陸王 感想まとめ(1話〜最終回)

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池井戸潤さんが原作の日曜劇場『陸王』が10月15日から毎週日曜夜9時放送を開始しました。

主演の役所広司さんは意外にも連ドラ15年ぶりなんだそうです。

初回から波乱の幕開けとなりました『陸王』、感想の1話〜最終回までをご紹介していきたいと思います!!

陸王 感想 1話

観始めたものの何分かでいきなり窮地に立たされた展開だったので始めからドキドキヒヤヒヤして観ていました。初回からこんなんで次回からはどうなってしまうのかと・・・。

主人公の宮沢紘一(役所広司)はとてもいい社長さんで、ミス続きで『こはぜ屋』がどうなってしまうかという時にも決して社員を責めずに励まし打開策はないかと奔走します。

『こんな上司の下につきたいな〜』と思ってしまいました。

役所広司さん、いい味出してます。

そんないい社長なのに、就活の間一緒に『こはぜ屋』で働いている。長男の宮沢大地(山崎賢人)には気持ちをうまく伝えられずにすれ違ってしまったり、大地も大地で素直になれずに悪態をついてしまったりヤキモキしながら観ていました。

そんな中マラソン足袋を作るのをきっかけに親子で豊橋国際マラソンレースを見にいくことに。

紘一が意を決して大地を誘うシーンの

紘一『へっ興味ないか別に・・へへっ。』

大地『行ってもいいけど・・・。』

紘一『(びっくりしてちょっと唖然とする)・・いく?!』

の掛け合いにはおもわず笑ってしまいました。二人とも愛くるしいです。

4年間箱根駅伝でデットヒートを繰り広げていた茂木裕人(竹内涼真)と毛塚直之(佐野岳)が豊橋国際マラソンレース再び戦うシーンは実際のマラソンを見ているみたいに応援してしまうくらいドキドキしながら見ていました。

茂木が倒れてしまい、立てるのもやっとなのにそれでもまだ走れると仲間に止められながらも走ろうとした時はもうだいぶうるうるしてしまいました。

茂木が倒れて時に、抜き去りながらも茂木を気にする毛塚にとても切なくなりました。

ライバルとされていたけど、お互いを思い合ういい関係だったんだろうなと感じる瞬間でした。

最後の挨拶に来た時のシーン

紘一『私は坂本さんを同志だと思っています。その同志を馬鹿にするのはやめていただきたい!!』

坂本が上司に散々バカにされ、紘一に謝らせた時にもグッと堪えていた紘一が上司に言った一言!もう泣かずにはいられませんでした。

『よく言った!!』と声を出して言ってしまったくらいです。

初回は拡大で2時間と見ごたえたっぷりでしたが、涙なしでは見られないシーンがたくさん詰まっていました。

陸王はわかりやすくて良い!!

『陸王』は悪い役と良い役がわかりやすいくらいはっきりと分かれていてとても見やすく、素直にワクワク・ドキドキ・ハラハラできるのが良いところです。

良い人たちがあくせく奔走して、悪い人があっさり邪魔なものを切る。清々しいくらいです。わかりやすいからこそグッとストーリーに引き込まれてしまいます。

初回から怒涛の展開でした。これからのストーリーが楽しみです!

陸王 感想 2話

こはぜ屋の陸王開発チームは、陸王のソール問題を解決するには、銀行員坂本が持ってきてくれたシルクレイという素材が、最適だと考えます。

しかし、シルクレイを開発した会社は、既に倒産していて、社長の飯山は、行方不明になっていて探し出せません。

そんな飯山を坂本が探してくれ、会えましたが、5000万という多額の使用料を要求されてしまいます。

飯山の気持ち

シルクレイは、海外企業との提携が決まりかけているといいます。宮沢社長は、1度会社を見て欲しいと頼みます。何度も拒否されても飯山に頼みます。

飯山に、こはぜ屋を見学させたいと思いついたのは、就職試験に何度も失敗している大地の一言でした。

やりがいがある仕事をしたかったはずなのに、会社が倒産して、変わってしまった。こはぜ屋を見て、何かを思いして欲しいと宮沢は考えたのでした。

シルクレイの提携話はなくなり、飯山は陸王のプロジェクトに参加させてほしいと宮沢に頼んだ。宮沢は、とうとう飯山の心を開いて、シルクレイの使用を許可されます。大地の気持ちを理解する事もできたのでしょう。

来週から陸王開発がスピードアップしそうですね。飯山がどのように関わっていくのか楽しみです。

陸王 感想 3話

シルクレイというソールの素材を使える事になって、新たな一歩を踏み出す事ができるようになったこはぜ屋です。

ダイワ食品のランナー茂木は、アトランティスからのサポート打ち切りを告げられ、今まで興味を示さなかったこはぜ屋の陸王を履き、その感触の良さに笑顔を見せていました。

息子の大地が動き出す

顧問アシスタントを雇うのも時間とお金が必要なため紘一は飯山にまずは自分がやると話します。しかしそこで、今までは「足袋屋がランニングシューズなんて作れるわけ無い」と批判的な態度をとっていた大地が、飯山の下でシルクレイの開発を手伝うことになります。

飯山と協力して必死で作業する姿は視聴者が望んでいた大地の姿でしょう。

飯山と大地はとても良い師弟関係を築けると思います。大地は、このままこはぜ屋に就職するのでしょうか。

ついにシルクレイが完成

飯山と大地は、ランニングシューズに向いているシルクレイの硬さになかなかできずに悩んでいます。

大地は最終面接まで決まっていた就職試験を、試験の前日にも関わらずシルクレイの開発に没頭してしまった為に寝坊してしまい、試験会場に遅刻してしまいます。面接を受ける事ができませんでした。

大地の心の中にもシルクレイの事が大きく占めているようですが、開発が思うように進まずイライラしてしまい、つい飯山にあたってしまいます。

大地は紘一にも「なんでそんなに飯山を信じるのか」「できると嘘を言っているのかも」と言いますが、紘一は嘘から出た誠になるかもしれないと教えます。

紘一は、たとえ嘘でも信じてやっていると何かが見えてくるというのでしょうか。時間もお金もそこには掛かっているのに、何もしないで諦める事はできないと言いたいのでしょう。

最新作のシルクレイの硬度を測ると、数値は目標値を示していました。飯山は、紘一に対して「待たせて悪かったな」と言い、紘一は大地に「大地、よくやった!」と肩を叩きます。

紘一と大地の親子関係も良くなっているように感じます。大地も自分のやりたい事を見つける事が出来そうですね。

茂木との初対面

小原は茂木が新しいシューズを履いている噂を耳にします。小原は、ダメになった選手を自分たちがスポンサーになることで結果を出させる事に喜びを感じています。茂木が新しいシューズを履いて結果を出すのではないかと心配していました。

何を今更と思ってしまいました。怪我をしたらお荷物はいらないと態度を変えるやり方に腹が立ってきます。

茂木は陸王の履き心地を気に入りますが、ソールの耐久性が弱く試合には使えないと考えています。

茂木が陸王を履いてくれていると知った紘一は、茂木に会いに行きますが「ソールの耐久性が…」と説明する茂木に「まだ終わりじゃありません。怪我をしにくいランニングシューズ、それが陸王です。悩みがあったら言ってください。」と説明します。

怪我をしにくいランニングシューズというコンセプトに茂木の心は動きます。

初対面のこはぜ屋に対しても、丁寧に対応する茂木選手は、やはりスポーツマンとしても、人間的にも素晴らしい人ですね。応援したくなる選手です。

飯山の誰にも負けない強い信念と鉱一の人を信じる思いで、シルクレイは完成する事ができました。これからどうなっていくのでしょう。

陸王 感想 4話

3話で遂に、シルクレイを使ったソールが完成しました。公式のツイッターで、前半戦のクライマックスの4話とありました。陸王が動き出します。

新しい仲間が

茂木は、アトランティスからレースに復帰できないなら、早い内に陸上をやめて、仕事に専念するようにと会社から言われしまいます。

自分の会社の利益ばかりを追って、選手を使い捨てにするアトランティスのやり方には、納得できず頭に来てしまいました。

同じように、村野もアトランティスのその考えに納得できず、我慢の限界に達してとうとう退職してしまいます。

その後、一度面倒をみたら最後まで面倒を見る、足を見るだけでなく性格や癖まで同じ夢を見るのがシューフィッターの役目だと話していましたが、村野の仕事に対しての真っ直ぐな真面目な姿勢に感動を覚えました。

選手の事を第一に考える事ができるのは一流の明けしだと思いました。

そして、アトランティスをやめた村野は、宮沢紘一と出会います。宮沢の陸王に対する想いに共感して、村野は、「陸王チーム」に協力するようになります。やっと陸王に光が見えてきました。

選手たちから絶大な信頼を得ているカリスマシューフィッターの村野を味方につけたことはこはぜ屋にとってとても大きな事です。

遂に茂木選手が宮沢が歓喜

茂木選手は、怪我を治せばまたアトランティスがサポートしてくれるという言葉を信じていたのに、一方的に契約を切られてしまいます。大和食品陸上部では、最近結果が出ていないのでトライアルを行うことになりました。

そんな茂木選手のところに、村野がシルクレイ素材のツール出てきた陸王を持ってきます。茂木にとっても村野は特別な存在なのでしょう。

宮沢が新しい陸王ができたので試してくれと言った時は、今はそんな場合じゃないと断ったのに、村野さんが言うならととシルクレイを使用したソールの陸王を手に取ります。裸足みたい、軽いと喜びます。

宮沢は茂木が陸王に足を入れた瞬間から、涙をこらえていましたね。茂木に履いてもらうという夢がひとつかなって感極まったんでしょう。宮沢の想いがやっと届いた気がして、感動して、泣けてきました。

そして、茂木が、ラスト3周でどんどん追い上げてごぼう抜きをしていった時は、嬉しくなって、いけーっとこちらも叫びたくなりました。

しかし、トライアルの後半周というのに、倒れてしまった時は、また、怪我の再発かとヒヤッとしてしまいましたが、足を吊っただけで、陸王の履きごごちが良すぎて、オーバーペースになってしまったと言う事で、まずはひと安心しました。

そして、茂木がサポートをお願いしますと言った場面もとても感動しました。今までのアトランティスの仕打ちがあまりにもひどいと感じていたので、茂木復活が早く見たいとおもいます。

村野と茂木を、加えていよいよ本格的に始動を始めた「陸王チーム」ですが、石を投げ込まれていたり、まだまだハッピーエンドにはならないようです。

陸王 感想 5話

シルクレイのソールが完成しますが、アトランティスの妨害や陸王に新たな問題が出てきます。

大地が大活躍

シルクレイの機械が壊れてしまい、シルクレイの機械が再び動き出す時に使われていたのが、中島みゆきの糸でした。あれは繭に対するアンサーソングのように聞こえました。感動的なシーンになりました。

陸王の開発に携わるようになってから、大地がかわってきています。飯山が言っていたように、もうやりたいことは、見つかっているように見えます。シルクレイを開発しているときの大地の顔は本当にいい顔をしています。

飯山さんは借金取りに追われて、怪我をしてしまい入院してしまいました。こはぜ屋の従業員も持病で倒れてしまいます。地下足袋の新製品の納品に遅れが出そうになりますが、大地が頑張ります。

シルクレイの機械が動かなくなりますが、飯山が大地を信じてくれて、説系図を見せてくれました。大地が、1人で機械に向き合って、きちんと直そうとしている姿は、今までで一番かっこよかったと思います。

大地も自分の仕事に誇りを持持つ事ができたから、茂木選手に対しても「こはぜ屋を信じてください」と言えたんだと思います。

茂木選手が最後に選ぶのは

アトランティスが、また茂木選手に近づかれてきました。こはぜ屋の経営状態を見せられて、動揺してしまいました。大きな組織のアトランティスが、汚い真似をして茂木選手獲得に必死でしたね。

何度か茂木選手の裏切りと思えるシーンはありましたが、最後の最後に陸王を選んでくれて、履き替えてくれた時は、テンションが上がり感動しました。

アトランティスは、何がなんでもうちのが1番お金をかけて作っていると言う押し付けの感じがしましたが、こはぜ屋は、自分たちのシューズに誇りは持っているけれど、靴を選ぶのは茂木さんだ、どう転ぼうと応援することには違いないと茂木選手に伝えていました。

そういったところも、こはぜ屋を信頼して、陸王を履く事ができたのではないでしょうか。迷いながらも陸王を選んで履いている茂木選手の笑顔は最高でした。

みんなが変わっていく

玄さんが、陸王開発に、心から賛成してくれるようになりました。玄さんが誇りに思っている足袋で実績を上げれた事ができたからだと思います。玄さんもいい顔をしていました。

融資課長の大橋も変わってきました。今まで、ずっと融資に対しては厳しい意見だったのに、こはぜ屋に対して、見方が変わって来たようですね。

今までは、陸王の開発に、反対だったのに、アッパー素材に適している素材の会社を紹介してくれました。こはぜ屋に、プロとしてのプライドを感じとったのでしょう。これからこはぜ屋の味方になってくれるようで、心強いですね。

ピエール瀧さんと小籔千豊さんのいけ好かないコンビは腹立ちますね。

陸王 感想 6話

いよいよニューイヤー駅伝が開幕しました。陸王を履いた茂木の走りはどうなったのでしょうか?そしてその結果は?

竹内涼真の役者魂に涙

茂木の佇まい、控室での様子、そして中継所に立つ姿。もうどれをとっても違和感がないことにいたく感動しました。

さまざまなドラマに連続出演するハードスケジュールのなか、よくぞここまで陸上選手としての体を作り体現したなあ、と思うと、陸王デビューに涙するというよりも、竹内涼真さんの陰の努力に思わずうるうるしてしまいました。

青山学院の原監督が解説者として出演していたり、元・陸上選手の和田正人さんの説得力のある演技も、経験者だからこそのアドバンテージがあります。

そのなかで陸上選手としては素人の竹内涼真さんがここまでの仕上がりを見せたことは本当に素晴らしいことだと思います。

ダイワ食品の風呂場が熱い!?

ドラマ製作者再度の遊びショットが満載の、ダイワ食品の風呂場シーンは地味に面白かったです。

本来なら平瀬が茂木を励まし、監督が平瀬を励ます、感動シーンのひとつになるはずのシーンが、音尾琢真さんのフルヌードを無駄に?映すコメディシーンになっていたのには少しびっくりしました。

誰の発案なのかわかりませんが、過酷な撮影が続く中、少し息抜きがしたかったのでしょうか。ダイワ食品の風呂場が今後もギャグパートに使われていくのか?

それとものちに女性ファンへのサービスショットの現場と化すのか?今後頭の隅の方で注目していきたいと思います。

前半のカタルシス連打にスッキリ

今回の第6話を見て、「陸王」がドラマの前半をほぼトラブルなしのカタルシス連打をしていることに、このドラマの人気の理由を見た気がしました。

茂木が陸王を履き、担当区間でごぼう抜きの快走、そしてダイワ食品準優勝。茂木の好青年っぷり炸裂の感謝の言葉。労をねぎらい合う陸王チーム(そこへ必ず坂本が登場)。

本当に清々しいほどのご褒美展開で、なんだかすごく見ていてスッキリしました。ドラマの質としては予定調和が多すぎるとリアリティにかけ、薄っぺらくなってしまうのも否めません。

が、ある程度のご褒美展開もないと見ていて辛いだけなのも事実で…。努力すれば報われる、とたとえドラマの中だけでも思わせてくれるとこんなに嬉しいものかと思い知りました。

実際はドラマとしての質と視聴者へのサービス、これをうまいバランスで両立させるのはなかなか難しいことだと想像しますが、日曜日の夜に来週への活力を与えてくれるようなドラマ、としては「陸王」はまさに最高のドラマと言えるのかもしれません。

陸王 感想 7話

タチバナラッセルのアッパー素材の供給が急遽打ち切りになり、窮地に立たされるこはぜ屋。この絶体絶命のピンチの打開策は果たして見つかるのでしょうか。

宮沢の唐突な弱気ぶりと村野の無責任さ

今回は前回のようなカタルシスもなく、ただただひたすら辛抱の地味な回でした。そして社長・宮沢の唐突ななんともはっきりしない、煮え切らない態度。

たしかに経営者としてさまざまな苦渋の決断を迫られている局面ではあるのですが、資金繰りに困窮したのは今回が初めてというわけでもないにもかかわらず、なんだか急に弱腰になるのがやや不自然に見えました。

それだけシルクレイ製造機の故障が大きかった、ということでしょうか。そして村野。

たしかに村野も初めからランナー第一の考えの持ち主であり、それはとても良いことなのですが、こはぜ屋の窮地を目の前にしても、選手が、選手が、と選手の都合ばかりを連呼するのも、それはそれで不自然でした。

アトランティスも辞め、陸王チームも辞め、ではただのキレやすい人でしかありません。

会社に勢いがあるときは、一緒になってお世話する選手を増やしておきながら、社長にばかり責任を押し付けて、怒りに任せて辞めてしまうことこそ、無責任なのでは?と思ってしまいました。

こうしたピンチのときこそ、「社長、どうするんですか」、と丸投げするのではなく、村野さんも一緒になって打開策を考えて欲しかったです。

大地の急成長が眩しい

大人たちがぱっとせずくすぶっている間、大地は地味に代わりのアッパー素材の会社を見つけるべく、黙々と会社を当たっていました。ここのところの大地の急成長ぶりは目を見張るものがあります。

就活も並行してやっている、と本人は言っていますが、もうそろそろ「オレがこはぜ屋を継ぐ」と明言してほしいところです。

父親とぶつかりながら、素直になれないなりに、こはぜ屋を支えようと頑張る大地を山崎賢人さんが好演。この第7話は本当にひたむきな大地だけが救いでした。

松岡修造さん演じる、御園社長の登場は肩透かし

予告編で颯爽と登場するワンシーンが流れていたうえに、ドラマの前半で飯山にフェリックス社員が接近した時点で、社長が会いたがってるとの旨を伝えてきたり、と松岡修造さん演じる御園社長の登場を随所で匂わせていた第7話。

しかし実際はラストに予告編と同じ映像が流れるのみで終わり、完全に肩透かしを食らいました。もっとがっつりと出番があるものと思い、まだかまだか、と引っ張られた挙句、予告編と同じ映像というオチ。

本当に心底がっかりしました。次回こそは演技をしている松岡修造さんをしっかりと見せてほしいと思います。

陸王 感想 8話

坂本は宮沢に買収を提案しますが、しかし、宮沢は100年続いたこはぜ屋を売るぐらいなら元の足袋屋に戻ったほうがいいと激怒します。

宮沢は、アッパー素材もシルクレイもなくなって、飯山や坂本や村野もいなくなって、チーム陸王は解散するしかないと考え始めていました。

チーム陸王駅伝を走る

茂木に会いに行った宮沢のもとに監督の城戸がやってきて、宮沢に、人類は走ることができたから生き延びれたと聞いて感動したそうですが、今でも選手にとって走ることが生きる事なんです。

そんな選手たちの気持ちを本当に理解していたのかと言って去っていきます。監督は本当に選手の事を思っているようです。そのこともあり、宮沢は、チーム陸王として、行田市駅伝マラソンを走ろうといいます。

行田市駅伝マラソンは、10位に入賞したチームにはインタビューがあるから、そこで陸王の宣伝のためにも入賞を目指していました。

しかし、ヤスが前日に足を痛めた事がわかり、棄権しようとしたところ、坂本がやってきて自分が代わりに走らせて欲しいと言います。

買収のこともあるので宮沢は渋い顔をしますが、ヤスはエントリシートに補欠として、飯山も、村野も、そして坂本の名前を書いたといいます。みんなチーム陸王だと言います。感激しました。

その言葉に、宮沢も心を動かされたように、見ているこちらも熱いものを感じました。坂本も一緒に走ることになります。

ラストランナーの大地は順調な走りを見せ、選手を抜いていきます。ゲンさんも飯山もこはぜ屋の事務所で必死に大地を応援していました。結果は10位入賞まであと一歩でした。

最後に見せた笑顔敵か味方が

宮沢は、飯山がフェリックスからの特許売買を断ったことを知ります。飯山の思いを知って、陸王を諦めてはいけないと決心して、フェリックスの御園に会いに行きます。

颯爽と登場したフェリックス社長の御園は爽やかで、低姿勢で好感度が高かったです。こはぜ屋にしてみればかなりいい条件を提示してきます。そして、一緒に頑張りましょうと誘います。そんな御園に対して宮沢は前向きに考えると伝えます。

宮沢と別れた御園のが最後の最後で見せた笑顔は謎めいていました。やはり、何か企んでいて裏がありそうです。しかし、こはぜ屋は陸王を守るために買収を受け入れてしまうのでしょうか。

揺れ動く茂木

茂木の元に佐山がやってきて、アトランティスの最新型RⅡを差し出した時に、どのシューズを履くかは村野と相談するとRⅡを履かずに返します。かっこよかったですね。

そして、宮沢が茂木を訪ねて、陸王の製造がストップしたことを謝罪します。生産できないという現実を知らされても、それでも茂木はこはぜ屋には潰れてほしくないと会社を心配します。

いつか宮沢たちが作ったシューズを履けることを楽しみにしていると言って練習に戻ります。なんていい人なのでしょう。自分の事より相手の事を1番に気遣っています。

しかし、茂木が所属するダイワ食品もスポーツ部が縮小される噂があり、実績が残せなければ走る場所を失ってしまう状況です。アトランティスは、茂木に対してゆすりをかけてきました。

どうしても茂木にアトランティスを履かせようと迫ってきます。このアトランティスのやり方にはいつも腹がたってきます。

こはぜ屋やそして茂木は、大きな決断をしなければなりません。

陸王 感想 9話

今回はこはぜ屋の買収の件を中心に話が展開していきました。が、その中で大地の地道な営業活動に成果が現れる、というご褒美展開も。以下、大注目の9話の感想です。

冒頭から阿川佐和子さんの熱演が光る

阿川さんの演技のポテンシャルが見事に開花したことを受けて?でしょうか、9話冒頭から阿川さんの涙ながらの買収反対の訴えは、かなりの見せ場になっていました。本当に女優初挑戦とは思えません。

阿川さんならこなせると見込んだ製作者側があけみの登場シーンを増やしたのでしょうか。というのは深読みのし過ぎなのかもしれませんが、さらっと期待に応える阿川さんは凄いです。

また中盤には涙ながらの長セリフのシーンもあり、本当に素晴らしかったです。

続いて今度は松岡修造さんの熱演

そして今度は松岡修造さん。松岡さんもまたまた自身の長~い身の上話を語るシーンが。本当にご苦労様です。フィギュアの中継などもあるこのシーズンに、あの長セリフを覚えるのは大変だったでしょう。

つい心の中でガンバレ!と応援してしまい、肝心の御園社長の挫折話の内容がほとんど頭に入りませんでした。しかし本当に陸王製作者サイドは演技初心者にも容赦ないですね。

今回の9話はこはぜ屋ではあけみ役の阿川さんが、フェリックスでは松岡さんが、大車輪の活躍で話を回していました。それを邪魔せず上手に受ける大御所俳優の役所さんもいいです。

大地の地道な営業が大金星をあげる

こはぜ屋が買収を巡り分裂の危機にあるなかで、淡々と地道に営業を続けていた大地がとうとうアッパー素材を提供してくれる織物会社を見つけてきます。

就職活動をそっちのけで、こつこつと努力してきた大地に大きなご褒美をくれるこの展開が素直に嬉しいです。

フェリックスの買収内容はもっともっと前に調べておくべき!

ただラストの宮沢と御園の対決は、正直ツッコミどころ満載でした。あんなに時間があったのに、なぜ坂本も宮沢もフェリックスの買収の経緯などを今さら調べたのでしょうか?

もっともっと初期の段階ですべき下調べを、買収の話を正式に受けると返事をした後から行い、その資料をもとにフェリックスにケチをつけるようなことを言ったら、そりゃあ、御園社長も顔を振るわせて怒りますって!(松岡さんの怒りの顔芸も秀逸でした)

あの仕事のできる坂本さんが、なんの下調べもせずにこはぜ屋に買収を持ち掛けたのなら、大問題です。どや顔で演説する宮沢でしたが、なぜもっと早く調べなかった???と違和感が拭えませんでした。

1回目の会談ですべきだったような話を土壇場になって持ち込むのは、どうなのでしょうか。

陸王 感想 最終回

大好評の日曜劇場「陸王」も今回でとうとう最終回となってしまいました。視聴者の期待する展開がそのまま反映された形となっており、多くの方がその結末に充足感が得られたのではないでしょうか。

ではその「陸王」最終回の内容を振り返ってみようと思います。

あの瀬古利彦さんが面接官に!!

瀬古さんが「陸王」出演、という情報を見たとき、てっきり解説者役なのかと思い込んでしまったのですが、メトロ電業の面接官役、ということでかなりびっくりしました。

が、ぴっちり七三分けで眼鏡着用の瀬古さんの風貌は、本当に面接官にぴったり!違和感ゼロの見事な佇まいでした。

堀尾キャスターも隣に並んでいましたが、威圧感や威厳はやはり瀬古さんがピカ一。瀬古さんの新たなポテンシャルを垣間見た気がしました。

「陸王」でも”家族“推し…

「コウノドリ」に続き、「陸王」でも宮沢はこはぜ屋メンバーは皆家族、と熱弁。TBSドラマは“家族推し”がテーマなのでしょうか。無難といえば無難で美しく正しいことなのですが、少々食傷気味になってしまいました。

“家族””絆“”仲間“それが視聴率のキーワードなのかもしれないのですが、ひねくれた私にはちょっとキレイすぎてしんどいというのが正直な感想でした。

最後まで萌えポイントをはずさない茂木

やはり一番の萌えポイントは最終回も茂木選手の走りとしゃべりでした。こんな好青年現実にはいないだろうと頭の隅のほうでは思ってしまうものの、本当にうるうるしてしまうのです。

茂木を演じる竹内涼真さんの顔のアップでは、やや疲れが見え心配になるものの、そのこと自体も選手としての役作りに有効に働いているように見えました。

茂木が出演するたびに、いつも期待を裏切らず、視聴者に粋なカタルシスを与え続けたことは、「陸王」の成功に大きく貢献していることは間違いないです。

私は陸王を作ってもいないのに、茂木の言葉を聞くと涙があふれてしまいました。画面では宮沢社長もうれし泣き。(当然です!)

良い時も悪い時も一緒に走ってくれる、なんて企業は実際はそうそうないでしょうし、大企業との契約をレース前に反故にする、なんてことはあり得ない行為でしょうけれど、そんな美しい夢を見させてくれるのもドラマの醍醐味だな、と茂木と同じくその展開に“心が温かく”なりました。

人を動かすのは誠意と熱意

銀行の支店長やダイワ食品陸上部監督、御園社長そして茂木、さまざまな人々が最終的には陸王やこはぜ屋の味方になっていったのは、まさに宮沢をはじめとするこはぜ屋の、誠意と熱意の賜物ではないかとドラマを通じて思いました。

茂木は陸王とRⅡの違いは品質ではなく、“込められた思い”が違うと明言しました。

誰と手を組むのか、その決め手になるのは企業の規模(経済力)でもなく、商品の品質(技術力)でもなく、もしかしたら関わる人の人間力(誠意と熱意)によるものなのかもしれません。

そして自分もこうした局面に判断を誤らない人間でありたいな、と心底思わされました。

まとめ

以上、個人的見解から「陸王」最終回の感想を述べてきましたが、視聴者の皆が十二分に爽快感と満足感を得られる見事なラストだったのではないかと思います。

やや都合のいい“盗み聞き”が横行していましたが、そんなことは些末なこと。「陸王」チームの皆さん、本当に素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました!

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