陸王 あらすじまとめ(1話〜最終回・スピンオフまで)

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目次

池井戸潤さんが原作の日曜劇場『陸王』が10月15日から毎週日曜夜9時放送を開始しました。

役所広司さん演じる中小企業の社長宮沢紘一が、社長として、新規事業展開して、数々の苦難を乗り越えながら、最終的には成功させていきます。そこには、家族や従業員の協力が不可欠で、いかにして成功まで持っていくのかというストーリーです。

陸王のドラマのテーマは「自分を変える覚悟」になっています。

陸王の原作は、下町ロケットや半沢直樹など社会現象を起こした人気のドラマと同じ池井戸潤さんの作品です。脚本や演出家やプロデューサーなども以前、池井戸潤さんの作品を手がけている人達なので陸王も楽しみなドラマです。

原作はありますが、モデルがあるわけではなくオリジナルといいます。

初回から波乱の幕開けとなりました『陸王』、あらすじをご紹介していきたいと思います!!

陸王 あらすじ 1話

埼玉県行田市で100年の歴史を誇る老舗足袋製造会社「こはぜ屋」。

そこの4代目社長の宮沢紘一(役所広司)は、時代の変化に伴い、足袋の需要が減少していくことに危機を感じていました。

そんな最中アクシデントが続き、『こはぜ屋』は窮地に立たされてしまいます。いろんな出会いが重なり、経営を立て直す打開策としてマラソン足袋『陸王』の開発を進めるのですが、

・銀行融資打ち切り
・社員リストラの危機
・立ちはだかる大企業

宮沢紘一の前に困難な壁が立ちはだかります。

果たして宮沢紘一は社員を守るために『陸王』を完成させられるのでしょうか・・・。

陸王 あらすじ 2話

左遷された坂本登場

こはぜ屋の陸王開発チームは、陸王のソール問題を解決するには、銀行員坂本が持ってきてくれたシルクレイという素材が、最適だと考えます。

しかし、シルクレイを開発した会社は、既に倒産していて、社長の飯山は、行方不明になっていて探し出せません。

そんな飯山を坂本が探してくれ、会えましたが、5000万という多額の使用料を要求されてしまいます。

1話で左遷されでしまった銀行員坂本が登場しました。坂本はこばせ屋にとって頼れる人物です。1話の演技が評判になっていて好感度抜擢だった坂本の登場は、視聴者にとって嬉しい事です。

茂木の葛藤

茂木は、怪我を克服するための新しい走法に悩んでいました。ロッカーにしまって忘れていたこばせ屋の陸王の箱を開けますが、薄いソールをみて、足袋屋が作ったランニングシューズなんて勘弁してほしいと箱をしまってしまいます。

村野は、茂木の履いているシューズのソールを5ミリ薄くする事を提案します。茂木は、ソールを薄くした方が、早く長く走れると言われ、こはぜ屋の陸王を思い出します。

茂木は、佐山に呼び出されます。故障を抱えている茂木に対してのシューズの提供はもうできないと言われ、スポンサー契約を打ち切られてしまいます。

茂木は、焦りから、無理をして走っています。心配した村野が、ゆっくり新しいフォームを身に着ける事が大事だと忠告しますが、茂木には届きません。

村野は、茂木の怪我はランナーとしては致命的なものだが、そこから這い上がる方法は、ミッドフット着地を取得する事だといいます。今までの茂木を全て捨てなければできないことだ、「這い上がれ」と言って去っていきます。

茂木は、陸王を履いて走って、その感触に笑顔が浮かんでいました。

とうとう茂木が、再起をかけて、足袋屋のシューズとバカにしていた陸王を履きます。

ソールの問題も解決しそうですね。茂木選手にも履いてもらえそうです。こはぜ屋の再起をかけて、陸王制作が前進していきそうです。

陸王 あらすじ 3話

ソール作りに必要不可欠な「シルクレイ」の使用許可を得たこはぜ屋。陸王づくりは今後どうなっていくのでしょうか?

お笑い芸人で行田市観光大使の鳥居みゆきさん、アジア記録保持者の義足の陸上選手・中西麻耶さんをゲスト迎えた第3話のあらすじを追っていきたいと思います。

大地が工学部の知識を生かして陸王チームの一員に

飯山がこはぜ屋の陸王チームに入ったことで、宮沢と玄さんが対立。玄さんは飯山を信用できないようですが、宮沢は飯山という男に賭けると決めたと断言。

一方、大地は飯山の作業を工学部の知識を生かしてヘルプし、それが飯山に見初められシルクレイ開発の一員となります。

こはぜ屋内でやや人間関係がぎくしゃくしますが、あけみさんが絶妙のフォロー。やはり彼女の存在は欠かせません。

ソール開発に向けて前途多難

アトランティスは茂木との契約を切ろうとしていたが、シューフィッターの村野だけは茂木のことを気にかけています。

そして陸王を履いてみた茂木は、ソールに問題がありレースでは使えない、と陸王の問題点を指摘します。

そのころこはぜ屋では、大地が飯山の元でソールの開発に取り組んでいます。しかし融資や開発など、なかなかうまくいきません。

そんな中、宮沢はスポーツショップで有村と坂本にナイスタイミングで遭遇。行き詰っている状況に何かアドバイスをもらったようです。

高校から初の陸王の発注

突如鳥居みゆきさんが高校の教師役で登場です。そしてなんと高校で陸王が採用され1200足の初めての発注がかかります。勢いづくこはぜ屋ですが、その中で玄さんと飯山だけはなんだか浮かない顔です。

実績ができたので再度融資を申し込む宮沢ですが、断られ、個人の定期を解約することに。それが坂本の助言した方法だったようです。そんな様子を玄さんは心配します。

玄さんは過去の失敗は自分責任だと告白し、だからこそ陸王の開発はやめるべきだと主張します。一方飯山と大地もソール開発でトライ&エラーを繰り返し、行き詰っているようです。

中西麻耶登場

中西麻耶さんが“月間アスリート”での毛塚選手との対談を茂木に申し込みます。しかし後日その話が理由が不明瞭なままなくなってしまいます。茂木は自分と毛塚との差をひしひしと痛感し落ち込みます。

シルクレイの開発に成功

有村から茂木が陸王を履いてくれている、との連絡があり、急いで練習場に向かう宮沢。茂木から的確なソールの問題点の指摘を受けます。

宮沢は茂木に新しい陸王を履いてほしい、あなたのサポートをさせてほしい、一緒に走りたい、との熱意を伝えます。

それと同時にこはぜ屋のソール開発も差し入れのコーヒーの温度からヒントを得て、社員が見守る中、見事シルクレイを完成させます。陸王チームは歓喜に沸きます。

陸王 あらすじ 4話

シルクレイのソール開発に成功し、波に乗るこはぜ屋。陸王の新モデルは茂木選手に履いてもらえるのでしょうか?

アトランティスと村野の間で不協和音

ソール素材としてのシルクレイ開発に成功し、慰労会を開くこはぜ屋。玄さんだけは心配で浮かない顔です。飯山の奥さんも参加し宴は盛り上がります。

一方でダイワ食品陸上競技部の茂木は足の具合を聞かれると同時に、怪我が完治しなかった場合の将来を考えろ、と上層部に言われてしまいます。

茂木の周辺で茂木のことを親身に考えてくれているのは、シューフィッターの村野さんだけのようです。

その頃アトランティスはスニーカーの毛塚モデルの開発に取り組んでいますが、村野はソールの摩耗が気になり、毛塚の足にこのスニーカーが合っていないのでは、との疑念を抱きます。

その村野の意見に耳を貸さない上層部。アトランティスと村野の間で信頼関係が揺らぎ始めました。

村野、アトランティス辞職

宮沢は新しい陸王を試してほしいと、茂木に直談判しにいきますが、茂木は今はあなたに付き合っている余裕はない、と突っぱねます。しかしその直後、茂木は怪我を理由にアトランティスの契約を打ち切られてしまいます。

そのことを知った村野は上層部に異議を申し立てますが、全く聞き入れてもらえず、アトランティスは会社の利益と都合を優先するばかり。怒りに震える村野はとうとうアトランティスを辞職します。

村野、陸王チーム参加へ

宮沢は新しい陸王を有村に見てもらおうとショップに顔を出します。するとそこには村野の姿が。そして有村の計らいで新しい陸王を村野にも見てもらえることに。

村野は陸王に興味を示しつつ、自分と茂木の現状をありのまま話します。村野の話を聞いた宮沢は村野を陸王チームに誘い、陸王や茂木への熱い思いを伝えます。宮沢の思いを知った村野はその熱意に賛同し、陸王チームに参加する決意をします。

波乱の部内トライアルレース

村野は陸王のアドバイザーに就任。村野は陸王の設計図を持参、陸王の茂木モデルを試作するよう促します。

部内トライアルレースの日、村野は茂木に謝罪し、陸王の茂木モデルを履くよう提案します。素直に従う茂木。茂木はその履き心地の軽さに喜び、宮沢は茂木に陸王を履いて貰えた嬉しさで男泣きします。

そんな矢先アトランティスも競技場へ。レースでは茂木が後半から猛追し、宮沢と村野は歓喜に沸きますが、途中で足がつり棄権。試合後茂木は、シューズの履き心地があまりにも良すぎて、ついオーバーペースになってしまった、と伝えます。

そして村野の後押しもあり茂木は宮沢に、僕のサポートをお願いできませんか?と逆に懇願。ここでこはぜ屋は正式に茂木のサポーターに就任します。

宮沢は再び嬉しさのあまり男泣きしますが、一方で茂木の走りに驚愕したアトランティスは、茂木のサポートを取り返せ、と茂木を切る方針を撤回することに…。

陸王 あらすじ 5話

茂木の正式なサポーターとなったこはぜ屋。しかしまだまだ困難は続きそうです…。

逆転の発想で、地下足袋・足軽大将を開発

茂木はシューズのアッパー素材の問題について指摘します。玄さんは陸王の開発に時間とお金がかかりすぎているとし、こはぜ屋の経済状況を心配しますが、宮沢は陸王の開発をやめようとせず、ふたりは衝突します。

そこで宮沢は大地の発した「逆転の発想」という言葉にヒントを得て、この機会に新しい地下足袋も開発しようと提案します。

この案には玄さんも賛成し、こはぜ屋は陸王に加え、新しい地下足袋・足軽大将を開発・販売し、見事その商品をヒットさせます。

飯山が襲撃される

大地は陸王チームを手伝いつつ、就職活動も並行して進めています。アトランティスの佐山は再度茂木を獲得しようと画策しますが、茂木にあしらわれます。

銀行では足軽大将がヒットしたことを受け、3千万の追加融資を前向きに検討する運びとになります。そんな中、ベテランの縫製担当の冨久子が残業続きで倒れ、その代わりを最年少の美咲が受け持つことに。

一方陸王のシルクレイの製造機械が不調の兆しを見せ、大地は飯山に設計図を見せて欲しいと頼みますが、断られます。そして夜更けに飯山が何者かに襲撃を受け、負傷します。

飯山の妻は以前お金を借りた者に襲撃されたのではないかと推測し、宮沢に謝ります。そんな状況を受け大地が飯山の代わりに陸王の開発を続けると宣言します。

大地の活躍で機械が復旧

銀行の融資担当が冨久子と飯山が入院した噂を聞きつけ、融資の話を白紙に戻そうとします。その頃アトランティスは最新のRⅡを用意し、再度茂木を口説くよう佐山に命じます。

飯山は大地から機械の不具合の状況を聞きつけ、入院先から抜け出そうとしますが、妻がそれを制止。一方佐山は再び茂木の元を訪れ、最新のRⅡとこはぜ屋の資料を渡し、こはぜ屋は近くに潰れると伝えます。

飯山の妻は飯山から言付かり、シルクレイ製造の機械の設計図を大地に届け、後は任せた、との飯山からの伝言を届けます。大地は設計図をもとに不調の原因を追究。

そこへ“自主退院”したと飯山が病院を抜け出してこはぜ屋にやってきて、不調になった部品の替えの部品を渡し、「商品開発に大切なのは部品ではなく、人だ。人の代わりは効かない。」と今の陸王の開発の仕事が大地の天職であることを示唆し、再び倒れてしまいます。

「なぜ飯山みたいな人が倒産してしまうんだ。努力してもだめなことってあるんだな。茂木と一緒だ」と弱音を吐く大地。宮沢は「ゴールを勝手に決めるな」と大地を励まし、大地は男泣きします。

そして翌日不具合の生じていた機械は見事復旧します。

大地、面接を蹴ってこはぜ屋へ

大地はサクラダフーズの面接に向かおうとしますが、そこへ銀行の融資担当がこはぜ屋の様子を見に来ます。足軽大将の大量納品に際し、ソールの不具合が見つかり、騒然とするこはぜ屋。

銀行の融資担当はこんな急場しのぎで大丈夫なのかと責めますが、大地は面接を取りやめ、納品をなんとしても間に合わせたいと不良品の作り直しに取り掛かります。

その様子を見た融資担当はプライドのある仕事ぶりに将来性があると判断し、アッパー素材の会社を紹介し、2千万の追加融資を決定します。

改良された陸王、完成

村野は茂木に新しいアッパー素材を発見したので、またより良い陸王が届けられると茂木に報告しますが、茂木はこはぜ屋の資料を見せ、こはぜ屋の経営状態を心配し、このまま契約を続けてもいいのかどうかと村野に問います。

村野はどこの会社と契約するかはランナーに決める権利がある、とその判断を茂木に委ねます。そんな中、こはぜ屋では新しいアッパー素材の陸王が完成し、その完成度に村野は完璧だと感動。

茂木はニューイヤー駅伝の選手に選ばれ、そこでアトランティスのシューズか、こはぜ屋のシューズか、どちらのシューズを履いて出場するか、迷います。

判断は茂木に委ねる

宮沢は完成した新しい陸王を茂木に届けに行きます。試着して走った茂木はその履き心地の良さに感動します。宮沢は「あなたがどんな決断をしても、こはぜ屋はあなたを応援する」とし、全社員の応援の寄せ書きも渡します。

一緒に同行した大地は「こはぜ屋は100年続いた会社なので、そう簡単に潰れません。こはぜ屋を信じてください。お願いします。」と頭を下げます。その大地の言葉に喜びを噛み締める宮沢。

村野も「どっちのシューズを選んでもいいから、悔いのない走りをしろ。」と茂木を鼓舞します。

茂木が選んだのは…

ニューイヤー駅伝当日。茂木が陸王を履いてくれているのかどうか、息をのんで見守るこはぜ屋メンバー。そしてアトランティスの小原と佐山に鉢合わせし、お互いに火花を散らします。

しかし茂木はアトランティスのRⅡを履いて会場に到着。こはぜ屋は意気消沈します。ところが茂木は最終判断をできずに迷っていただけで、最後の最後でRⅡから陸王に履き替える決断をします。

その決断を目の当たりにし茂木を責める佐山。その様子を見た宮沢と村野は邪魔をするなとけん制します。そして茂木は宮沢に「こんないいシューズを貰って履かないわけにはいきませんよ」との言葉をかけます。

陸王 あらすじ 6話

ニューイヤー駅伝でこはぜ屋の陸王を履くことを選んだ茂木。果たしてその結果はどうなったのでしょうか?

茂木、渾身の快走

ニューイヤー駅伝がいよいよ開幕。ダイワ食品のアンカーは平瀬です。その様子を沿道から見守る宮沢親子。

そこへ飯山や有村も合流。有村がわかりやすく解説するなか、4区のダイワ食品走者・立原が連戦の疲れから、腹痛を起こし失速してしまいます。中継所へ向かう茂木に火花を散らす毛塚。

茂木は皆に一礼をして競技に臨み、そんな姿を陸王チームはかたずをのんで見守ります。襷は茂木に渡り、皆の期待を背負い走り出します。

茜もこっそりスマホから応援。茂木は驚異の4人抜きを見せ、とうとう毛塚も射程圏内に入り、見事追いつきます。

そしてしばらくは並走するものの、毛塚をうまく日よけ・風よけに利用し、残り1キロで毛塚を抜き去ります。そんな様子を見ていたアトランティスは、本気でこはぜ屋を潰しにかかろうと決意します。

陸王、いよいよ商品化へ

襷は2位でアンカー平瀬に。その頃タチバナラッセルの橘社長も合流。茂木の素晴らしい走りを皆で称えます。

結果ダイワ食品は準優勝を果たし、試合後茂木は宮沢に「陸王のおかげです」「今度は僕がこはぜ屋さんの力になります」と感謝の意を述べます。

その後陸王の公式戦デビューを祝う宴が行われ、陸王チームが集い、宮沢は陸王を本格的に商品化すると宣言します。

しかしスポーツ紙では茂木よりも毛塚の不調のほうが大きく取り上げられ、意気消沈する面々。平瀬も茂木を励まします。

アトランティス、タチバナラッセルを傘下へと画策

1か月後、陸王はいよいよ商品化され、店頭に並べられることに。宮沢は必死に百貨店に営業に回ります。一方アトランティスは売り出された陸王を分析。RⅡが陸王に劣っていることが判明し、焦燥感を募らせます。

しかし陸王の売れ行きは伸び悩み、こはぜ屋は頭を抱えますが、陸王と契約したいという選手も現れ、なんとか頑張ろうと皆で奮起します。

その頃アトランティスはタチバナラッセルの橘社長を接待し、こはぜ屋との契約以上のお金を積む、と力づくで引き抜きにかかります。

タチバナラッセルとの契約が3月までに

そしてその情報を銀行員・大橋から聞いた宮沢はすぐに大地を伴い、タチバナラッセルへ。

橘社長はこはぜ屋に3月までの契約にしてほしい、と頼みます。交渉は決裂し激怒する宮沢。

そこでさらにアトランティスと鉢合わせし、本当にタチバナラッセルの技術の素晴らしさをわかって契約するのか、と激しく問い、その場を去ります。

泣き崩れる父の姿を見た大地は、自分がタチバナラッセルに変わるアッパー素材の会社を見つける、と父を励まします。

陸王 あらすじ 7話

タチバナラッセルとの契約が切れることになってしまったこはぜ屋。新しいアッパー素材を提供してくれる会社は見つかるのでしょうか?

シルクレイ製造機が壊滅的に

こはぜ屋ではタチバナラッセルとの契約打ち切りのため緊急会議を開催。大地は全国の織物会社をリストアップし、かたっぱしから当たっていく、と熱意を見せます。

そんなこはぜ屋の現状に茂木は「俺に何かできることないですかね」と村野に尋ね、村野は「走ることだ」と答えます。その時月刊アスリートから再度茂木に取材が入り、茂木はその取材を承諾。

その取材の際に陸王を必死に宣伝し、宮沢への恩返しをしようと試みます。その頃こはぜ屋ではシルクレイ製造機が故障し火災が発生。機械はただの鉄くずに。

設備投資をするか、陸王と足軽大将を撤退するか、玄さんと村野で意見が対立します。その夜、夜道で飯山はフェリックスの日本支社の社員に声をかけられ、年間6千万で特許を使用させてほしいと持ち掛けられていました。

村野、陸王チームを去る

宮沢は早速銀行に1億の融資をお願いしに行きますが、この事業計画は無謀すぎる、と突っぱねられます。融資担当の大橋もリスクが高すぎる、と一言。

こはぜ屋では弱気になる宮沢たちと、茂木達選手を見捨てるのか、と憤る村野の意見が真っ向から対立。村野は陸王チームから去っていってしまいます。

一方月刊アスリートが発売され、その記事をチェックする茂木でしたが、その文面は取材内容とは大きく異なり激怒。茂木は監督に抗議を申し出ますが、死ぬ気で走って結果を出すしかない、と逆に諭されます。

宮沢、弱気になる

一方、銀行員・坂本は群馬で業務に励んでいましたが、担当の木材の会社が倒産することに。その頃飯山もフェリックスから返事を催促されていました。

そしてある居酒屋で坂本と宮沢がこれからのこはぜ屋について相談。大橋から経緯を聞いていた坂本は、宮沢の真意が一番大事、とし、宮沢社長の思いはどこへ行ったんです?と弱気になっている宮沢に厳しい言葉を投げかけます。

また坂本は帰り際、銀行を辞め、ベンチャーキャピタルの投資会社に転職することを報告。何か力になれるかもしれないので何かあったら連絡をください、と告げます。

宮沢、熱意を新たに

宮沢が帰宅すると、泥酔して眠る大地の姿が。就活に失敗したと思っていた宮沢でしたが、茜からアッパー素材の会社をここのところずっと回っていた、と聞かされます。大地の熱意に胸を打たれた宮沢は陸王を履いて夜道を激走。自分に再度喝を入れます。

起死回生の坂本の提案

坂本の新しい門出を祝う宴の席で、宮沢はもう少しだけ悪あがきしたい、と皆に新たに決意表明。坂本の転職先にこはぜ屋に投資してもらえるよう頼みます。

そしてその決意を聞き飯山はその夜フェリックスの申し出を断ります。しかし、坂本の会社でもこはぜ屋への投資はできず、宮沢に御社を売却しませんか、と新たな提案をする坂本。

なんと飯山に話を持ち掛けていたフェリックスがこはぜ屋を買収したいと申し出ているというのです。

陸王 あらすじ 8話

7話は大きなトラブル続きで辛い展開でしたが、8話はそれほど大きなトラブルもなく比較的穏やかに進みました。しかし萌えポイントが意外と多く、ちょっとした見どころが満載だったので、その点をいくつかあげてみようと思います。

茂木の好青年っぷりが泣ける

宮沢が陸王製造中止の件で謝罪に出向いたときの、茂木の受け答え。もう、パーフェクト!でした。宮沢でなくとも泣きます、きっと。

自分もいろいろと大変な状況下で、急に契約を切られるという不運に見舞われながらも、全く宮沢を責めることなく、温かい言葉で気遣う人柄の良さ。誰もが彼に勝たせてあげたい、と思ったことでしょう。

係長・安田のニクい心意気

やっさんこと安田が行田市民駅伝に、走らない人も含む陸王チームの全員を登録していた、というエピソードには、思わず目頭が熱くなってしまいました。まさにこういう心意気がザ・駅伝だなあ、と思います。

“カモシカのあけみ”の迷(名)走!

行田市民駅伝に参加することになったチーム陸王。老体(失礼)にムチを打ってあけみさんも出場。

”カモシカのあけみ“と昔は呼ばれていたと自負するその実力は…もう最後はへろへろで謎の欽ちゃん走りのような走りとおもしろい形相で襷リレー。阿川さんのコメディエンヌっぷりが本当に見事でした。

元・銀行員・坂本の“酸欠のアヒル走り”

あけみさんに続いて、陸王製作者サイドのちょっとしたおふざけパート?なのか、坂本もとても奇妙な走りを見せてくれました。TV観戦していた飯山は思わず「酸欠のアヒルのような走り方」だと嘆く始末。

酸欠のアヒルを見たことあるのか!?と飯山に思わず心のなかでツッコミましたが、想像上でしかなくとも、まあ、言い得ているかな、とも思いました。

しかしこれはただのおふざけではなく、坂本は走るのが苦手、というちゃんとした伏線もありました。

↓↓さかもっちゃんの酸欠のアヒル走法を見たい方はこちらをどうぞ↓↓

まるで少女マンガのように華麗に登場した御園社長

やはり一番の見どころは松岡修造さん演じる、フェリックスの御園社長の登場シーンでしょう。

急にスローモーションで颯爽と入室する御園は、まるで少女マンガのヒロインかヒーローのようで、思わず笑ってしまいました。

やっぱり期待を裏切らない、というかある種の華のある人だなあ、と思います。阿川佐和子さんといい松岡修造さんといい、本当に配役のセンスがいい。

登場シーンは華麗でしたが、その後は演技初心者には過酷な、小難しい長ゼリフのオンパレード。思わず心の中で、ガンバレ!と祈ってしまいました。

多少滑舌が悪いところもありましたが、見事クリア!その後のブラックな表情もとても良かったです。次回はもっと出番が多そうなので、松岡修造さんがどのような演技を見せてくれるのか、非常に楽しみです。

陸王 あらすじ 9話

前回ラストでフェリックスの御園社長と対面を果たした宮沢。その後、こはぜ屋はどういった決断をしていくのでしょうか。

こはぜ屋メンバーが買収に大反対

宮沢はフェリックスの御園社長との会談について、こはぜ屋の皆に報告しますが、買収に反対するものがほとんどです。そこへ銀行員・大橋がやってきて、そんなに簡単に信用しない方が良い、と宮沢へ忠告。

あけみは「賛成することは絶対にない!」と涙を流して反対を訴えます。一方村野は、こはぜ屋に契約を切られた茂木のフォローをしますが、茂木は陸上部のためにRⅡを履くことを決意。

そのシューズを見た村野も新生RⅡを評価、履くことを薦めます。

こはぜ屋メンバーの士気がガタ落ち

こはぜ屋のメンバーは宮沢を裏切り者扱いし、残業をボイコットし現場の士気はガタ落ち。宮沢は飯山に買収の件について相談します。そして御園社長がどんな人間か見極めるよう助言。

宮沢は再び御園社長へ面談を申し込みます。一方茂木は毛塚とアトランティス社で火花を散らし、チャンピオンズカップにRⅡで出場することを監督に直訴します。

宮沢、再度御園社長と面会

宮沢は屋外で御園社長と面会。釣りなどアウトドアを楽しみつつ、御園社長のこれまでの挫折続きの道のりについての話を聞きます。

そしてすべてを失い、絶望を知っていることが私の強み、と言い切る御園にただただ感嘆する宮沢。その頃、茂木はRⅡを履きチャレンジカップで見事結果を出します。

宮沢、買収を決断

宮沢はあけみに御園社長について話しますが、あけみは大企業で働いた過去について話し、こはぜ屋が大企業の傘下に入るのはやはり怖い、と主張します。

決断できず迷う宮沢でしたが、とうとう電話で坂本に買収の話を正式に受けると返事をします。しかしその頃御園社長はなんとアトランティスの小原とともに会食。こはぜ屋の買収の話になります。

そして小原はシルクレイをRⅡに使わせて欲しい、と御園に取引を持ち掛けます。

大地の営業が実を結ぶ

茂木のチャレンジカップの成功を喜ぶ宮沢でしたが、あけみとの溝は埋まらないまま。一方茂木はすぐに毛塚に1万メートルの記録を塗り替えられ、豊橋国際の出走を危ぶまれる状況になってしまいます。

大地は今もアッパー素材の会社を地道に探す営業を続け、とうとうタテヤマ織物という会社で社長と対面し、見事アッパー素材の提供を快諾して貰えることに。

こはぜ屋に戻った大地はどうしても1足新しい陸王を作り、茂木に届けたいので、皆の力を貸してほしいとこはぜ屋のメンバーに頭を下げます。その熱意に打たれ、あけみをはじめ皆がもう一度陸王を作ろうと動き出します。

5代目陸王の完成

一方、豊橋国際の出走を巡って茂木と監督は衝突。飯山は村野と面会し、新しい陸王を茂木に届けたいと交渉しますが、村野はこれ以上茂木を期待させて振り回すな、と一喝。

そんな中5代目陸王が完成。そこへ村野がこはぜ屋に戻ってきます。そして改良するポイントを指示し、作り直しを要求。148gの完璧な陸王が完成します。

それを受け、宮沢はやはり陸王を諦めたくない、と買収話を進めると皆に宣言します。

買収から一転、業務提携を持ち掛ける宮沢

しかし飯山は宮沢に「もっと悪あがきしてみてもいいのでは?」と入れ知恵。その後宮沢は坂本とともに再び御園の元を訪れます。宮沢はこはぜ屋のはっぴを着用し、買収ではなく業務提携をしませんか、と提案。

この提案に難色を示す御園でしたが、宮沢はシルクレイよりも良いソールの素材が出現した時の将来のことを懸念し、シルクレイの供給を条件に支援して欲しいと訴えます。

その訴えを怒りに震えながら突っぱねる御園でしたが、宮沢はシルクレイを供給して欲しいという会社は他にもあるはず、と強気の姿勢を崩しません。一方茂木は出場枠の空いた豊橋国際に出走することを監督から許されます。

陸王 あらすじ スピンオフ

クリスマスイブに最終回を迎えた「陸王」。TBSでは緊急特番が組まれ、19時から2時間、本編が始まる前にスピンオフを加えたオリジナルのダイジェスト版「陸王」最終章を放映しました。

その特番でダイジェスト版以外の、気になる“新たに付け加えられた部分”を抜粋し、ご紹介していきたいと思います。

ナレーションは茜こと上白石萌音

この特番でのナレーションは上白石萌音さんで、今までの話が茜目線で語られる形になっていました。が、これが見事にハマっていたと思います。

上白石さんのナレーションの上手なこと!温かく、情感が適度に乗せられた音声は、本当に素晴らしかったです。

本編では残念ながらちょっとしたお茶の間の癒し役といった感じで、あまり見せ場がなく非常に残念でしたが、上白石さんの能力をいかんなく発揮できる場がこんなところにあったとは。

これからも女優業のみならず、声優、歌手に付け加え、ナレーションにも積極的に挑戦していって欲しいなと思いました。

茜のニックネームは“お嬢”

この特番で初めて認識したのですが、茜はどうやらこはぜ屋の従業員米子さんに”お嬢“と呼ばれていることが判明。

”茜ちゃん“以外の呼び名があることにびっくりしましたが、茜の育ちの良い雰囲気はまさに”お嬢“だな、と思いました。ちなみに玄さん、ヤスさんは”茜ちゃん“と呼んでいます。

競技場以外でも”王子“だった茂木

茜は当初、毛塚選手のほうが好き、と公言していましたが、途中で茂木のファンに寝返ったのには理由がありました。なんと偶然通りで飛ばされた帽子をスーツ姿の茂木に拾ってもらったことがあったのです。

スーツ姿もかっこいい茂木。振舞いも期待を裏切らず、まるで少女漫画のヒーローのようでした。茜が一目ぼれ?するのも納得です。

こはぜ屋恋愛事情

こはぜ屋は“家族”なので、あまり恋愛沙汰でゴタゴタして欲しくはないのですが、どうやらヤスこと安田さんは美咲ちゃんを、美咲ちゃんは大地を、それぞれが淡い片思いを抱いているようです。

残念ながらヤスは速攻で失恋してしまいましたが、このことでアットホームなこはぜ屋の人間関係がギスギスしないことを祈ります…。

先代社長と宮沢のマル秘?エピソード

檀ふみさん演じる母・美枝子は娘・茜にちょっとした先代のこぼれ話を語るのですが、宮沢も初めは父親に反抗し、家を継ぐのが嫌で家出をしたほどだったとか。

しかし先代はあの白い初代陸王を親子で履き、いつか同じゴールを目指したいという密かな夢を持っていたようです。その夢は叶わなかったものの、世代を超え宮沢・大地親子が行田市民駅伝で見事に達成。

先代も雲の上で喜んでくれていることでしょう。

陸王 あらすじ 最終回

こはぜ屋はフェリックスと業務提携できるのでしょうか。陸王を製造続行できるのでしょうか。そして茂木の豊橋国際の結果は?

シルクレイの売り込み先を探すも難航

フェリックスの御園はアトランティスの小原と再び会食。買収話がまとまらなかったことを小原に報告します。そして未知数でも伸びしろのありそうなこはぜ屋のほうが見込みがある、と告げる御園。小原は渋い顔です。

宮沢はシルクレイに興味のありそうな会社を訪問。必死に営業活動をしていますが、売り込みは難航、アトランティスが横槍を入れているようです。

一方、大地と村野は陸王の新モデルを茂木に届けにいきますが、茂木をこれ以上振り回すな、と一喝されます。飯山は新しいシルクレイ製造機の設計をし、再び機械が作れるよう準備。

チャンスを自分から手放すんじゃない、と大地に助言します。また融資担当・大橋は支店長と相談した結果、やはりフェリックスの子会社になるべきだ、と宮沢に進言。その時、ちょうどフェリックスの御園から宮沢に連絡が入ります。

フェリックス御園社長の新たな提案と宮沢の決意

御園は一つアイディアがあると告げ、再び宮沢と坂本と面会します。3億の融資をし業務提携するが、5年期限で3億の融資を返済することを条件に出します。

そしてもし返済できない場合はフェリックスに買収される、もしくは銀行から融資を受けて返済すること、と告げられます。こはぜ屋にその件を持ち帰り、皆に相談する宮沢。

そして宮沢は自分はフェリックスから融資を受けたい、挑戦したい、と意志を表明します。

諦めずに挑む力を飯山、茂木、大地から教わった、そして苦境もみんながいたから乗り越えられた、だからこはぜ屋ののれんと陸王を守りたい。みんなの力を貸してほしい。宮沢の熱い思いに皆が賛同し、業務提携を受け入れることになります。

村野、こはぜ屋の思いと陸王を茂木に届ける

その頃、豊橋国際出場選手の記者会見が行われ、シューズを変えた件について質問された茂木でしたが、その質問をアトランティスに遮られます。

こはぜ屋では、豊橋国際での茂木の復帰戦を皆で応援しに行くことを決意。再び茂木のサポートがしたいが、経営が不安定な今、茂木を巻き込むことはできない、と言う宮沢の話を村野が偶然聞いてしまいます。

RⅡを履いて豊橋国際に出る予定の茂木に、村野はこはぜ屋の今の厳しい状況と茂木への思いを伝え、陸王の新モデルをシューフィッターとしてはルール違反と自覚しながらも手渡します。

履くことはできないが、心が温かくなると伝える茂木。一方大地は就活で念願の企業・メトロ電業の面接に残ったことを報告し、豊橋国際はその面接が終わったら駆けつけると宮沢に報告。宮沢は大地が就活で面接まで残ったことを喜びます。

豊橋国際当日の茂木の決意

豊橋国際の日、大地は最終面接に挑んでいます。陸王の発明の秘話を生き生きと語る大地に面接官は、君は本当は陸王の仕事を続けたいのではないか?と尋ねます。

一方毛塚は茂木に「完走しろよ」と挑発。村野と宮沢はアップ中の茂木を訪ねます。

宮沢は“茂木さんのおかげで陸王に挑戦することができた、ありがとう”、とお礼を述べ、せめて靴紐だけでも、とこはぜ屋メンバーが手編みし、願掛けしてきた靴紐を渡します。その靴紐を手に感慨にふける茂木。

そしてこはぜ屋さんは今昔の自分と同じ状況にある。苦しいときに見放すような自分でいたくない、とアトランティスの小原にRⅡを履かずに陸王を履く、こはぜ屋さんとともに走っていく、とアトランティスとの決別を宣言します。茂木の言葉にうれし涙を流す宮沢。

豊橋国際の結果は…

豊橋国際が始まり、出場選手が入場。なんと茂木は陸王を履いて登場します。その姿を見て驚くこはぜ屋一同。そして皆うれし泣きをしてしまいます。アイコンタクトをする茂木と宮沢。

契約違反だと怒るアトランティスに選手の邪魔をするな、と監督が一喝。レース前の茂木を守ります。陸王を履いた茂木は上り坂の前までペースを押さえて、体力を温存。

一方毛塚は30キロ地点の給水をスル―し一気に茂木を抜き去り前へ進みます。そして上り坂に差し掛かるとペースを上げた茂木は、驚異の4人抜きをし、毛塚に並び35キロ地点で給水をし損ねた毛塚に水を渡します。

しばらく並走する茂木と毛塚。40キロ付近で先を走っていた外国人選手が足を痛め転倒、前年の自分の転倒のイメージが頭をよぎる茂木。その様子を村野は心配します。

しかしそこで宮沢親子が茂木に心からのエールを送り、それにこたえる茂木は再度奮起。離されかけていた毛塚に追いつき、見事ゴール前で毛塚を引き離し優勝します。歓喜に沸くこはぜ屋メンバー。

茂木の優勝と大地の決意

優勝インタビューを受ける茂木。茂木は、チームのみんなと陸王に支えられた、とシューズを自ら脱ぎ、こはぜ屋の皆さんにこの優勝を捧げたいと涙を流します。

この優勝インタビューでの、茂木の陸王に関するコメントを受け、数日後こはぜ屋の電話は鳴りっぱなしに。陸王の注文が殺到しているようです。大地はメトロ電業の面接に受かったと宮沢に報告。

しかし大地は内定を蹴ってこはぜ屋で陸王の仕事をしたい、と頭を下げます。しかし宮沢は大地の申し出を断り、大企業でこはぜ屋に足りないものを学んできて欲しいと訴えます。

その父の思いを素直に汲み、大地はメトロ電業への就職を決意します。

こはぜ屋のその後、と周囲の後日談

アトランティスは業績を落とし、小原は別会社へ出向に。こはぜ屋は30億にまで売り上げを伸ばし、メガバンクに融資先を乗り換えようとしています。第2工場も完成し従業員も20人から60人になりました。

一方ダイワ食品陸上部は平瀬がコーチになり、フェリックスがサポートをしています。茂木はレースで好調な成績をあげているようです。

まとめ

以上が「陸王」の最終回のあらすじでした。ほんの少し都合の良い展開もありましたが、それ以上にやはり予想通りそして期待通りの爽やかな大団円でした。

これ以上の結末はなかったと思います。視聴者の期待を裏切らない最終回をありがとうございました!

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