ブラックペアンでよく出てくるインパクトファクターについて解説

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本格派医療ドラマの「ブラックペアン」。医療現場のリアルを丁寧に描いているため、見ごたえはあるものの、専門用語が多く、難解な面もあります。

そこでそうした難しい用語のひとつでもある“インパクトファクター”について詳しく見ていこうと思います。

インパクトファクターとは

インパクトファクターとは、自然科学や社会科学分野の学術雑誌に掲載された論文が、特定の期間にどのくらい頻繁に引用されたか、を平均値で示す尺度、とのこと。…この説明だけでもかなり難しいですね…。

そしてこの尺度(指標)が、医師の研究業績を評価する数字として重要視されている、ということのようです。

池永と繋がる西崎教授の魂胆

このドラマ内では池永が編集長を務める「日本外科ジャーナル」が医学の学術誌の最高権威を握っているため、

そこに論文を載せて自らのインパクトファクターの数値を上げようと画策する西崎教授は、陰で池永と繋がり、密にブラックな?やりとりをしている様子。

理事長選の命運も掛かっているので尚更です。佐伯教授いわく“インパクトファクターの数値が医者の価値や未来を決める”とのことですから、当然そうした出版社との癒着も現実にありそう。

ドラマとはいえ、かなりブラックに描かれているので、なんだか心配になりますが、こんな人間たちが医学界を牛耳っているのかと思うとぞっとしてきますね…。

インパクトファクターは信ぴょう性が高いのか?

ドラマでも丁寧に描かれていますが、論文と現場にはかなりの違いがあり、世間的にはスナイプ手術に成功した、ことになってはいますが、現実は下っ端の医局員・渡海の“神の手”がなければ失敗に終わっていた案件です。

でも当然そんな事実は論文内では公表されず、あくまで結果のみ。なのでこの数値の信ぴょう性は疑わしいと言わざるを得ません。

そしてリアルでも、この数値はあくまで指標であり、その信ぴょう性に関しては、さまざまな意見があるようです。ドラマでも佐伯教授が飲食店の星の数を例に出していましたね。

いい医者に当たるかどうかも博打

渡海はドラマ内で“手術は博打”と言っていましたが、個人的には“いい医者に当たるかどうかも博打”だと思います。

よく雑誌や本などで〇の名医などの情報提供がされていますが、手術件数、成功率、等いくら調べ尽くしても、それはあくまで指標にすぎず、本当にいい医者かどうか、は診察してもらうまではわからない、というのが現実でしょう。

それでも、ひとは評価の数値に踊らされる生き物。結局数字にすがってしまうんですねぇ…。

インパクトファクターについてまとめ

以上「ブラックペアン」内で頻繁に登場する「インパクトファクター」について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。数値はあくまで指標。本物はきっちりと自身で判断したいものです。

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