2018年冬ドラマ 1月スタート 各テレビ局のドラマ傾向

感想

秋ドラマで好評を博したのは、1話完結で見やすい、爽快感がある、そして簡潔で見やすい、ドラマであったように思います。そしてテーマとしては、まず毒親ものを扱ったものが多数ありました。

「明日の約束」をはじめ、「先に生まれただけの僕」「さくらの親子丼」「麻理はぼくのなか」「セトウツミ」など。あとはマスコミの報道の在り方について問題提起した作品も、「ブラックリベンジ」「明日の約束」「民衆の敵」などちらほら…。

では冬ドラマはどのようなドラマがラインナップされているのでしょうか。各テレビ局別にみていきたいと思います。

タイムリープもので攻める日本テレビ

日本テレビ系ドラマは「トドメの接吻」と「リピート」がともに過去にタイムリープする上に死が絡む、という新感覚ミステリーのストーリーを2番組揃え、まさにタイムリープもので攻めている印象を受けます。

そこへ広瀬すずさん主演の本格的な見ごたえのあるドラマ「anone」も加え、話題性では「トドメの接吻」、満足度では「anone」の2本が大本命といったところでしょうか。

そこへコメディタッチの「もみ消して冬」がどこまで健闘できるのか。ややリスクが高めな布陣のように見受けられます。

堅実路線健在。人気シリーズものを置いて万全体制のテレビ朝日

一方テレビ朝日系ドラマは人気シリーズ「相棒」「科捜研の女」の2本を置き、去年に続き堅実路線をいく方針が伺えます。

そこへ木村拓哉さん主演の「BG」、そして深夜枠では「明日の君がもっと好き」とともにしっかりした脚本家を迎えたオリジナル作品で攻める、といったところでしょうか。

どう転んでもあまり“失敗しない”リスク最小限の布陣のように見えます。

“多様性”がキーポイントなフジテレビ

フジテレビ系ドラマは月9に「海月姫」、木10に「隣の家族は青く見える」、とともに共同住宅に住む様々な人々の人間模様を描く“多様性”をキーポイントにした作品を揃えてきたという印象を持ちました。

そこへカンテレ制作の「FINAL CUT」。「明日の約束」に続きマスコミの在り方を問う復讐劇、とやや系統の違う作品を投入し、どういったドラマが当たるのか、探っているような状況でしょうか。

バラエティに富むバランスの良いドラマを並べるTBS

そしてTBS系ドラマはまず人気シリーズ「99.9」を置き、そこへの野木亜紀子さん脚本の「アンナチュラル」、がっつり恋愛ものの「きみが心に棲みついた」そしてやや異色の漫画原作ドラマで浜辺美波さんを主演に抜擢した「賭けグルイ」、と内容的にかなりバラエティに富んだ、偏りのないドラマを組んでいるように思います。

お仕事もの、恋愛もの、ミステリー、学園もの、と各種取り揃えているところにドラマ制作者の手腕を感じます。

 

以上各テレビ局のドラマの傾向を探ってきましたが、いかがでしたでしょうか。

個人的にはとてもシンプルな、あまり奇をてらわない恋愛ものがみたいなあ、と思っているのですが、そういう企画は地味すぎて当たらないのでしょうか。

それはさておき、このなかで“当たる”ドラマはどのドラマになるのか、今から非常に楽しみですね。

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