重要参考人探偵 感想まとめ(1話〜最終回)

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「犯人は俺じゃない!」なぜかいつも死体の第1発見者になってしまうモデルの主人公が、自身の潔白を晴らすためモデル仲間と協力して情報を集め、事件を解決していくドラマ「重要参考人探偵」。

絹田村子さんの漫画が原作となり待望のドラマ化です。崖っぷちに立たされた状態で絞り出す事件の真相とその推理力は圧巻です。

そんなドラマ「重要参考人探偵」の感想(1話〜最終回)をあらすじと共にお届けしたいと思います。

重要参考人探偵 感想 1話〜4話

俗にいう「売れないモデル」の主人公・弥木圭(玉森裕太)は特異な体質の持ち主で、どこにいても死体の第一発見者になってしまいます。

それは交通事故死から他殺まで様々。その度に重要参考人として警察から疑いの目を向けられてしまうのですが、モデル仲間の周防斎(小山慶一郎)、シモン藤馬(古川雄輝)らと自身の潔白を証明するため「火事場の馬鹿推理」を披露します。

死体に慣れてしまった主人公

冒頭から道を歩く弥木圭の目の前に死体は容赦なく現れます。転落死の現場を目の当たりにしても死体に遭遇することに慣れてしまっている圭はそのまま仕事へと向かいました。

初めて死体の第1発見者になったのは7歳の時。森の中で絞殺された死体を発見してしまってからというもの、圭の行くところにはいつも死体があるのです。

1話の被害者はエリートOL

第1話の被害者は圭たちがモデルを務めた「ミウラ時計」の商品企画部部長の小高(遼河はるか)でした。新作腕時計発表のレセプションパーティーでスピーチを任された小高は、マイクの前に立ったところを狙われ、頭上から落ちてきたシャンデリアの下敷きとなり死亡してしまいます。

半ば強制的に小高の隣に立たされていた圭がスピーチの合間を狙って小高から一歩離れた瞬間の出来事でした。その妙な行動に一先に疑いの目が向けられ重要参考人となってしまうのです。

犯人は小高に出し抜かれた同僚だった

重要参考人となってしまった圭は警察から逃げ回りますが逃げ切れるはずもなく、警察の前へ出ていくことを余儀なくされます。

そこで飛び出すのが火事場の馬鹿推理。犯人は新商品の企画を一から担当していた宇田川(マギー)でした。我が子のように作り上げてきたものを小高に横取りされたことによる怨恨が起こした悲劇だったのです。

2話の被害者は若手のモデル

CMのオーディションを受けている三人。国民的女優として人気のある乙原ゆり(志田未来)との共演がかかっているため、選ばれれば一気にブレイクを果たせる千載一遇のチャンスでした。

多くの参加者の中から選ばれたのは若手モデルの魚住爽太(中山優馬)だったのですが、結果が発表された直後に爽太は何者かによって殺害されてしまいます。第1発見者は圭。圭は重要参考人となってしまうのです。

犯人は幼馴染の乙原ゆり。悲しい過去の結末

閉鎖的な村で育ったゆりと爽太は幼馴染でした。ゆりの父親は爽太の父親を殺したという過去があり、ある日突然ゆりは村から姿を消します。

そんなゆりを爽太はテレビで見つけ、ゆりを応援するためモデルとなり今回のCMオーディションにも参加したのですが、ゆりにとっては殺人犯の父親の存在を暴露されかねない脅威だったのでしょう。

しかし爽太がゆりに渡した手紙には、ファン一号だという旨が書かれていました。過去が起こした悲しい悲劇だったのです。

3話は山小屋

第3話の舞台は撮影後に訪れた山小屋で起きた密室殺人です。ベッドの下の死体を発見したのは開かずの部屋にうっかり入れてしまい何も知らずに寝ていた圭でした。

例のごとく重要参考人となってしまった圭ですが、キッチンにあった包丁の形状からヒントを得て犯人を割り出します。犯人は逃走中の強盗殺人犯でした。

4話は開演中の舞台上

第4話では圭が出演した舞台で開演真っただ中に起きた事件でした。ダイイングメッセージが残されており、それは圭の名前を示しているとしか思えないもので、発見状況と合わせてまたもや重要参考人になってしまいます。

被害者が大切にしていた一枚の紙と不自然なダイイングメッセージからひらめきを得た圭は刑事で元カノの早乙女果林(新木優子)の力も借りて事件解決に至ります。

重要参考人探偵 感想 5話

圭が向かうところでは高確率で死体が発見されるため、よからぬ噂が出回るようになり仕事を降ろされた圭は、シモンと一緒に引っ越し屋のアルバイトをすることになりました。

身近な問題であるご近所トラブル

近所の家の玄関前にゴミなどをまき散らしたり、庭先に拡声器やラジカセ、隣の壁には落書きなどご近所トラブルについて描かれていた5話でしたが、目の当たりにしたことのない私は大げさに描かれているものだと思っていました。

しかし調べると決して大げさではないということがわかり、明日は我が身と言えるほど身近な問題だと知って、昭島のような攻撃的な人がすぐ隣に越してくるかもしれない恐怖、そして殺人をするような人ではなかったはずの柘植のように、何かのきっかけで殺人が起きてしまうということを再認識したような気がします。

現場に訪れた警視庁捜査一課長

今回はいつもの現場とは少しだけ違いました。原因は警視庁捜査一課長自ら現場に訪れたためです。

いつも死体を発見しそれを解決する圭に興味を抱き近寄ってきたのですが、一見理解のあるいい人というイメージを出しながらも本音は何を考えているのかはわかりませんでした。

何かを企んでいるような気がしたのですが…。今後も圭に接触してくるはずなので、要注意です。

少しずつ見えてきた過去

圭が住んでいる部屋や家族が初めて登場しました。母親も心配する圭の死体第一発見者体質。母親に心配をかけまいとする圭でしたが、母親はもしかすると何かを知っているのかもしれません。

何かを隠しているのだとしたら、それが明かになるのは一体いつなのでしょう、目が離せません。

少しずつ物語が動いてきた重要参考人探偵の5話でしたね。圭が死体を発見してしまうのは何か理由があるのでしょうか?それともただの偶然なのでしょうか?

重要参考人探偵 感想 6話

メンズインナーのファッションショーに出ることになったシモンの応援のため圭と斎は会場に来ていました。そこでシモンに紹介されたのはデザイナーの宮田和哉とイベントプロデューサーの塩川歩実、野崎茂の三人。

和哉の妻、宮田絵奈はなぜかショー最中から圭を気に入り和哉の前でも圭に寄り添い離れません。いつの間にか圭と絵奈を除いたメンバーで話は盛り上がり和哉の事務所で親睦会が開かれることになりました。

終始軽い女だった絵奈

今回の事件は全て絵奈をめぐり巻き起こったものでした。最後に歩実も言っていましたが、絵奈がいなければ皆楽しくやっていくことが出来た三人だったのかもしれません。

たった一人の女性が原因で殺人事件にまで発展してしまったわけですが、本当に絵奈が存在しなければ起こりえなかったのかなと考えてしまいました。

もしかすると絵奈がいなくても歩実や他の女性を取り合いし同じ結果になっていたかもしれません。

圭の驚きの洞察力と行動力そして判断力

重要参考人探偵は毎回事件が起きた当日もしくは数日中に圭の推理によって事件解決を果たすのですが、今回の圭はかなり冴えてたように見えました。

というのも、茂の手に握られていたボタンが自分のものだとわかり和哉の事務所まで関係者の衣類のボタンを確認するため警察が訪れたのですが、圭が隠れた部屋に警察が入ってくるまでのほんの少しの時間で圭はなんと糸切りハサミを見つけそれを使用してボタンをすべて外すことに成功。

私なら引きちぎってしまうだろうな…と思いながら見ていると今度は警察の目を盗み糸切りハサミを元に戻してコートから取ったボタンをボタンケースの中へ隠すという優れ技。

そして事件解決へのきっかけにもなった和哉がコンビニでもらってきた箸が一人分足りないということを見抜いたのも素晴らしいと思いました。

人間は日常では3割の力しか使っていないと言いますが、普段から死体を目にし重要参考人にされ追い込まれ癖のついている圭は人の何倍も潜在能力を引き出しているんでしょうね。

第6話の登場人物が面白い

内容とは関係ない話になってしまいますが、今回の重要参考人ではある1人の役名が話題になりました。

それは犯人でもある宮田和哉という名前なのですが、主演の玉森裕太さんが所属されるキスマイには宮田俊哉さんというメンバーの方がいるんです。

そして玉森さんと宮田さんは大親友としても知られているので、第6話を見ていて驚かれたという方が多数いたようです。毎回こういった隠しネタを出してくるのも重要参考人探偵の魅力ですね。

重要参考人探偵 感想 7話

圭たちは旅館の写真撮影の仕事で石長島に来ていました。そこは圭が20年前の7歳の時初めて死体の第一発見者になった場所。圭は当時の記憶がありません。果林同じく圭の過去を探るため石長島に来ていました。

撮影の途中、横柄な態度でアシスタントを振り回していたカメラマンの高江が突然吐血し死亡。直前に飲んだ温泉の源泉を高江に配ったのは圭のため、圭が重要参考人となってしまいます。

父親だった記憶の中の死体

圭からなぜ石長島の記憶がまるっきり消えていたのかはわかりませんが、今回で圭はすべてを思い出しました。尊敬していた父の記憶、警察官の優しい父。

どうして忘れていられたのだろうと圭も言っていましたが、忘れていたからこそ大人になるまでの時間を生きてこれたんじゃないのかなと思ってしまいました。

記憶を辿って島を探し回る圭の姿は特に感動するシーンに作られていたわけではないのですが、なんだか胸が熱くなりました。

父の死体のそばにいた誰か

7才だった圭がカブトムシを探すため入ってはいけないと言われていた神社の奥の森に入ってしまった為にそこにあった父の死体を発見することになってしまったのですが、驚く圭の後ろから何者かが声をかけます。

「もっと早く見つけていれば助けられたのに」そう言って7才の圭の首を絞めるのですが、圭は怖いでも助けてでもなく、死体となった父に対し助けてあげられなくてごめんなさいと思いながら意識を失うんです。

殺人犯なので許せないのはもちろんなんですが、父の死体を目の前にした7才の子供にそういってのける人じゃない心の持ち主なんだと感じました。許せませんね。

襲われ息絶えた織居が残したもの

圭が織居の事務所へ行くと何者かに刺され瀕死の織居がいたのですが、織居は最後の力を振り絞り圭に鍵のありかを教えます。

警察には絶対に渡すなという言葉から果林と登が話していた黒塗りだらけの20年前の事件資料と警察の陰謀説とやらが繋がってきますよね。

圭の父は覚せい剤を所持していたという情報が残っていたのですがそれもきっと何者かによってでっち上げられ罪を被されただけでしょう。

圭は事務所の中を探し回るのですが、チラチラとナイフを持った人物の手元が写っていました。同じ事務所内に隠れていた犯人は誰だったのでしょうか。気になるところです。

母と警視総監の関係

圭の記憶が戻ったと知った母は何者かに連絡をとりその足で会いに行っています。その相手は警視総監の吉倉でした。

そして果林が調べていた20年前の事件資料に名前があったのが吉倉の名前。吉倉は20年前の事件のすべてを知っているんでしょうか。

緊急手配された圭

警察に見せられないものを織居から託された圭はとにかく逃げます。そして織居を殺した犯人として手配されてしまうのですが、なぜか圭が追われていることを知っていた斎からの連絡が。圭はどうなるのでしょうか。

重要参考人探偵 感想 8話(最終回)

過去7回にわたって放送されてきた重要参考人探偵もついに最終回を迎えました。20年前の事件の真相にたどり着けるのでしょうか?

辿りついた真相

圭は20年前の真相にたどり着くことが出来ました。

最後まで怪しげに見えていた警視総監の吉倉は実は父の事件を解決してあげられなかったことに強い自責の念を抱えており、忘れることがないよう圭家族の写真を持ち歩いていました。

一方犯人だった古仙は圭に常に協力的だったのでショックではありましたが、豹変し真相を語る姿は本物の殺人鬼にしか見えず苛立ちを覚えたくらいです。

そんな古仙の言葉ではありますが、圭はお父さん似なんですね。大きく育った息子の姿をみせてくれました。

圭を信じ味方をした仲間愛

圭が手配されているとき、斎とシモンはモデル事務所まで圭を連れてきて匿おうとしました。

すぐに警察が訪れ圭はこれ以上迷惑をかけられないと鍵を斎に預け出ていこうとするのですが、そこで圭を止め3人を隠したのは社長とマネージャーでした。

シモンと斎は圭の潔白を晴らすためいつになく張り切って捜査へ向かうなど圭がどれだけ愛されているのかが良く映し出されていました。最高の仲間愛ですね。

圭は死体の第1発見者を卒業できたのか

圭が死体の第1発見者となってしまう体質は、もしかすると父が20年前の事件の真相に圭を誘おうとしていたからではないかと斎は言っていましたが、圭が死体を見なくなり穏やかな生活を送り始めたということに心なしか寂しさを感じてしまいました。

自分といると死体と遭遇してしまうからという理由で別れを選んだ果林との復縁も期待されましたが、最後の最後にやはり圭の前には死体が現れます。

こうでなくっちゃ!と思ってしまった自分が怖くもありますが、圭と果林にはこれからもいろんな意味で仲良くいてもらいたいものです。

これで重要参考人探偵は最終回を迎えたわけですが、またどこかで死体と遭遇してしまう圭の火事場の馬鹿推理を見られる日は来るのでしょうか?

そんな機会があったらまた圭たちを見守りたいですね!

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