になってきました。

荒川良々の小芝居が光る

加賀谷専務に個別に会社に呼び出され、学校の内部事情や鳴海校長への反発心を、高級コーヒーと美人秘書の接待と加賀谷専務の圧にやられて、ペラペラと吐いてしまう郷原先生。芸達者な荒川良々さんのちょっとした見せ場になっていました。

加賀谷専務の怪演にも少し飽きてきたので、地味に面白かったです。「職員室のコーヒーなんてドロ水みたいですよ~」の一言は最高でした。ドロ水って…。例えが酷すぎです。

マスコット的存在の樫松物産社長

鳴海は事前に「社長は怒るととても怖い」と先生方に話していましたが、オープンキャンパスに現れた社長は、単純でセリフも若干棒読みの、マスコットのようなキャラで拍子抜けしました。

かなりの癒しキャラです。沙織先生以上かも?しれません。見ていてなんだかほっこりしました。

しかし最後は「まずは結果を出してから、それから学校の理念を変えなさい」との言葉を残し、きっちり社長らしく締めてくれました。とにかく社長は人柄もまともそうなので、安心しました。

真柴先生VS聡子?不穏な三角関係勃発?

個人的には一番見たくなかった展開が現実になってしまいました。このドラマでは恋愛パートは個人的には必要ないと思っていただけに、かなりショックです。鈍いのは鳴海だけで、聡子も真柴先生も何やら感じるところがあったよう…。

オープンキャンパスは生徒たちの急成長により、大成功を収めましたが、水面下では新たなバトルがくすぶり始めてしまいました。

もっと加賀谷専務が学校で大暴れするのかと思いきや、社長の前では腰抜け状態だったので、オープンキャンパスが無難に終わり本当に良かったです。

先に生まれただけの僕 感想 6話

鳴海校長を巡って聡子、真柴先生の三角関係が発生しそうな空気で、第5話は終わりました。その後人間関係はどうなっていくのでしょうか?

先生も人間

先生方の派閥やら人間関係のこじれなどが、コミカルにさらっと描かれているのはリアリティがあっていいなと思いました。

タイトル「先に生まれただけの僕」どおり、先生方も人間。単に“先に生まれただけ”であって、先生だから聖人君主ではないのですよね。残念ながら尊敬できるような先生ばかりではありません。

職員室でも教室で行われているようなイジメやスクールカーストならぬティーチャーカーストが同じように存在しているのが、現状ではないでしょうか。それは学校だけではなく会社でも同じです。

いい大人になっても、同じ会社内の相手ですら陥れようと画策する加賀谷専務のような人間もいるのですから。

不安視していた恋愛パート始動?

個人的にはこのドラマは純粋に“お仕事ドラマ”であるほうが、テーマが分散されずにいいのではないか、と常々思っているのですが、とうとうここにきて、静かに恋愛パートが少し動き出したように見えます。

島津先生の片思いは応援してあげたいところですが、真柴先生、鳴海校長、聡子、の三角関係は正直見たくありません。主演の櫻井翔さんの恋愛パートがないと、ドラマ的にも盛り上がりに欠け、視聴率に響くのかもしれませんが…。

でも今回はここに事務長が割り込んできて、かわいらしく聡子をフォローしていたので、これからも気が利く敏感な事務長に間に入ってもらって、円満に穏やかに収めていってほしいものです。

同僚の後藤田も、アグレッシブに鳴海校長から聡子を奪いに行く、とかはナシで、今くらいの思わせぶりな感じのまま緩くフェイドアウトしてくれればいいな、と思います。

上に立つ者にとって必要な資質とは?

偏差値44から進学校にする、運動部にはプロのコーチ、とどんどん良いと思ったことを実行に移す鳴海校長。打てば響く行動力は見事だな、と思います。

たしかにある母親の指摘通り理想を追い求めすぎている感は否めませんが、それでも何もしないよりははるかにマシです。

部下である事務長や教師陣を“信じている”と言い切る、いい意味での鈍感力、そして行動力。このふたつは上に立つものにとって大事な資質なのかもしれません。

保健室のビーナス・綾野先生

綾野先生はカウンセラーの資格を持っている、とのことですが、こんな先生が自分の高校にもいたらなあ、と思わずにはいられません。

もしこんな先生のいる保健室があったら私なら体調不良でなくとも入り浸りそうです。今のところ一番活用しているのは鳴海校長のようですが、生徒たちももっと活用すべきだと思います。

先に生まれただけの僕 感想 7話

事務長の言うところの「ジェラシックパーク」が鳴海校長を巡って開園してしまうのでしょうか。そして加賀谷専務の家庭の娘の進学問題は?

三田さんの結婚問題

結婚のタイミングとはなんとも難しい問題です。正解はないし、どんな大人も何も言えないでしょう。

結婚はどちらかの勢いがないとできませんし、若いうちに結婚して子どもを出産してくれたほうが、政府的には万々歳です。でも、やはり、鳴海校長や真柴先生の意見に同感。

結婚はしてもいいけれど、大学に出てキャリアを積むのはやめない方がリスク回避になることは間違いありません。結婚はともかく出産と子育てのタイミングは慎重に考え直すべきでしょう。

ただ三田さんの方が結婚したいと熱くなっていたのに、なんだか皆で相手の真田さんが考えなしに結婚を急いでいるような方向へ議論が流れてしまったのは、かなり疑問でした。彼は悪くないような…?

私も事務長と甘味処デートしたい

事務長は本当にいいキャラです。あれくらい明るくていい意味でいい加減な感じ、おしゃべりする相手としては最高なのではないでしょうか。ついぽろっと本音を漏らしてしまう聡子の気持ち、よくわかります。

鳴海校長はとにかく鈍感なので、ぜひ事務長にはナイスアシストをこれからも期待したいところです。聡子も鳴海校長が相手をしてくれないなら、しばらくは事務長とお茶をするのもアリなのでは、と思ってしまいました。

鳴海校長も聡子も早く転職を!!

加賀谷専務はよっぽどヒマなのでしょうか。仕事のことでライバル視するだけならともかく、今度は人様の恋路にまで首を突っ込む始末。ここまでくるともう本当に転職すべきな気がします。

加賀谷専務、もっと仕事しろ。そしてもっと自分の家庭を顧みろ。他にすべきことがたくさんあるというのに、優先順位をはき違えた、こんな人間が専務になれる会社って一体…。樫松物産にもはや危機感しか感じません。

ギャグパートが増加

あとここにきて、ドラマのなかにギャグパートがかなり増えたような印象を持ちました。事務長や加賀谷専務に加え、真柴先生や聡子、後藤田まで緩くふざけているシーンが増え、全体的に明るくなったような気がします。

今回だけなのかもしれませんが、やや演出に迷走しているのかな、と少し深読みしてしまいました。

個人的にはもっと沙織先生の結婚の話を具体的に聞きたかったし、そういうリアルな人生のモデルを三田さんに見せるのが、一番の説得になったような気もします。

先に生まれただけの僕 感想 8話

前回は成績トップの生徒が突如進学をやめて結婚をする?という問題で物議を醸しだしました。今回はついにこのドラマでも“モンスターペアレント”が登場してしまったようです。

まずは家庭で話し合おう

成績が下がると学校に乗り込んでくる親が登場しましたが、本当にそんな親が存在するのでしょうか。どうりで学校の先生の仕事が増えるわけです。まず自分が本人(こども)と向き合えよ、と言いたいです。

どうして直接こどもと対峙しないのでしょうか。全く理解できません。初めに親子間で向き合い、どうしても決裂してしまうなら、今度は第三者を交えて、という順序であるべきだと思いました。

教師たちの“人間ドラマ”はどこに?

事務長、さすが!です。鳴海校長は女心をわかっていない、よくわかってらっしゃる!でも、それを真柴先生にあけすけに言ってしまうのは、ちょっとデリカシーが足りなかったかもしれないです。

真柴先生と聡子の双方の“ジェラシックパーク”をコントロールできるのは事務長しかいないので、なんとか丸く収めてほしいところです…。

が、ドラマの終盤にきて、島津先生の片思いが過熱、後藤田の聡子略奪が本格化…と大人の恋愛パートにさく時間が多すぎるのは正直いただけません。

HPには教育を施す、教師たちの人間物語、との記載がありますが、それは恋愛模様ではなかったはずです。

事務長と聡子のあんみつデートがかわいいのでついつい許してしまうのですが、ドラマ全体で考えれば、やはり恋愛パートは蛇足と言わざるを得ないと思います。

恋愛パートよりももっと優先的に描くべきことがあるし、このドラマならそれができる土壌があるし、何よりも製作者サイドがそれを目指していたのではないかと思うのですが…。

加賀谷専務にも、そしてドラマに関しても、本業に集中しろ!と声を大にして言いたいです。もったいないです。

フレキシブルな教育システムの構築を

前回の結婚、そして今回のプロ棋士。こどもたちが勉強以外のやりたいことを見つけたときになぜこうも問題になるのか。それはレールを一度外れると極めて戻りにくいシステムだからではないかと個人的には思いました。

高校や大学を一度何らかの事情で中退しても、スムーズに戻れるシステムさえあれば、もっと柔軟に人生の選択ができるのではないでしょうか。

結婚し子育てをした後学ぶのも良し、休職中に学ぶのも良し、プロ棋士など夢に向かって邁進したあと学ぶのも良し。教育機関がもっと幅広く門戸を開いてくれれば解決する問題のような気がします。

先に生まれただけの僕 感想 9話

今回はどうやら鳴海校長が雇ったプロのコーチが問題を起こしてしまうようです。そして聡子との恋愛模様にも暗雲が立ち込めて…ふたりはどうなってしまうのでしょうか。

教育も結局金次第?

滑り止めの私立の受験生を、そして入学者を増やすには、どうしたらよいのか。おそらくこの問題は少子化現象が急激に進むにつれ、多くの学校が抱えている問題ではないでしょうか。

京明館高校のような偏差値44の学校が生き残るためには、生徒に選んでもらうには、相当な創意工夫が必須です。

そしてさらにはスポーツで実績を上げるためには潤沢な財源が必要になり…と考えると結局のところ、アイディア+お金のある学校が最終的には勝ち残っていくのかな、と思ったりしました。

京明館高校ではたびたびお金の問題が浮上していますが、これが教育現場のリアルなのでしょう。

婚約指輪は渡し方云々より渡すことに意義がある

婚約指輪をどう渡すか、で鳴海校長とちひろで相談していましたが、サプライズや演出が必要なのでしょうか?ちひろが意外と夢見る夢子ちゃんだったことに少しびっくりしました。

個人的にはあんな公衆の面前で、大げさに踊られて、花や指輪を貰ったところで、恥ずかしさしかありません。人によるとは思いますが、今の状況を鑑みれば、もう四の五の言わずにちゃっちゃと渡せ!!としか言いようがない気がします。

指輪さえあげれば聡子も少しは安心できるのかもしれませんし。聡子も夕食を作りに来ただけ、とか、はあ~!?って感じです。

聡子もフルタイムで働いているのだから、甘えるなと言いたい。ただ聡子ももう少しちゃんと意思表示をし、鳴海校長の仕事に興味を示してあげてもいいかな、とは思いますが…。

この危機的な状況に全く気付いていない鳴海校長が悲しいです。

加賀谷専務の娘の進学問題はただの最終回への伏線?

加賀谷専務の娘の進学問題は、もっと深く掘り下げていくものかと思いきや、最終回に向けて鳴海に学校を辞めさせるだけの伏線だったのでしょうか。

加賀谷専務のあまりにも公私混同な仕事方針には呆れてものが言えませんが、まあそれは通常運転です。

しかしもうちょっとこのエピソードをうまく使えば、京明館高校の入学者を増やす問題にも絡めて、ドラマにより深みが増したような気がしなくもありません。

今回は鳴海校長のアイドル仕込みのダンスと聡子の映画「怪しい彼女」仕込みのカラオケというサービスシーンが挿入されていましたが、もっとドラマの内容の方にも力を入れて欲しかったな、と思います。

先に生まれただけの僕 感想 10話(最終回)

婚約者聡子との将来、会社の進退、など鳴海校長はどのような決断を下すのでしょうか。

事務長が見納めなのは寂しい…

風間杜夫さん演じる事務長、本当にかわいらしいし、和みます。聡子とのあんみつデートでまさかの“あんみつin七味!”翌日そのせい?か「胃が痛いんですぅ~」と沙織先生のいる保健室へ。

そしてちゃっかり聡子、沙織先生、真柴先生の、3人の女子会をセッティング。校長の世話役としてプライベートまでおせっかいするとは。

しかし、事務長は本当に聡子がかわいいのですね。鳴海と聡子がよりを戻したと聞いて号泣する事務長。控えめで保護欲をそそられるのでしょうか。事務長も、後藤田も鳴海も、皆、聡子が大好き。

なんだかんだで男性にモテるタイプというのは、聡子のような女性なのかもしれません。今も昔も大和撫子万歳!といったところでしょうか。

加賀谷専務の敏腕美人秘書、本領発揮!

加賀谷専務の秘書・香坂はやっぱりヤリ手ですね!郷原先生を電話で脅し“鳴海校長が学校を辞めさせないように”仕向けようと裏で画策するとは。思わず心の中で“キター!”と叫んでしまいました。

最後の最後で彼女の本領発揮。これからもしかしたら加賀谷専務よりも強い権力を会社で握るようになるかもしれません。彼女なら会社でタフにのし上がっていけるでしょう。

その類まれなる才能を思う存分発揮して欲しいと思います。しかし、なぜ彼女は鳴海を校長にとどまらせたかったのでしょうか?その真意や如何に?

そういうトコだぞ!鳴海!

自分の進退を加賀谷専務にまず報告してから、聡子に事後報告って…!“聡子が一番大事”ならまず彼女に先に伝えようよ~!と思わずズッコケてしまいました。

なぜここ一番で加賀谷専務優先なのか、全く理解できませんでした。鳴海校長、仕事面では学習してどんどんブラッシュアップしていくのに、こういうところは学習しないなあ…。

なんだかかなり残念でした。そういうところが彼女を不安にさせる要因だということに自覚がないのは痛い。

しかし、そこで身を引かずに「校長を辞めたくないし、聡子とも一緒に居たい」とさらりと言えちゃうのはさすが、鳴海ですね。欲しいものはどちらも諦めないでガッツでぶつかる。

そのスタイルで彼は自身の道をいつも開けてきたのでしょう。そういう押しの強い鳴海と控えめな聡子は、やはり相性がいいのかも?しれません。まあ、とにかくこの二人は結婚さえすれば安泰でしょう。

キング・オブ・モンスターペアレント=加賀谷専務

このオチ、なかなか良かったです。結局会社では敏腕秘書に牛耳られ、家庭では相手にされず、結局学校にしかはけ口を見いだせなくなったのでしょう。娘も28点とは…。なかなか厳しいですね。

でもこれ、あくまで教育問題を扱うドラマだとしたら、モンスターペアレントを笑いに転換するのはタブーな気も…。

学校としては笑えない、とても深刻な問題ですから、このドラマのなかではもっと繊細に扱うべき問題のようにも思います。

最終回 感想まとめ

以上が最終話の感想でした。結果、鳴海は学校を辞めず、聡子とも結婚、と大団円に。視聴者が一番満足する結末だったと思います。

予想通りで無難な最終話。意表を突くような展開はなかったものの、これはこれで良かったのではないでしょうか。ある意味このドラマらしい結末とも言えそうです。

関連記事